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女王になったら会いに来い そう言った皇帝は私を忘れた  作者: ねここ


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41/105

皇帝やめます

 さあ、これからどこに行こうか!


 クロエはただのクロエに戻ることにした。国はもう大丈夫。そのために国民を自立させた。


 女王は今日でやめた。


 クロエはその辺にいる使用人にドレスとその服を交換してと、無理やり服をぬがせ使用人の服を着て城を出ていった。


 

 城内が騒がしい、何かあったのかとセリーヌは思った。


 交流のある貴族との会話をやめてすぐに騒ぎがあった方に移動した。


 クロエがいた。

 

三人の女の前に立ち、手に握っていた金色の髪が舞いながら落ちていくシーンだった。


 

 何事?と思った瞬間クロエは身を翻し城から出て行ってしまった。


 その場にいた貴族に話しを聞いたが興奮して支離滅裂だ。

 

 すぐにその女の所に行き話しを聞こうとしたが泣きじゃくって話にならない。


 すぐにクロエを追いかけるように部下に伝えてた。


 その騒ぎを聞いてジュリア、カイル,エメも来た。何があった?と聞くが、すごいものを見た!と誰もが興奮して話にならない。


 クロエが何かをしたことはわかる。


「何があった?」ジュネが登場した。


 ジュリアは「わからない、けどクロエが関わっている事は確実ね」と言った。


「正確にはクロエが巻き込まれたのだろう」カイルがクロエを庇った。

 

 皆頷いている。


「クロエは?」ジュネは聞いた。

 

 「今探してもらっているけど、見当たらないみたい」セリーヌが言った。


 ジュネは「わかった」そう言って会場を出ていった。


 四人はジュネが何を考えているのかわからなかったが、クロエを責めるつもりがないことだけはわかったので安心した。


 それよりも、騒ぎの原因を聞かねばと四人は現場にいた貴族を集め話を聞いた。

 

「女王らしいな」話を聞いたカイルは言った。


 「うん、らしい」ジュリアとセリーヌも頷いている。


「だけど女王何処に?」

 

 「どうして使用人にドレスを渡してその服を着て出ていったのだろう?」


 

「クロエは女王をやめたんだ」ジュネが突然現れてそう言った。

 

「え?やめた?どうしてやめるんだ?止める必要ないだろ?」エメは言った。


 

 「クロエは最初からそう考えていた。俺にはわかる。その時がきただけだ。」ジュネは言った。


 

「ジュネ?、もしかして思い出したの?」ジュリアが言った。


「ジュネ?!」みんながジュネに聞く。

 

 「ああ、思い出した。出会った時からの事全て」

 

 「いつ?いつ思い出したんだ!?」

 

「宴の前日、クロエに会った。クロエが噴水の池に落ちていて助けようとしたら落とされてな、その時にクロエにキスされたんだ。私を忘れた罰 と言われて。」

 

 「え?!!!!」一同が驚いた。

 

「そのあと沢山の事を思い出した。俺はクロエに女王になれと言いながら自分がした約束を守れなかった。」


「クロエは約束を守ってくれたのに」

 

 「で、俺今からクロエの所行くから、あとは宜しく。ちゃんとわかるようにしておいたから」

 

 ……「は?」一同意味がわからなかった。


「ジュネどう言う事?」

 

「俺、皇帝やめるから、じゃあ」



 唖然とする四人を残しジュネはクロエを追いかけて城を出ていった。


 

 ジュネはクロエが何処にいるかわかっているかのように。。

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