神竜戦争 儚き愛の狭間に… 後書き
2023年4月上旬より連載を開始した当作品。およそ半年間の期間を経てようやく最終話を迎えました。いや、思ったより長かったです(汗)
特に"最終決戦"と銘打ってから引っ張り過ぎました(滝汗)特にアギドの辺りが無駄が多かったんじゃないかなあと思う反面、エディウス陣営に賢士・修道騎士・司祭とぞろぞろネイムドキャラがいる以上、活躍の場を設けるしかないでしょ?
結果こんなになった次第です。寧ろ最後の方は、割とアッサリ目に〆た感もございます。
2022年の1月から約1年の連載にて一応完結したローダ。その後、第30回電撃小説大賞に出来るだけ数を応募したく、短編ものの条件4万字以内というのをクリアすべく、3本の作品を揃えてからの今作。
正直言って「次、何書こうか……」だったのです。そこで取り合えず完結こそしたものの、今読み直すと余りに幼稚な内容のローダを「改変したいッ!」と思い、手を付け始めた所……。
「おぃ……この神竜戦争とやら、これってローダより前の物語だよな? これ書かないで一体何を書くのよ? 続きより前を書きなさいよ馬鹿ッ!」
……となった次第でございます。
今回自分が描けていない要素を存分に盛り込みました。
1.主人公すら死ぬバッドエンディングであること。
2.多対多、それも数人同士ではなく、戦争と銘打ったからには戦記を前面に押し出すこと。
3.既にエンディングが決まっている状況で、如何にしてそこへ無理なく辿り着かせるか。
1はもう何しろ散々言ってますが、基本ハッピーエンドが好きな自分です。故にせめて無駄な死に様は絶対に描きたくないという一心でした。
まあ何とか達成出来たのではないかと思います。
2ですが、本当に苦手意識在りです。戦の作品を読んでいない訳ではありません。ただ自分、900人位の残存兵で10万の敵陣を中央突破したあのなんちゃらの退き口みたいな少数>大軍勢みたいなお話が、大好物なんですよッ!
(この話を自分の慕う方にした所「お前さてはキ〇×ダムみたいなのダメだな?」と言われぐうの音も出ませんでした……何で7〇歳の人がキ〇×ダム知ってんだよ)
これは正直課題が残ったなあという気分です。400m級の高台に兵を置いておきながらいきなりドカーンッ!! 敵も味方もネイムドが一騎当千の戦い方すりゃあどうにもならんです……。
3については……。か・な・り・きつかったですッ!
「え、こんな格好良く成長したミリアをモズの早贄にすんのヤダッ!」
「リンネはヴァイロを庇って消え失せる……。終わりなき旅路は、エターナが封じたから使えない。え、じゃあ絶望之淵?? 死んだってことすら歴史から消えるのよっ!?」
本気で散々読み直して(小生自分が書いたものを忘れます……)自分で作った部品を拾い集めて再構成出来まいか試行錯誤を繰り返し、ようやく辿り着きました。
結果、自分を成長させてくれたいい作品になったという自負がございます。
最後に個人的な御礼を三つ程言わせてください。
Rinne様
後出しで「リンネって娘を出してます。能力でASMRしちゃう……。いやそれは良いんだけど、ちょっとアレがアレしちゃって……(何言ってんだ)」っていう内容に快く応じて下さり大変感謝です。
↓Rinne様のSPOONプロフィール
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のゐ様
御本人が色んな声が演じ分け(全て名前が付いている)出来る方なので「取り合えず『シアン』『レイチ』『ニイナ』を出してみたいっ! 絶対格好いいからっ!」とお願いし、調子に乗ってちょい役で『エトラ』と『ライラ』も登場させて頂きました(103話と最終話のエトラは我ながらエモいと勝手に思ってます)
本当に御本人が演じているのを勝手に妄想しながら書くのが、楽しくて仕方がなかったです。これからも多分どっかで出てきます(え)
↓のゐ様のSPOONプロフィール
https://www.spooncast.net/jp/profile/311170377/board/dj?t=all
@-yoshimura-様
当作品、我ながら結構イケてるって自信がありつつも、レビューコメントを全く頂けずに正直心折れそうでした……。
"どの陣営にも感情移入が出来るダークファンタジー"というレビューコメントを頂いた時には、もう本気で救われた気分でした。
以下とても面白いので是非皆さま読んでみてください。
『結婚相手のモブ男が億超えをするらしい』
https://kakuyomu.jp/works/16817330660121608174
では皆様、最後まで読んで下さいまして誠にありがとうございましたっ!
も、もし良かったら★とかコメントと頂けたら最高に「ヒャッハーッ!」ですッ!
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