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♥ 目覚めたら人獣族に介抱されていた件。 ~ 魔王領国へ移住して、人類の敵になってみた ~  作者: 雪*苺
ファブレッタ大陸【 十日後 / 七八日目 】 ルーガンド王国 フィールド ─→ ユンドの街
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♥ 初めての街 8 / 宿屋・パンダダ亭 1


セロロ

「 食堂があったね。

  先に温かいスープでも飲もうか 」


茜梶 惠

「 う、うん…。

  夕飯がだだもんね 」


ハクト

あるじ殿どの、宿泊室の鍵ですよ。

  オレ達は宿屋の周辺を見張ってますから、メグムの事は頼みますよ 」


茜梶 惠

「 ハクトさん達は宿泊室に泊まらないの? 」


ハクト

「 オレ達がめしう必要も寝る必要もないのを忘れたか?

  あるじ殿どのはオレ達より強いから、オレ達の見張りなんて必要ないわけだが──、あるじ殿どのにはメグムとしてほしいからな 」


茜梶 惠

「 しっぽり??

  しっぽり…ってなに? 」


ハクト

「 そりゃあ──、ゆっくりくつろいでする事だ。

  しょっぱなから色んな所を回って歩き回ったんだろ?

  風呂には入れないけど、あるじ殿どのに全身マッサージでもしてもらえよ 」


茜梶 惠

「 むぅ……全身マッサージしてもらわないといけないほどだ年寄りじゃないよ! 」


ハクト

「 ハハハハハッ!!

  確かにな!

  あるじ殿どの──、オレも持ち場へ戻りますよ 」


セロロ

「 周辺の警備,警護は任せるよ 」


 宿屋パンダダから離れて行くハクトさんを見送ったは、セロロに促されて宿屋パンダダの中へ入った。


──*──*──*── 食堂


 食堂へ向かうとだ人がて、お酒を飲みながら料理を食べている。


 宿屋パンダダの食堂って、宿泊客で賑わっているんだね。


セロロ

「 メグム、いてる席に座ろうか 」


茜梶 惠

「 うん 」


 セロロが見付けてくれたいてる客席は壁側にあった。


 客席に座ると、食堂を切り盛りしている女の人がてくれた。


女将

「 いらっしゃい。

  夜のメニューは、これだよ 」


茜梶 惠

がとう御座います 」


女将

「 おやまぁ?

  礼儀正しい坊っちゃんだねぇ。

  小さいのに偉いねぇ 」


茜梶 惠

「 あはは……がとう御座いますぅ… 」


セロロ

「 出来た子でね、自慢の弟だよ 」


女将

「 兄弟なのかい?

  あたしゃ、親子かと思ったよ。

  異種族の兄弟なんて珍しいねぇ 」


セロロ

「 異母兄弟でね。

  歳が離れているから余計に可愛いよ 」


女将

「 へぇ、どおりで似てないわけだ。

  注文したい時は呼んでくれよ 」


 女の人は客席テーブルの上に水の入ったコップを置くと、ほかのお客さんの所へ行ってしまった。


セロロ

「 メグム、気になる料理はあるかな? 」


茜梶 惠

「 うーんと……文字しか書かれてないから、どんな料理なのか想像も付かないよ… 」


セロロ

「 そうだったね。

  一先ずユムネネのスープとゼブヤロップの香草串焼きを頼もうか 」


茜梶 惠

「 うん!

  ゼブヤロップは分からないけど串焼きなら想像も付くよ 」


 注文する料理をセロロが決めてくれる。


 さっきの女の人にセロロが料理を注文してくれた。


 ユムネネのスープとゼブヤロップの香草串焼きは相性がいみたいで、串から抜いたゼブヤロップの肉をユムネネのスープへ入れて食べてもしいみたい。


 お薦めの食べ方だって教えてもらえた。











茜梶 惠

「 ふぅ〜〜〜。

  しかった♥

  スープのお蔭で身体からだもポカポカしてるよ 」


セロロ

「 それはかった。

  そろそろ宿泊室へ行こうか 」


茜梶 惠

「 うん 」


 温かくてしい料理を食べ終わって、お腹一杯になったは、セロロと一緒に食堂を出ると、階段を上がって宿泊室のある2階へ移動した。


──*──*──*── 2階


──*──*──*── 宿泊室


 ハクトさんから手渡された宿泊室の鍵を使って、セロロがドアの鍵を開けてくれる。


 宿泊室へ入ると、セロロがすみ(ずみ)まで浄化魔法を掛けてくれた。


茜梶 惠

がとう、セロロ 」


セロロ

「 一応ね。

  メグムも浄化するからね 」


茜梶 惠

「 うん 」


 宿泊室のドアを閉めて、忘れずに鍵を掛ける。


 セロロが浄化魔法を掛けてくれたら、寝間着に着替える事にした。


 宿泊に必要な荷物は既に運び込まれている。


 荷物をいて寝間着を出したら、手早く着替えた。


 室内はシンプルでとしていて飾り気の全くない質素な部屋だ。


 日本の旅館やホテルの至れり尽くせりな部屋とは全然違う。


 あるのはテーブルと椅子とクローゼットとベッドの4点セットだ。


 荷物はクローゼットの中に入れる事にした。


 クローゼットには鍵が付いているから防犯対策かな?


セロロ

「 メグム、も歩くから足だけでもマッサージしようね 」


茜梶 惠

がとう、セロロ 」


 ベッドの上に上がったが両足を伸ばすと、セロロがマッサージを始めてくれた。


 プロのマッサージ師みたいにセロロのマッサージはじょうだから、あまりの気持ちさにはマッサージ中に眠気に襲われて寝落ちしてしまったんだ……。

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