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電気技術

1年後

研究所もできた、学校に長年たまっていた職員も研究所で研究にぼっとうできる環境が整った。

電気の開発が進んでいるが石炭での開発が順調のようだ、どんな兵器になるんだろうか?

新島にいっている将軍2名も帰ってきたようだ、無事兵士長3名ずつ任命してきたようだ。

新しい兵士長が盗賊などの討伐に残るようだ。

全員一度奴隷になっているのだからそこから犯罪を犯せば奴隷商に引き渡され再教育を受け訓練村に行かされる解放条件も厳しくなるしいい事は何もないのだ。

訓練村では反抗心も生まれないほどの厳しい訓練を受けることになる、訓練村を卒業しても奴隷商に渡され特別に奴隷が必要な場所に販売される、売れない場合には強制労働所行きになるので、奴隷も売り込みに必死になるわけである。


1年後

今まで宮殿内部は蝋燭がつけられていたのだが電球に変わった。

市内は夜になると店の内部の蝋燭が光源だったが外灯が付き豪華な家や酒場が電球に変わっていっている。

蒸気車もよく走っている馬車がだいぶ減ったがまだ馬車は走っている。

蒸気機関車も木炭から石炭に変わった。新島から貨物船が大量に運んできている、港の整備も大変だった。

今では灯台があり遠くからでも大体の場所がわかるようになったのが大きいだろう。

今までは目が悪いと射手になれなかったが、今では眼鏡という物があり、目が悪いのを補強してくれていて射手になり手が増え火縄銃の普及にもつながっている。

研究所では現在リボルバーという連射できる武器の研究が進んでおり、火縄銃ほど射程は長くないのだが連射できるというのは大きな利点だろう街の警備隊に持たせれば守りは格段によくなるだろう。

服なども蒸気機械にて半自動で生産できるようになっており、安価に服が生産でき一般市民の服のレパートリーが格段に増えた。

他にも色々と開発が行われているらしい。

精鋭商人が手に入れてきたというシャンプーとトリートメントを宮殿に直接もってきたのだ。

珍しいので奥様へという事だったのでシャララに使ってもらった。

シャララは髪がツヤツヤになったと喜んでおりこれは広めれば大ヒット間違いなしとの事で、精鋭商人には毎月納品するように指示を出し宣伝することになったが、最初は大ヒットではなかった、徐々に口コミで人気を獲得していき今では大ヒットと呼べるほどに人気商品になった。

私のマイブームは爪切りである、今まではやすりのみでの処理だったが爪切りできると楽で仕方ない。

方位磁石や望遠鏡も開発され航海に必須アイテムとなっている。


1年後

「ラルツ皇帝陛下、ご報告がございます」

「シロさん久しぶりだな、訓練でもしてたのかい?」

「訓練村に行っておりました。訓練村で新しく使われるようになった新しい銃ですが素晴らしいです。」

「ほう、どうすごいんだ?」

「弾を上から投入し5発連射できるタイプが主流になりつつあります。」

「5発も連射できたら今までの5倍撃てるな弾込め役が減っても運用できるじゃないか」

「えぇそれを確かめに行っておりました。連射ができるというのはそれだけで脅威です。」

「徐々に入れ替えていかないとな、新島の名前はどうする?このままだと使い勝手が悪いぞ」

「鉱物など多く産出しますし、鉱物島などどうでしょうか?」

「とりあえずそれでいいか、研究所ができてから色々新しい物がどんどん出てくるようになったな」

「えぇそうですね、追いつくのに大変でございます。」

「俺もそろそろ歳かな、新商品はよく見るなだがついていけん」

「私も日々努力しております、最近は特に新製品が多く街の皆も生活がどんどん豊かになっているように感じます。」


3年後

「ラルツ皇帝陛下!ラッツ様が10歳で卒業式が近いです。今後どうなさるのでしょうか?」

「うむ、学校では教育に力を入れていたようだな、どうやらシャンプーとトリートメントの開発はラッツがやったようじゃないか?このまま研究所に入れてもいいが訓練もこなさいとな、1年だけ銃士隊の訓練に参加させてみるか」

「それでいいのじゃないでしょうか?1年で期間も短いですしその後研究所に所属でも問題ないと思います。」

「そうだな、そうしよう。」

「魔法学校が新魔術を開発したと連絡がありました。」

「ほうほう魔法学校かすっかり忘れていたわ、ようやく成果を出したか、どんな魔術なんだろうな」

「とっておきらしいです。是非陛下に御覧になってほしいと強く言われまして」

「なるほど、じゃあ行ってくるか、護衛10人でいいな?」

「はい、いつもの10名をお連れください」

「では行ってくる」


「魔法学校長に会いに来たんだが」

「これはラルツ皇帝陛下!どうぞこちらへ」

「お待ちしておりました、新魔術ですかな?」

「あぁそうだ、魔法学校できて以来初めての大きな発表だとか?」

「小さい魔法でしたらたくさん開発してきましたが、世間に影響を及ぼすような魔法の開発は初めてですな」

「学生集めにも苦労しとるとか?」

「えぇ5歳の学校入学時に魔力テストも行っているのですが魔力を持っているのは1%ぐらいでしてめったに居りません。」

「まあ仕方ないな、それでどんな魔術なんだ?」

「こちらへ・・・・ここはプールですが収納魔法!」

「水がなくなったではないか、どこへいったのだ?」

「収納魔法でございます。これが覚える術者によって時間停止型と時間がゆっくり過ぎる型と2つに分かれます私が持っているのは時間停止型になり熱々の鍋などそのまま収納してだしても熱々の鍋が食べられるという物でして、この本を魔力を持つものが開くと収納魔法を覚えられるという優れものでして。」

「だが人数が少ないんだな?」

「今一度全人口での魔力調査を行ってほしいのです。この収納魔法の使用者が増えればどこへでも食料、建築資材、鉱石すべて物が一気に運べるのです。これは大きな進歩です。僻地に馬車を送らずとも収納魔法ですべて解決します。」

「なるほど、5歳になる時しか検査をしてないから訓練村卒業生にも試験を受けさせれば収納魔法の拾得者が増える可能性があるのか。」

「えぇ本の増産はすぐにでも可能ですしもう在庫もかなりあります。一度全人口で検査をお願いしたく・・・」

「いいだろう、使用者が増えねばこの魔法の真価は発揮されん、確かに大事だな」

「是非お願いします」


1年後

ラッツは訓練へ参加したか、射手になったら連射式銃の訓練を受けるんだろうな、俺が皇帝でいられるのもあと9年だしっかり飛躍できるように準備はしておかんとな、苦労させすぎるのもよくないだろう

「ラルツ皇帝陛下!新島が確認されたと報告が届きました。」

「また島が!?その島はどうだ?大きいのか?」

「はい、鉱物島よりはるかに大きく島ではなく大陸ではないか、との連絡がありまして、今数隻で両側に向かって海岸より測量を行っているとの事、これがもし大陸でしたら大変な発見になりますよ」

「確かにな、船の造船は引き続き行っているんだよな?」

「はい、鉱物島との貿易は安定してまいりましたが、引き続き造船しております。」

「うむ、なら大陸でも大丈夫だな、しかし大陸を攻めるとなると大軍が必要だな。」

「はい、物資輸送が鍵ですね」

「あぁそうだ全人口に対して発した命令はどうなってる?」

「魔力検査の事ですね、それでしたら80%ぐらいは魔力検査をうけ1%ぐらいが魔力持ちとの事で魔法学校に通っています。」

「どれぐらいの人数だ?それによっては大陸攻略も楽になるかもしれん」

「詳しい数字はあがっておりませんが魔法学校に入学したのは約2万人との事です」

「ほう、2万人も収納魔法がつかえるようになるのか、これはいい感じかもしれんな」

「私も聞きましたが収納魔力も持ってる魔力によって収納できる量も変化があるとの事ですし、2万人いても使えるのは1万もいれば多い方では?」

「ふむ、まあ1万人もいれば十分だ」


1年後

ラッツが訓練村を射手で卒業したようだ、これからは研究所に通うみたいだ

「ラルツ皇帝陛下!大陸の大部分が判明したようです。」

「ほう全体はわからなかったのか」

「えぇ燃料が足りず全体把握まではできなかったようです。」

「そんなに大きいのか、それは大発見だなラッツにいい土産ができそうだ。」

「ラッツ様ももう12歳、後8年で皇帝になられます。それまで全体把握につとめてはどうでしょうか?」

「そうだな、船に収納魔法持ちを載せて貨物船も連れていけば余裕を持たせ5隻体制で行かせよう」

「何人か乗せれば十分でしょうね余裕をもって10人ぐらい乗せましょうか」

「まずは全体把握が必要だな、あまり広すぎると占領しながら蒸気機関車も走らせて人の移動も助けなくてはいけないからなレールの準備もさせておこう、多すぎて困るような事は無いだろうからな」

「あとは蒸気車だな、収納魔法持ちを車で移動させれば効率は段違いだ、蒸気車の量産も頼んでおこう」

「偵察部隊を送り込んでおいては?各地の情勢など詳しく分かればより攻めやすいかと思います」

「そうだな、それは大事だ。」


3年後

ラッツが15歳になった。研究所で成果もあげているみたいだ。

色々報告を受けているが、正直よくわからん、すごいんだろうか?

最近はダール不足、貨幣不足が現実問題としてあがってきている。

公共事業を増やすべきだろうか?宮殿内部には大量のダールが保管されている。

鉱山島で特に不足しているのだそうだ、鉱山島で公共事業を何かせねばならない、鉱山島では初期の頃に蒸気機関車のレールも引いて元4か国の首都を経由して環状線となっている。鉱山には強制労働者が多く、精鋭奴隷も働いているがだいたいが監視役だ。

鉱山島は広く帝国がある島の3倍の広さもある、山が多いがもっと畑やら増やせるんじゃないだろうか?

今度シロさんに伝えておこう、根本的な解決にはなりそうにないが鉱山事業には帝国から直接支払いがされておりダール不足ではなさそうだがどうなっているんだろうか?訓練だけでは飯は食えんと鉱山労働している住民も多いと聞くが実際の所はどうなんだろう。


「シロさんやーい」

「ラルツ皇帝陛下、どうなさいましたか?」

「いやちょっと気になったんだが、最近の貨幣不足の件でね」

「あーこの島では起きてませんが鉱山島で起きているようですね」

「もっと鉱山労働者の賃金を上げるとかすれば解決できそうかな?」

「畑の収穫物の買取価格をあげれば解決するかもしれませんがインフレしてしまいます」

「そうだな、買取価格をあげるのはちょっとにしておこう、ほんの少しでいいだろう」

「そういえば、研究所から電気ドリルなる物が開発されたとか聞きましたよ」

「電気ドリル?鉱山で使う物か?」

「えぇ今まで火薬車を突っ込んでいた場所も電気ドリルなら掘れるそうです。」

「なら鉱山全体の収益があがりそうだな、導入を急がせよう」

「ヘルメットにつける電気ライトとかも開発され暗い場所でもライトを使えば明るく見えて便利だとか」

「まあライトがついてるなら便利だろう鉱山は度々爆発しているからな、危険な場所だ」

「今までは火のついたランタンなどを持って行ってましたから爆発したんじゃないですか?多分ライトだと大丈夫ですよ」

「そうだといいがな」

「色んな物が電動化していきます、発電機の小型化にも成功していて、家庭でも気軽に電気が作れるようになっていると聞きます」

「うーむもっと資源に頼らない発電方法も研究してほしいな、水から発電できれば文句はないだろう」

「水からですか、それはどんな物なのかすごい楽しみですね、研究所に伝えておきます」


3年後

農機具が大型化した。蒸気農機具で10倍になった効率が大型化したことによって100倍にもなった。

その分農地の少人化に成功し農地の大型化も進み余った人は色んなことにみんなチャレンジしている。

だいたいの家庭で子供7人という条件を達成し年間300万ダールを受け取っている為、生活に苦労しなくなっている。働かなくても困らないが何かしようと新しいことにチャレンジする人が多い。

「ラルツ皇帝陛下!ここでしたか」

「シロさんどうしたんだい?」

「研究所が大型発電所を建設したいと申しておりまして、現在の発電機では電気の容量を賄いきれないとの事です」

「大型発電所かいいんじゃないか?働く人も増えるだろう、大型発電所ができるとどう変わるんだ?」

「まずは帝都からですが、帝都の住人は自由に電気がつかえるようになり、工場も電化していくでしょう、それにともない電気も有料にしてはどうでしょうか?」

「ふむ、だが見えないものからどうやって料金を取るんだ、何か案はあるんだろうな?」

「はい、各家庭にメーターという物をつけます。それを地域ごとに担当者を置きメーターを見ながら料金を請求していく方法ですね、ついでに水にも料金をつけようと思います」

「うむ、今まで無料だったが確かに料金は取った方がいいかもしれんな」

「えぇ水を流しっぱなしにしてる家庭も多いと聞きます。それを有料化する事で防げるのでいい案だと思います。」

「各家庭につけるとして設置費用は家庭持ちか?」

「いえ、帝国持ちにしようと思います、その方が反発も少なくて済みます。」

「そうだな、料金は安めに設定するのか?」

「はい、安めに設定しておきます。あまり高額にするといらぬ考えを持つ者もあらわれないとも限りません」

「そうか、そうだな、よしそれは進めていこう」

「鉄道の旅客はどうする?今までは貨物と同室だったが、数が多くなってきた専用車を作る必要があるだろう」

「はい、現在開発を進めております、間もなく完成するかと座席の快適性を求めすぎて費用が高額になっているんですがいいんでしょうか?」

「あぁ大丈夫だ、せっかくの鉄道なのだ旅行に行くのに硬い椅子ではこの程度かとなめられてしまうだろう。」

「わかりました最上級室と上級室と普通室の3種類作りましょうか、そのほうが幸福度につながると思われます」

「そうだな、そうしよう」

「そういえば、電話という物が開発され今試験運用されていると報告にありましたが、これは陛下が前に要求していた技術ではありませんか?」

「電話か、離れた者同士で通話ができる機能を求めていたんだがそれが電話かな?」

「きっとそうでしょう、研究所に行ってみますか?」

「あぁ護衛を連れて研究所に行くよ」

「いってらっしゃいませ」


「研究所所長に会いに来たのだがいるかね?」

「ラルツ皇帝陛下、どうぞこちらへ」

えらく広くなったな、工場が立ち並んでいる一角に案内された

「陛下お越しくださりありがとうございます。本日はどのようなご用件で?」

「電話の件だ、遠距離と通話できるようになったんだろう?」

「もうばれてしまいましたか、えぇ陛下から依頼されていた遠距離とすぐ通話できる機能をもった物が試験段階ですが完成しました。まだ試験段階ですが、試してみますか?もうしばらくすれば完成するでしょう。」

「もう試せるのか、どことつながる?」

「訓練村と繋がるはずです、担当官がおりますので出るでしょう」

「そうか、電話をつなげてみてくれ」

「もう音が鳴っているのでしばらくすると相手がでるはずです」

「お、つながったかな?おい、聞こえるか?「はい、聞こえます」おー繋がっているじゃないか」

「まだ相手が1台だけなので繋がっているのですが複数用意した際にどうするのかが問題であり、今試験中です」

「ふむ、各家庭に電話が繋がるのはまだ先か、早く実現して欲しい物だ。」

「これを初期開発に成功したのはラッツ様なのです。父上の要望に応えると言って頑張っていましたよ」

「そうなのか、それは初めて知ったな、ラッツはよくやっているか?」

「優秀な研究員ですよ、新しく開発された物の中にラッツ様が開発された物がたくさんあります。」

「そうだったか、あまり会う時間も少ないからな知らなかった、今度褒めておこう」

「えぇ喜ぶでしょう、この電話はかなり苦労してましたから。」

「そうか、しかしこれがあれば戦争が変わるぞ、いつでも部隊の者と話せ状況判断ができるようになる」

「えぇそうでしょう、これがあればかなり有利になります。」

「あぁそうだ戦術の幅がかなり増えることになる、今は連射式の銃に電話か怖い戦場だな」

「敵にこれが漏れない事を祈りますよ。」

「漏れた所で真似できんだろう、大丈夫だ。」


2年後

「ラルツ皇帝陛下!今日でこうやって呼ぶこともなくなりますね」

「あぁシロさんや、今後は隠居してやりたい事をやる予定だよ」

「護衛の10名もお供するとの事です、一緒に連れて行ってやってください。」

「そうか彼らも一緒に来るか、安心して余生が過ごせそうだ」

「みんな腕の立つ者ばかりです、大丈夫ですよ」

「私もそんな弱くないんだがな」

「一度も戦ってないですよね?」

「あぁ戦ってないな、みんな周りが優秀すぎて戦う場面がなかったからラッツには銃士隊を選ばせたんだ、銃士隊なら遠くからでも攻撃できるしな」

「確かに戦闘経験は積めそうですね」

「そうだろ?まあしかし敵が目前まで来るような指揮の取り方はいかんがな、やっぱり戦う事がない事が1番いいな」

「そうですね、戦うことがない事が1番いいですね、さてそろそろお時間です、大ホールに皆さん集まっています。行きましょうか」

「あぁもうそんな時間か、行こうかラッツに王冠を載せてやらんとな」

本日より書き溜めが無くなったため週1火曜日17時投稿に変更します。

読んでくださっている方ありがとうございます。

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