story13<ジャック視点・過去>
まだ、「したっぱ」だった俺は雑務をこなしていた。
半年たったころ、俺は大きな任務がまわってきたんだ。
“おい、お前。”
「はい。」
“この任務をお前に任せる」
「え!いいんですか?」
「あぁ、これはボスからの命令だから」
「……ありがとうございます!!」
それが最初の任務だ。
渡してくれたのは「マキシン・メシア・フォード」ボスの弟で№2の実力者。
あの時、疑うべきだった。任務の内容に。
俺は疑いもせずに、街へ行きあるファミリーを壊した、壊滅ともいえるだろう…… その時。
ニャー
「!、なんだ猫か」
“おい!」
「!、はい!」
「物は見つかったか?」
「いえ、まだ……」
「チッ、マキシンめ、面倒だからって………」
鳴き声に驚き足元を見るがそこには黒い猫が一匹。
だが、突然呼ばれ、声のする方に顔を向ける。そこにはボスである「ウィル・メシア・フォード」
どうやら任務後に何か渡す予定だったのだが………
「まぁいい、猫を見なかったか?」
「(猫………)いえ、見てません。」
「そうか。チッ、あのファミリーが持っていることは確かだというのに………まぁいい。屋敷に戻るぞ。」
「は、はい。」
この時、俺は知らなかった。この人たちが「猫」なんか追う理由を……
けどある日、任務を終えた後、一人の少女と出会った。
「……ここに居ると危ないぞ。」
『「……あ、ありがとう。」』
普通にしか見えない女の子。まさかこの子が未来に出会うとは知らずに……
今日も「猫」は見つからなかった。
その日、俺はファミリー内の書斎である本を見つけた。
この島の本来の<しきたりの本> を
「?、どいう意味だ?」
その時は分らなかった、中を読むと…… こう書かれていた。
<・猫を持ちし者 この国の王となる。
ただし人型の猫の意志による。それが女でも男でも同じことである。その猫がその者を好きになれば王とも女王ともなれる。
だが、その猫が亡くなってしまった場合は……
この島が 滅びる>
「?、滅びる?どいうことだ?」
そのあと、俺は本を持ち出し フォードファミリーを抜け出した。
「ただ、怖かった。あの真実を知っちまってせいか怖くて生きていくことが……」
「……」
『「……大丈夫……」』
「?」
「マリア?」
『「大丈夫。お母さんが亡くなった時、この島は大丈夫だったんだから私の時も……」』
ジャックの過去、意外な真実。
それでもマリアは「大丈夫」そう言うが、
「マリアならなぜ、泣きそうな顔をしている?」
『「……っ、」だって本当は怖いんだもん。もしクラウディとみんなと離れしまうと考えると怖くて……心が苦しくて……』
泣きじゃくるマリア。クラウディは優しく手を握る。
「マリアそれが人間の心だ。」
『……っ「うん、ご、ごめん。」』
「悪い。クラウディ、マリア。けど、この話をしておかないと
ウィル ドンとの戦いに。」
「あぁ、わかっている。」
わかっていたことだ、避けられない事実に運命なのだから。
それでも クラウディは……
新年が明けてしまいました。おめでとうございます。
更新が遅くなりましたが、今年も神原猫美をよろしくお願いします。




