睡眠
十九話目
誤字・脱字があったら申し訳ありません
次遅くなります
「あ、戻ってきましたね陽斗、仁田。」
部屋に入ってきて最初に
声をかけてきたのは城戸さん。
それに続いて笠木さんが声をかけてくれた。
……というかベット1つ減ってない?
最初にあったのは5個、
んで今あるのは4個。
「なぁ、ベットの数減ってないか?確かもう一個あったはずだけど」
どうやらそのことに新崎も
気づいたらしく代わりに聞いてくれる。
まぁ、ベットでかいから1つ減らしたところで狭くなるわけじゃないんだけど
それでも少しばかりか近づかなければいけないのでしょうがなく俺は冬花ちゃんに近づきます、
別に隣で寝るって決まったわけじゃないんだけどね。
「ま、まぁ陽斗っ!ほらっ!冬花ちゃんもう
寝そうだからっ!もう寝ちゃおうよっ!」
そう言って新崎を引っ張り
連れていった場所はベットの真ん中。
俺は連れていかれませんでした。
…というかこれ!俺確実に女の子の隣で寝ることになるじゃんやばいじゃん。
「……流石にこれだと夏とかと隣になっちゃってお前ら嫌だろ?だから俺はここにするよ!」
新崎は俺の夢である布団の上でゴロゴロするやつをして移動する、そしてついたところは一番端。
新崎はなんだ?俺を苦しめたいのか?
それだと俺だけお隣が女子で
しかもなんでお前が見たいな感じて見られるんやけども。
というかお前勝手に決めて良いって言ってたやん
あれ嘘なんか?
…まぁこいつは鈍感だからね、
しかもいいやつだから嫌なことはしないんやろうね。
俺にとって嫌じゃないけど嫌なことをしてるんだけどね。
このまま新崎が勝手に決めると俺がヤヴァイので新崎の位置を奪わな…
優しく借りなければいけない
んーどうやって騙そ…奪お…
あーもういいや、
どうやって騙して奪おうか。
……!思い付いた。
俺は歩いて新崎の隣に行き話しかける。
「な、なぁ笠木さんとかは
お前のことをよく知ってるけど…ほら…あんま俺って知られてないし多分お前が笠木さんとかの隣で寝たほうが俺と比べて嫌じゃないかもだろぉ?だからな?俺が端でいいよ。
……端にして……お願い…」
俺からの頼みが珍しかったのか新崎は
少し驚いたあとに案外すんなりと譲ってくれた。
そして俺がその譲ってくれた場所に座ると
笠木さんが少し興奮した声で
「…今仁田くんは笠木さんの隣で陽斗が寝たほうが良いって言ってたよねっ!夏!
だから私ここー!」
と言ってフカフカお布団にダイブして新崎の隣に移動する。
……城戸さん睨まないでくださいぃぃぃぃ
「……遠慮されてたと思ってたけど灯っ!
今度からドンドン俺に頼ったりしていいからなっ!」
うわっ!いきなり話しかけてくんなや…
というかこいつ俺がお前に遠慮してたと思ってたのか当たり前やろお前主人公やぞ。
……!冬花ちゃんがベットの上をゆっくりと移動し始めてる!こっち!こっちおいでー!
ゆっくりと冬花ちゃんが移動してついた先は
新崎の隣!
だけども俺の隣ではなく笠木さんの隣
「ここで…寝る…絶対……にっ……!」
…俺もう寝る。
「陽斗、俺もう寝るから話しかけるなよ」
お布団をかぶって目を閉じる、
やばい超フカフカなんだけどこれ
枕もなんかいい感じ、
なんだっけ低反発ってやつ?そんな感じ
「おいっ!話したいこと色々あるんだから
起きてくれっ灯!お願いだっ!」
うるせぇなこいつ。
「………わたくしの計画がっ…………」
城戸さんの声が微かに聞こえた。
見なくてもわかる、多分燃え尽きてる。
「あっ!ちょっと!冬花ちゃん!
そこ私のとこなんだけど!
…寝ちゃってるしぃ……」
………!
「おはよう新崎、まぁ…なんだあれだ
話そう。」
まだ冬花ちゃんのパジャマ姿を撮っていないではないか。起きねば。
まだまだ夜は続く