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女王になったら会いに来い そう言った皇帝は私を忘れた  作者: ねここ


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戦い

 ジュネは北に向かう準備をするよう命令をした。


 冬が来る前に四つの国を攻め落とす。


 ジュネは騎士団長の頃からさまざまな角度から国の財政を計っていた。


 この国はこう攻めればいいと頭の中で瞬時に判断できる。


 ジェルベージュが破竹の勢いで侵攻できるのもこの判断による。


 ジュネの決断力と統率力は誰も真似ができない。


 その上先の先を読む頭脳、カリスマ性、剣の腕、美貌、その上女たらしなところまで愛される類稀な王だ。


 ジュネは殆ど交渉はしない。


 交渉する時は考えがある時だけでその他はやるかやられるかだけだ。


 今回向かう北の国はメゼラン王国、ミュート王国、サガン王国、チェルシー王国の四つだ。


 ジュネは事前に攻める事を予告した。



 突然戦争が始まる事でクロエを驚かせたくなかったのと、ジュネが来ると知らせるには良い方法だ。


 開戦時期は四カ国一緒にした。


 そうする事で大群を率いて向かうと予想されるであろうが、数十人で十分だ。


 緊張感が限界に達した時に何も起きないと人は緩む。


 その時にやればいい。被害も少ない。


 その前に、上手く行けば戦争を起こす前に決着する可能性も大いにある。人口流失だ。


 国民が戦争を避けるためにジェノヴァに逃げてくる可能性もある。


 その為国境付近に巨大な避難所を作らせてジェノヴァは国境を超えて避難してき人々を受け入れる準備があることを付け加えてアピールすることにし、早速対象四カ国に侵略する宣言をした。


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