story4
いつの間にか、クラウディのペットとして居座る形になってしまったが、マリアは……戸惑っていた。
『……どうしてこうなったの!?』
「まぁまぁ、落ち着きなさい。取りあえず、夕食を……」
「あーー!クロ!大丈夫!!」
「ボスに何かされたの!?」
う”-っ『助けてーー!』
夕食の時間。食堂にて食事をするため、集まったものの……マリアには理解しがたい状況だ。
「まぁ、落ち着け。今日は君の好きなものを用意してある。」
『……あんたなんか、大っ嫌い!』
「あぁ、それでも構わないよ。マリア。」
「?、ボスなんか変だな。」
「うん。変だね。」
「?」
ボスであるクラウディの陰口らしきことを言うが、後にお仕置きを受けました……スノー、レイニーそういうことは言ってはダメだよ。byマリア。
落ち着いたところで席について、食事に入りました。
『……確かに、お魚は好きといったけど、なんでお肉!?』
「ん?いやかね?」
『別に……』
マリアの食事は大きな皿に焼き魚に焼肉……猫は魚が好きだと聞くが……マリアはお肉が嫌いみたいだ……
「?、(まぁ、、いいか。)はい、クロ、野菜!お肉は僕たちが食べてあげるからね。」
「はい、僕のもあげる。」
ニャー『ありがとう。』
スノーとレイニーはそれぞれ自分の嫌いな野菜をマリアのお皿へと移す。ちなみにマリアは二人の嫌いな野菜を知っています。
「おい!お前らちゃんと自分の飯は自分で食べろ!!」
「だってー!」
「それにクロだってかわいそうだし……」
このファミリーの№2、ジャック・スペードは部下であるスノー、レイニーを怒るがさらりと「マリアのため」とか言いながら逃げる……
「……まぁ、仕方ない。……それより、スノー・レイニー。この猫の名前は「クロ」じゃない、「マリア」だ。」
「「「え!!」」」
『……どうしてそんなこと言うの?話すの好きなの?』
「いいではないか。それに君も今日からファミリーなのだから。」
『!?』
まさかのクラウディも賛同……それに加え、スノー・レイニーにマリアの名前を伝える。あまりの出来事に頬を膨らませるマリア。
「そう怒るな、マリア。美人が台無しだ。」
『!!、そんなの知らないわよ!』
クラウディは口説くようにマリアを、たらしこむが……
「ボースー!マリアちゃんをお風呂に入れてくる!!」
「は?」
「……」
『え?……お、お風呂って?』
カポーン ワシャワシャ
ニ”ャーん”!『いやあああああ!!』
「待ってよ!まだ、洗い終わってないんだから!」
「まら、水で洗い流すだけだから!!」
ニ”ャーーー!!『いやーーーーーーーーー!!』
門番二人に洗わられ悲鳴を上げ、脱衣所へと逃げ込むマリア……
ウ”-『ひどい目にあった……』
「!、お前は……」
シャーッ(シャワーの音です。)
ヴー
「ちっと我慢してくれ。もう少しで終わるから……」
脱衣所には、クラウディの部下ジャックと猫・マリア。
彼は黒い長髪に黄色の瞳……だが、高身長でクラウディよりは高い。そんな彼がなぜ、マリアを洗っているのか不思議な光景だ。ふとジャックの耳に聞き覚えのある声が……
「珍しいな、ジャックがそんなことをしているとはな。」
「あぁ、クラウディ。」
ニ”ャー!『何しに来たのよ!』
「別にいいじゃないか、私が君をきれいにしてやろうと思っていたんだ。」
ニャー『結構よ!んもう、早く綺麗にしないと寒いわ。』
「?」
「あぁ、済まない。いま、拭いてやるからな。」
未だに慣れないのかマリアは、クラウディに怒るという名の威嚇を見せるが、クラウディには聞かないらしい……
マリアはプイとそっぽを向き自分の舌で毛づくろいを始める。人間にはわからないだろうが、猫はきれい好き。毛が濡れてしまうと寒いと感じる猫もいるらしい……
ジャックも慌てて、タオルで拭こうとするが………
「あー!ずるい!ジャックばっかりやって!」
「俺たちがきれいにしてあげようと思っていたのに!!」
「うるせー!お前らがひどいことをするからだろうが!!」
ニャ-ン『よく騒ぐわね。』
「うるさいだろう?」
『そうでもないわよ。』
「?」
喧嘩をする三人をよそにクラウディは、マリアを拭くが、マリアの最後の言葉はクラウディには聞こえなかったらしい……
「「ボスー!!」」
ふてくされる門番たち、「寝るときは一緒!」がいいと言い張るためクラウディとジャックは仕方なく、マリアを門番たちに預けた。
…………が。
『こいつら寝相が悪い! 別なところで寝るわ!!』
あまりにもひどい寝相にマリアは門番たちの部屋を出て、別なところで寝ることにした。
ふと、一つの部屋から光が漏れていた。そこの部屋には………
猫に関することが曖昧なので詳しくは本を参考にお願いします。




