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12/28  作者: W
9/13

4/7 えっ…?翌日ですよ…?

はい。翌日です。


夜桜飲みの最中。こんな会話がありました。


「夜桜、彦根城でもライトアップしてるみたいですよ。」

「ええそうなんだ!いいな綺麗だろうな~」

「あそこ今桜祭りやってるし、めっちゃきれいみたいですよ。彦根城の方も見に行ってみます?」

「明日起きれたら行こう~!」


無事、起床。

せこせこと準備を進め、15時に彦根城へ。

何気に彦根城まで距離があるな~と思っていたので、自転車で20分程度で行けることを知って驚き。

気温22度の中、上着を着てきたことに後悔をしつつ春の風を全身でぶち浴びま食っていると、彦根城に到着。

自転車置き場ですでにニキが待っていたので、二人で桜の木の下を歩きながら、いざ彦根城へ!!


地理やお城、その土地の名産などに詳しいニキがいろんなことを説明してくれながら、散策する彦根城

がめ~っちゃ楽しくて。

階段がすごく急だったんだけど、すぐに手を貸してくれたり危ないところは支えてくれたり。

大学で学ぶんですよ~、なんて言いながら楽しそうにいろんなお話を教えてくれて、今まで大学生活なんて全く憧れなかったけど、「背景とか土地のことを知ったうえで見ると全然違うんだな」と思ってちょっとうらやましくなった。

時々腰を抱いてきたり、楽しそうに笑いながらはしゃいでる姿があんまりにも良くてね~。

彦根城だけじゃなくて、その周りの城下町とか行きつけのカフェにも行ってきました。

話すことが尽きなくてずっと笑いながら歩くのがめちゃ楽しかった~。


恋愛観の話とかしつつ、桜を見て少しナイーブになってしまって暗い話とかもしちゃったんだけど、全部受け止めて肯定してくれるのもありがたかったな。


そのあとは長い帰り道を自転車を押して帰りながら、コメダ珈琲でお茶して。

就活の話とか、将来の話とかをきかせてもらったんだけど、思わず感心してしまうほどに未来設計をちゃんと考えていてすごかった~。

それと同時に、「私はずっとその場しのぎで生きてきたな」と実感しました。

働きたくないですよ~なんて言ってはいたけど、自分がこれから進む未来を想像してとっても楽しそうにしていましたよ、あなた。

すごくすごく羨ましかったし、まぶしくてたまらなかったですよ。


分かれ道でほっぺをむにゅっとされて、また明後日ね~と解散。

15時から集合して、22時近くまで付き合ってくれたニキに感謝ですね。

ずっと楽しそうにしてくれたし、帰りたくなさそうにしてくれていてすごーく満たされました!


今回は前日の夜桜、昼間の桜と結構心に来るなあと思いながら歩いていたから、ちょっとだけ弱音を吐いてしまったなと後悔をしつつ、改めて人と見る満開の桜の綺麗さに圧倒されました。

あとはやっぱり、未来に希望を抱いている人の目は本当に輝いている。

これ以上傷つかないようにとのらりくらり暮らしてきた私にはあまりにも眩しすぎたし、少し悔しくもなった。

この子はこんなにもこの世界が明るく見えているんだな。私は少し、世界にケチをつけすぎているのかもしてない。なんて。


現に偽りだらけの恋愛をしているわけで。

どんなに自分の置かれている立場や思いがあっても、世間はそれを「良し」とはしないことをしているのはわかり切っている。そしてこれを心地よいとしてしまっている私も、それを許容している私も、甘んじて受け入れ、楽しんでいる私も、これを文字にして書き起こすなんて愚挙も。全部全部偽物としておかないと。

心がどうでも、私自身がこれを「恋」と認識してはいけない。それが私の中での最終ライン。

この桜が散って、また咲く頃には全部終わり。全部「思い出」として心にしまっておくことがもう決まっている。

私はできた人間ではないから、こんな欲に塗れた生活をを送っているけど、もう少しだけこのあまくてあたたかい場所にいさせてほしいですね。

この先の道が行き止まりなのもわかってる。そこにたどり着いたら、少しだけでいいので立ち止まって歩いた道を振り返って。

そこに着いてしまうまでは、この愛おしい一回限りの春夏秋冬を眺めながらゆっくり歩いていこうと思います。


自分が哀れなのも、ばかげているのも、全部わかっている。

分かっているうえで、そうやって生きていくしかないんです。今は。

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