第55章 二次試験会場までの道
二次試験会場までフレイザー兄妹は、辿り着けるだろうか?
中間地点に到着した受験者は、700人で、中間地点から二次試験会場までの道は、長く険しいものである。
(長距離走の長さ程あるのか。中間地点から次の試験会場までは、険しい)と、ケントは、次の試験会場までの道が危険であることを知る由もなかった。
「よし、それじゃ行くぞ」と、ランスロットは号令を出します。
「もう、行くのか?」と、受験者が言います。
「ぐずぐずしていると置いていく」と、ランスロットは言います。
ランスロットが、走り出すと、受験者は一斉に駆け足で、走ります。ダダダダダと、沢山の足音を立てながら。
ブライアン曰く「この試験は過酷で、乗り越えることができるのはそんなに多くない」と、フレイザー兄妹に聞かせます。ソフィアは、「そこまで知る必要ある?」と、言います。
ランスロットは、「気をつけるんだ。ここは罠が多く仕掛けてある」と、忠告します。
この先を進むには、判断力と時の運が試される。
聖騎士団が、仕掛けた罠はかなり攻略難易度が高い。
ランスロットは、罠を避けるように進み、「ここまで俺に付いてこれたことは、褒めてやろう。たが、罠を避けて通り抜けることが出来たら、二次試験会場まで安全に進める」と、受験者に向って言いました。ハロルドが、「この罠を避けて通り抜けることだな。よっしゃ、行くぜ」と、自信をもって言います。
ランスロットは言います。「いつでも、俺はこの場で待ってる。そんなに急ぐ必要はない。時間は山ほどある」
受験者達は、聖騎士団が仕掛けた罠を避け、試験官のランスロットが待っている所まで進みます。
途中で、攻略できずに、罠にかかった受験者もいます。
「どこに罠が仕掛けてあるのかわからない」と、戸惑う一面が受験者達の油断を招く恐れがある。
ランスロットの所まで辿り着くことが出来た受験者は693人だった。
ソフィアは、「お兄ちゃん。大変だったね。結構難しそうだったけど」と言うと、ケントは、「何大したことない。この試験で落ちるのは、毎年よくあることだ。ここまで来れば、後は安全だ」と言います。
ランスロットは言います。「それじゃ皆の者、俺についてこい。一次試験最後の道は安全だ」
ランスロットの後を追う受験者達は、二次試験会場まで辿り着きました。
ランスロットは言います。「一次試験終了。ここにいる693人の合格を認めます。次は二次試験だ。気を抜かないように」と、一次試験を合格した693人に忠告をしました。
ケントは、「二次試験か。気になるな」と、言います。
一次試験を通過した受験者達は、二次試験に挑む。




