表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
探求冒険家エクスコ!(仮)  作者: じゃむ(sadojam)
36/131

.36

えっちゃんは願ったが願いは叶わず。ケイナとリンは車の中に居た。

マーロンはケイナとリンを連れて来ていた。


[さて、これはどう言う事かしら]

女は言った。スーツ姿の男達が剣呑な空気を醸し出す。

えっちゃんはマーロンを見る。マーロンの目にはアザ。口に血。何回か殴られたのだろう。

えっちゃんは唇を噛む。予定変更する。

迷ってる暇はない。


[私の仲間なんです。心配してついて来たんです]

真剣な眼差しで女に訴える。女は思案してる。ケンに言う。

[本当に?嘘ついたらどうなるか分かるでしょ]

冷たい声だった。ケンに全てがかかってる。

[ケイナとリン…皆仲間だよ]

ケンは言った。女が口を開く前にリンがケンの名前を呼び、ケンがリン。と呼びあった。

その声は真実の声。あとは女の心に届くかどうか。女が口を開く。

[まぁいいわ。この事は何も無かった事。どこかで聞いたら]

女はそこで口を閉ざす。充分過ぎる程、効果的な言い方。その後は話さない方がいい。恐怖が勝手に想像を肥大させていく。

もし話したらどうなるのか。殺される想像は容易。そこから飛躍する。どう殺されるのか。拷問されながらなのか。畏怖の妄想は止まらない。熱湯をかけられるのか。皮膚を削られながら殺されるのか。と。


えっちゃんもマーロンも強くうなづく。

バンに乗っていたマーロンの仲間とケイナとリンが降ろされる。


女もスーツ姿の男も振り返もせず車に乗り去って行く。


いつの間にかセミの声が止んでいた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ