表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
♥ 目覚めたら人獣族に介抱されていた件。 ~ 魔王領国へ移住して、人類の敵になってみた ~  作者: 雪*苺
ファブレッタ大陸【 十日後 / 七八日目 】 ルーガンド王国 フィールド ─→ ユンドの街
30/41

♥ 初めての街 7 / 楽しいデートだった筈なのに…


 《 飲食街 》を出てからはセロロと一緒に《 ギルド街 》へ向かって、立ち寄った冒険者ギルドの中を見学した。


 冒険者ギルドを出たら、ほかのギルドにも足を運んで中を見学させてもらった。


 《 商店街 》を見て回ったり、《 医療街 》を見て回ったり、《 屋台街 》や《 的屋街 》へも足を運んで見て回った。


 《 芸術街 》なんて所もあって、色んな芸術品も見て回ったし、美術館,博物館,図書館にも行った。


 日が暮れる迄はセロロと一緒に≪ ユンド() ≫を沢山歩いたんだ!


 今は野外音楽堂へていて、野外劇を鑑賞中。


 野外劇が終わったら《 宿屋街 》へ向かって、オシュトさんがチェックインしてくれた宿屋に宿泊する予定なんだ。






茜梶 惠

「 ──はぁ……。

  セロロ、野外劇、面白かったね!

  また見たいなぁ… 」


セロロ

は違う劇を見られるみたいだよ。

  も見にる? 」


茜梶 惠

「 うん!

  たい! 」


セロロ

も楽しみだね 」


茜梶 惠

「 うん(////) 」


 セロロがの手を握ってくれるから、もセロロの手を握り返す。


 なんか…付き合い立てのホヤホヤな恋人みたいだなぁ…。


 たはは〜〜(////)


セロロ

「 《 宿屋街 》へ行こうか 」


 セロロと一緒に野外音楽堂を離れて《 宿屋街 》を目指して歩く。


 辺りは暗くなってしまったけれど、≪ ユンド() ≫は夜間になっても賑やかなままで、人の往来も多かった。


 仕事帰りの人達が楽しむ時間帯みたい。


 人混みが凄くて歩くのが大変だから、少し遠回りになるけれど《 森林公園 》をとおって《 宿屋街 》を目指す事になった。






──*──*──*── 森林公園


 《 森林公園 》にも人はて、恋人達が多いみたい。


 なんか…とおるだけなのに恥ずかしいよぉ(////)


 夜って事もあって、開放的になっちゃうのかなぁ……。


 あちこちの茂みからガサガサ…とか、男性の荒い息とか、女性の喘ぎ声とかが遠慮なく耳に入ってる。


 ………………夜の公園に近付いたら駄目だね。


 チラッとセロロの方を見上げて見るけど、セロロは全く気にならないのかなんて事ない顔をして歩いている。


 夜な夜な男女の●●●●(自主規制)中の声が聞こえてても恥ずかしくない……のかな??


 セロロは7万年も生きてる魔族だもんね?


 人間の●●●(自主規制)なんて、興味無いのかも??


 …………セロロは経験あるのかぁ…。


 ……誰かとした事…あるのかぁ……。


 なんか……モヤモヤする…。


 は無意識にセロロの手をギュッと強く握ったみたいで、セロロから「 どうしたの? 」って聞かれたんだ。


 月の光が当たってセロロが輝いて見える。


 綺麗だ…(////)


 きっとセロロは、あらゆる人種をとりこにしてしまうんだろうな。


 みんな…セロロを欲しくなるんだ…。


 顔が熱いや…(////)


 見えない耳まで真っ赤に染まってる気がする。


セロロ

「 耳障り…だよね。

  気付けなくて御免ね、メグム… 」


茜梶 惠

「 え? 」


 セロロがに見せた悲しげな表情が綺麗過ぎて、見惚れているあいだに雑音がパタリ──と消えた。


茜梶 惠

「 静かになった? 」


セロロ

「 メグム、行こう 」


茜梶 惠

「 うん…… 」


 どうして急に静かになったんだろう??


 あんなに男女の卑猥な声で煩かったのに…。


茜梶 惠

「 …………セロロ、なにかした? 」


セロロ

「 ワタシはメグムの隣にるよ 」


茜梶 惠

「 だよね… 」


 お開きにして帰ったのかな?


 仮に帰ったとしても、一斉に帰ったりするのかな??


 疑問に思いながらもはセロロと一緒に《 森林公園 》を出た。


 《 森林公園 》を出た先には、案内板が立てられていて《 おおどおり:コム 》って書かれている。


セロロ

「 《 宿屋街 》は右だね。

  行こう、メグム 」


茜梶 惠

「 うん 」


 《 おおどおり:コム 》を右に曲がって《 宿屋街 》を目指して歩いた。






──*──*──*── 宿屋街


 漸く《 宿屋街 》へ入ると、オシュトさんがチェックインしてくれた宿屋を探して歩く。


茜梶 惠

「 セロロ、オシュトさんがチェックインしてくれた宿屋ってにあるのかな? 」


セロロ

「 もう少し先かな 」


茜梶 惠

「 セロロは分かるの? 」


セロロ

「 ワタシの使い魔だからね。

  るのか探さなくても分かるよ 」


茜梶 惠

「 そうなんだね 」


 セロロと歩いていたら宿屋の前に見覚えのある姿を見付けた。


茜梶 惠

「 ハクトさんだ! 」


 いている手をハクトさんへ振って名前を呼んだ。


 の声に気付いてくれたハクトさんが、手を振り返してくれる。


──*──*──*── 宿屋・パンダダ


ハクト

あるじ殿どの、《 森林公園 》から血の臭いがするんですがね……。

 { なんかしました? }」


セロロ

「 メグムにも聞かれたね。

  { 耳障りな雑音を消しただけだよ }」


ハクト

なんわざ(わざ)《 森林公園 》なんかへ行ったんですか?

  遠回りになるの知ってるじゃないですか 」


茜梶 惠

「 あ、あのね……人混みが凄かったからいてる《 森林公園 》をとおる事にしたんだよ!

  セロロといやだったし… 」


ハクト

なにはともあれ、あんまり騒ぎを起こさんでくださいよ… 」


茜梶 惠

「 ハクトさん…、《 森林公園 》でなにかあったの? 」


セロロ

「 メグムは知らなくていい事だよ 」


茜梶 惠

「 どうして? 」


ハクト

「 そんなの決まってるだろ。

  メグムがだ “ 坊や ” だからだぞ 」


茜梶 惠

「 むぅ〜〜〜。

  なにそれぇ… 」


セロロ

「 メグム、冷えてたから中へ入ろう。

  今夜はワタシと寝ようね 」


茜梶 惠

「 えっ…(////)

  う…うん…(////)

  布団で寝るの久し振りだもんね…(////) 」


 “ 一緒に寝る ” とは言っても別になにか特別な事をするわけじゃなくて……。


 ただ同じ布団の中に入って添い寝するぐらいで……。


 だけど……《 森林公園 》をとおった時に聞こえた卑猥な声が耳から離れない…(////)


 なにもしないのに妙にドキドキしちゃうよぉ…(////)


セロロ

「 顔が赤いね、メグム。

  さっきも顔が赤かったし、冷え過ぎたのかな? 」

◎ 訂正しました。

  8万年 ─→ 7万年

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ