巫 かんなが死んだ後 良美視点
なんか、微妙?かも・・・
巫 かんな が死んだ後・・・ 良美視点
なんだろう?私の思ったことは始めそんなことだった
今日私は学校を休んだ理由は家族だ、私の家族はいつも中が悪くいつも喧嘩ばかりしている
両親のせいにするわけではないけど私がすこし無口なのも多少は親の責任かもしれない、毎日のように親の喧嘩を聞いていた私は人と話すことが苦手になってなっていたからだ。
だけど小学校の三年生のころだった、友達もいない私の所に一人のかわいい女の子がきた、彼女は巫 かんなという名前でクラスではとても元気のいいクラスのリーダー?いやマスコット的な女の子だった彼女
始めは冷やかしにでも来たのかと私は思ったのだんだけどかんなの始め言った言葉は私に衝撃を与える物だったんだ
「ねえ良美ちゃん、どうして一人でいるの?遊ぼうよ」
かんなは始め私にそういってきたのだ、1、2年ともに無口な私をみんな陰口言ったり無視やひどい言葉ばかりかけてきたのにかんなのこの言葉はかんなはなんてことない言葉だったんだろうけど私にとってはおおきい救いの言葉だったように感じた
この時からだろうか?かんなは私にとってかけがえのない存在となったのは・・・
つい最近私の父親が浮気をしていることがわかった、もともと中が悪かった2人だこのことを切っ掛けに離婚すると2人していい始めた
今日休んだのはどっちに私がついていくか相談するためだ
はっきりいって私はどちらでもよかった、だけど私はかんなから離れることだけはしたくないと両親には言っておいた
夕方5時30くらいだろうか?私は結局お母さんのほうにつくことが決まり気晴らしにコンビニにいって雑誌を読み6時05分ごろコンビニを出た
「そういえば、かんな今日絵を仕上げるとか言ってたな・・・」
私は何となく学校を目指したんだ・・・そしてそれから3分くらいだろうか
目の前でかんなが殺される所を見たのは・・・
私は学校の近道でせまい路地に入ろうとした所にその光景が目の前に広がっていた
道路には2人の男女が抱き合っているような感じで密着していたんだ
そしてその一人を見たときビックリしたその一人がかんなだったからだ・・・
かんなは大きく目をひらくと えっ!?
男は走り去っていきかんなは・・・道路に血の海が広がっていたんだ
朝私は起きた
「な、なんだ・・・あれは夢か」
そうだよ、夢だよ夢だってかんなが死ぬなんてそんなわけ・・・ないもの
「あ、あれ?なんで私泣いてるんだろ、て言うか私なんで家にいるんだ?」
わけもわからないまま私は一回に降りて目玉焼きを焼き朝食を食べ始める
私の朝食の時の日課はおかずは自分で作りテレビを見ながら時計を見て学校にいく
「でも、昨日の記憶がないけどなんでだろう?」
私はテレビをつけちょうどニュースが流れてくる
『昨日か二件もの被害をだしてしまった通り魔事件ですが今日に警察は一件目の事件で現場にあった犯人と思われる私物から指紋を採取し犯人逮捕・・・』
ズキン、なんだろう?なんだか頭が痛くなってきた
『また、今回の事件でなくなった巫 かんな・・・・』
このニュースキャスターの言葉で私は昨日の光景を思い出した、そして絶望する・・・
「わ、私はあの時・・・・刺されたかんなを置き去りにして・・・・逃げたんだ」
私は最低だ、わたしはさいていだ、ワタシハサイテイナニンゲンダ
親友を見殺しにしたんだ、かんなを殺したのは私のようなもんだ
私は、わたしは、ワタシナンカキエロ
かんなの葬式はその一日後に行われた
私はお母さんと一緒に葬式にいった、そのときかんなの写真を・・・笑顔の写真を見て私は・・・私は
「あの、良美さん?」
私はこの声を聞きたくなかった、後ろを振り向くとかんなの弟の啓示君がいた
啓示の目元は赤くなっていて啓示君自身もすごくやつれた顔になって
私は啓治君の顔を見たときいっきに罪悪感がこみ上げてきたんだ、あの時あの時私がかんなを見殺しにしなければもしかしたら、もしかしたらかんなは、かんなは生きていたんじゃないのか?
「ごめんなさい啓治君、わ、私・・・・・・・・・」
この言葉を最後まで言う前に私は啓治君の前から逃げ出したんだ
ごめんなさい啓治君、私がかんなを殺したようなものなのよ・・・
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
家についた
私、生きてていいのかしら?いいのかしら?親友を見殺しにして生きていていいのかしら?かんながいない世界で生きている価値があるのかしら?私は死ぬべきなのかしら?
気がついたら私の手には包丁が握られていた、そしてのろのろと死刑台にいくような気持ちで私はお風呂場に向かった
ここなら私はお風呂に入っているように見える、死ぬことができる・・・これは罰なんだ、親友を見捨てた私の罰なんだ
そして私は・・・
声がする、男の人の声だでもなんで?お父さんはいないはずだじゃあ誰
「良美さん・・・・・・しっかりしてください」
啓示・・・・くん
だめだよ、私を助けようとしないで、これは私の罰なの・・・だって私は
「・・・わ、わた・・・しが・・かんなを・」
そうだ、私なんだよ。私なんだよかんなを、かんなを・・・・
「だからそれはちがいます!それに姉ちゃんはこんな良美さんの最後なんて望んでないですよ、しなないでください、姉ちゃんは、姉ちゃんは生きたくてもいきられなかったんです」
このとき私は死ぬ間際のカンナの言った言葉を思い出した、馬鹿だ私、かんな言ってたじゃない。
生きたいって、生きたいって、なのになんでなんで私は、私は死のうとしてんのよ
私馬鹿だった、馬鹿だった啓治君は我慢してがんばって生きてたのに、なのに私は・・・
「ゴメン・・・ネ」
たぶん私はその時死んだのだろう
『さぁカンナ、君は救えるかな?悲しみに絶望に後悔している親友を・・・」
どこからか男の声が聞こえてきた・・・・