story3
前回ここまでのあらすじ
この物語、ヒロインの猫はいつもお世話になっている少年二人に屋敷に連れていかれそこのボスになぜか気に入られ、なぜか言葉が通じ合いなぜか意気投合。
そしてなぜか、敵が乗り込んできて……
一気に急展開!
『ありえないわよ。このあらすじ「なぜか」って言葉、多いし。』
「ツッコミたい気持ちはわかるが、一旦落ち着こうな。マリア。」
ニ”ャー『はい。』
では、本編へ!
「ハハハハハハ!クラウディ君、今日こそ君の首をもらうぞ!」
「はいはい、わかったから、その登場で毎回扉を壊さないでくれないか?ブルック。」
『へ?』
クラウディの執務室(?)の扉を最初に壊したのは(?)クラウディの部下、ジャック・スペード。黒い長髪の男で、瞳が黄色。
そこへ次に扉を壊したのが、チャイナ服に身を包んだ男達。いかにも「チャイナンマフィア」ともいえるだろうらしき集団だ(?)。
「やーこの登場じゃないと気が収まらなくて」
「そうか。まぁいいが、何かいい情報が入ったのか?」
「ああ、とっておきのがね。今度のー」
『?、何の話?』
ブルックはソファへと座り、クラウディと話をする。マリアにはついていけない話だ。それでも、興味津々に話を聞こうとする。
「!、クラウディ……その猫は。」
「?、何か?あぁ、もしかして猫が」
「いや、素晴らしくかわいいじゃあないか、その猫!!名前は?」
「マリア・ジャンヌスだ。」
『おい!』
話をしている最中にブルックはある者いや猫に気付きそちらにぐぎづけである。
マリアも勝手に紹介され、プンプンでツッコム。
ひょいとブルックはマリアを抱き上げ、スリスリと頬ずり……
「んー。ふわふわ。」
ニ”ャー『やーめーてー!!』
「ハァ、ブルック。情報を」
「!、はいはい。わかってるよ、そう怒らないで、クラウディ。」
「ハートをやめろ!ハートを!!」
「はいはい、それでね。」
やっとブルックの魔の手から逃れることができたマリア。ほっと一息を入れ、クラウディのそばへと座り込む。
それから三十分後。
「まぁこんなところかな?」
「ほう、あいつそんなことを……」
「あぁ、悪くないだろう?そっちはどうなんだい?」
「ヴっ……そ、それは」
『?、誰の事?』
「!、いや女王の事なんだか……」
言い忘れていたが、この二人のマフィアは同盟を組んでいる。もちろん敵対するマフィアも同盟を組んでいる。まぁ、敵もやっているからこっちもやれば勝てるだろう考えだ。
同盟の際「情報交換」をするがお互い情報をやり取りする。クラウディとブルック。
だが、クラウディはここの所そういった情報は集めてはいなかった……まさか、マリアに没頭していたとは言えないからである………
『……女王って、あの派手なドレスに少しばかり“けしょう”っていうのしてる女の人?』
「……知っているのか?」
『うん!あたしが昼寝をしている場所に時々いるから。』
「……?」
『それによく、可愛いものに目がないし、お忍びっていうんだっけ?よく町の人たちとまぎれてるし。』
「………なぜそんなことを知っている……」
「……(クラウディ……どこか頭でもぶつけたのか?ちょっと心配……、……?)」
「!、いや失礼。今、いい情報がないが、この手は使えるかもしれん。」
「?」
マリアからの不確かな情報だが、ブルックは話を聞いてくれた。
「ほぅ、女王はそんなものが好きなのか。」
「あぁ、しかしすまないな。今度はちゃんと……」
「いや、こちらこそすまない。貴殿たちも忙しいのに」
「………」
『へぇー、忙しいねぇ。』
「……………」
マリアから聞いた情報をもとにぶるっきうに伝えたが……何かと信じがたい……まぁ、それでもブルックはどうやら信じてくれているようだが………
「そういえばその猫。クラウディのかい?」
『今更聞く?』
「まぁ、そうだな。今のところは私のものかな?」
『へぇー、そう。……ええー!!ありえないでしょ!!いつからあたしはあんたのものになったの!!?』
「今日から私のペットだ。今後は気を付けてくれな。ブルック。」
「あぁ、わかっておる。さて俺はこれで失礼するよ。」
『二”ャーン”、なんであたしがこんな奴のペットにーー!!(怒)』
何やら不穏な空気が、…………はてさて、マリアの生活は?




