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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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52話 闇夜の殲滅戦

「え? 囲まれる?」



私は、もう一度危険感知スキルの地図をよく見てみた。



「いや、違うね。これは……」



結界のおかげで、私の馬車には気づかずに、私の馬車を避ける様に全員が南へ移動していく。

確かあっちには小さい馬車の休憩所があったはず。

って事はこいつらは……。


私は窓から外を確認した。 やっぱり盗賊か。


何人かは馬車の休憩所近くまで移動しているけど、まだほとんどが私の馬車を中心とした近くを移動中だ。

これから何が起きるかなんて、誰でもわかる事だね。

でも、私の目の前で、そんな事は絶対にさせない。


私は馬車の外へ出た。



「やっぱり誰も私に気づいていないね」



私を見ずに通り過ぎていくバカ共。


私は闇魔法を練り上げていく。

これは以前、ゴブリン殲滅に使った≪聖なる光≫と対を成す魔法。

この魔法は聖なる光と同じく、何故かMP軽減の対象外になっている魔法。

この魔法は**【魔】に属する者以外の生存を許さない魔法**。


数名が、魔法の範囲外に出てしまっているけど仕方ない。

私は練り上げた魔法を解放した。



「光を奪え! ≪絶望のディスペア・ダーク≫!!」



私を中心に半径50mの闇の球体が生まれて、その中にいる「魔の存在」以外に強力な死の魔法がかかった。

この闇を浴びた物は視力、聴力、嗅覚を奪われ、体は麻痺で動けず、猛毒により体力は減少していく。 約10秒以内に対処をしないと待っているのは確実な死。


静かだった森に響く慟哭、阿鼻叫喚。

でも、闇の中で声も届かない。


後続が絶たれているにも関わらず、先頭だったやつらは何も気づかず休憩所で夜襲をかけている様子だった。

私は残りの盗賊を殲滅するべく、休憩所まで急いで走っていった。


休憩所にいた馬車には護衛がいなかったのか、ほぼ全員が一か所に集められていた。

その周辺に10名の盗賊を確認した。


私は走りながら盗賊に向けて数十発のダークアローを放った。

一番最初に気づいた大盾を持った盗賊が、前面に出てきてほとんどの魔法を防いだ。



「うそ、何あいつ?」



今ので殲滅するつもりだったけど、倒れたのは3名だけだった。



「魔法使いがいるぞ!」


「連携して仕留めろ!」



時間差で連携をして私に攻撃を仕掛けて来る。

私は、防御壁を展開して一度後ろに下がった。

大盾を持っている奴がリーダーっぽいけど、なんで盗賊風情がこんなに連携した攻撃ができるの?



「距離をあけるな! 連携して詰めろ!」



私は先頭の男に向かってエアカッターを放った。

男は剣で防ぎながら左へ避け、時間差で2名の男達が私に接近してきた。



「アースランス!」



私のカウンターが決まって2名を倒したけど、後ろからも3名が迫って来ている。

そして再び、振り返る事無く、私の真後ろに魔法を発動する。



「アースランス!」



これで残り2人! 大盾は正面、あと1人はどこいった?


そう思った瞬間、ゾクっとした。

危険感知では私と誰かが重なっている感じがした。


ヤバイ! 間に合うか?


私は顔や体は動かさずに、真上に向けてエアカッターを放った。

切り裂く音と悲鳴が上がった後、真上から攻撃をしかけてきた男は地面に倒れ伏した。

今のはギリギリだった。


「ふう、後はあの大盾使いだけだね」


私は油断せずに警戒しながらその男を見据えた。

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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