第1話(プロローグ)
夏のホラー2016向けに、ちょっと挑戦してみようかと。ん~、怖い話になるかしら・・・・・・いや、それ以前に書ききれるのか??ですねw
頑張ってみます。。。
追記:夏ホラおわた~orz間に合わず~(苦)
ただまあ、小説自体は完成させたいと思いますので、、、
何でこうなったかは後ほど後書きにて。
(結末は決まってるのに起承転結の流れでつまづく、とか夏休みが思いの外アレだった、とかも後書きにて。いやはや、もし万が一読んでくれてる方いましたら本当にm(_ _)mです~orz)
12月7日、ついに完成しましたぁ~ワーイ♪(我ながら・・・・・・もう冬やんwとツッコむ間延びっぷりww)
小説家になろう執筆3作目で、ようやく一通りって感じに。。。
読んで下さった方々、本当にありがとうございます!!!(あ、評価ptに、ブックマークしてくれた方まで・・・・・・!!ヤバい、次も頑張ろ。パワプロしてる場合じゃねーわww)
少しでも、皆さんの読書時間の足しになれば幸いですm(_ _)m
じゅくじゅくじゅくじゅくじゅく。
ふと、目を覚ます。夜半のこと。茹だるような暑さに堪えかねて、暗い部屋でゆっくりと身を起こした。
じゅくじゅくじゅくじゅくじゅく。
七月の終わり。部屋の閉めきった窓越しにも聞こえてくる、セミの鳴き声。まだまだ暑い夜が続きそうだなと、そう思いつつ布団を抜け出し、洗面所まで向かった。
ぱちり。
洗面所の電気を点けて、ばしゃばしゃ顔を洗う。古いハイツなので、夏場の水道水の温いこと温いこと。冬には逆に、キンキンに冷えた水が出るに違いない。
ひとしきりその温い水を浴びて顔を上げると、目の前の洗面台の姿見に映るは二十代中頃の仏頂面な男性。もう飽きるほど見慣れた顔だが、我ながら相変わらず目付きが悪い。
「暑っつ・・・・・・」
今夏何回目になるかも分からないセリフを呟き、その辺に放られたタオルで顔を拭く。部屋に戻って、キッチンの冷蔵庫から無糖の炭酸水を取り出した。
「んあ、くう~っ」
ペットボトルの半分ほどを飲み、ため息を漏らす。夏は炭酸、これがないと始まらない。まあ、欲を言えばビールだけを飲んで過ごしたいものだが。
明日も仕事だからなと、冷蔵庫奥の缶の山には我慢、我慢。
「ん~。クーラー・・・・・・」
冷蔵庫に炭酸水をしまって、居間の布団に座り込む。どうするか、朝までタイマーをかけて寝るか、しかし電気代もバカにはならないし・・・・・・。
「一時間だけ・・・・・・」
実際暑いからと、リモコンでクーラーを起動させる。ぴっ、という機械音と共に、間もなく室内に涼しい風が吹き始めた。
じゅくじゅくじゅくじゅくじゅく。
寝苦しい鳴き声はやがて、心地良い夏の風物詩に変わっていく。部屋が涼しくなる頃には、もう一寝入り出来た。




