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第48章 攻防戦

 士官養成学校の攻防戦が始まった。

 フレイザー兄妹は、「塔」の魔王バベルの襲撃を受け、攻防戦が激化する。

「何故魔王がこの場所を探し当てた?」「それよりも、魔物を撃退するのが先決よ」と、無数の魔物相手に戦っているフレイザー兄妹であった。

リドリー、サイラス、スチュアート、ギネヴィア、マーサも、聖騎士団が来るまで、応戦していた。

バベルは、「フン、我の軍勢のの前で散り果てるがいい。愚かな人間共。さぁ我の手下共よ、反撃の機会を与えるな」と、手下の魔物に言います。

(まずい、このまま体力を消耗したら、全滅だ)と、フレイザー兄妹は覚悟を決めていた。

 「皆の者、急げ! 急ぐのだ」と、聖騎士団が駆け足で、士官養成学校へ向かいます。

「また、魔王が現れたのか」「姉さん大丈夫よ」「士官養成学校襲撃か」と、聖騎士団は、話します。

「まだ間に合う」と、パーシヴァルは、言います。

「守るべきもののために」と、ランスロットは、言います。

 士官養成学校の教室では、「皆さん、安全が確認されるまで、教室で待機してください」と、先生が、言いました。

職員室では、「先程、4人の生徒が教室を飛び出して、フレイザー兄妹の所へむかう様子をこの目で見ました」「フレイザー兄妹は、大丈夫でしょうか?」「どうなるんだろう? こんなことになるなんて」と、話し合っていました。

校長が、「こうなったら、我々教師がこの学校を何としても、守らねば」と、言いました。

 「こんなにたくさん現れるなんて、体力がなくなっちまう」「なんとしても、持ちこたえなければ」と、雑魚魔物が多く現れ、苦戦するマーサ達5人であった。

バベルは、「残念だったな。我を倒さない限り、手下共は無限に現れるのだ」と、豪語します。

その時、「我等聖騎士団、ここに見参」と、聖騎士団が来ました。

マーサは、「助かる」と、言います。

コナーズ団長が、「助けに来た」と、言い、リドリーが、「ありがとう。よし、学校を守れ」と言います。

バベルは「聖騎士団が来あがった。形勢逆転を許しちまうとは」と、言いました。

「行くぞ皆の者、かかれ!」と、コナーズ団長が、命じます。「おおー」と、聖騎士団が一斉に、魔物に猛攻を仕掛けます。

次から次へと魔物は聖騎士団の前で倒れて行きます。

バベルは、「なんてことだ、おのれ人間共、調子に乗りおって」と、憤りをあらわにします。

聖騎士団が、「行け、フレイザー。『塔』の魔王を倒せ」と、言いました。

フレイザー兄妹は、バベルを相手にします。

(ここまでよく頑張った! だから、俺はやるときはやらなければならない)と、一心で、「バベル。覚悟しろ! お前の相手は俺達フレイザー兄妹だ。お前を倒す」と、ケントが言います。

 次回、フレイザー兄妹は、はたして「塔」の魔王を倒すことができるのか?

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