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これで終わりです。


今までお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございます。




夢も見ないで寝ていたのか、ロリの姿はなく、部屋はいやに静まり返っていた。


まだ完全に目が覚めていないからかぼんやりして身体が動かない。


どうやら本当にあのまま寝ていたらしく、目の前の机には空になったティーカップが二つ置き去りにされていた。


それを眺めて呆けていると、先ほどまでの事が突然よみがえってきた。


一月ぶりに屋敷に帰ってきてその足でロリに求婚したこと、そして、それが断られたこと。


顔から一度に血が引くのを感じつつ、跳ね起きる。


いくらサジェンラと言えど日も暮れ始める時間帯なのに、灯りは一切ついていない。


一瞬、愛想を尽かしてこの屋敷から出ていってしまったのではないかという考えが過る。


ロリは一度やると決めたら驚くほどの行動力を発揮する。故郷の服を作った時も裁縫をやったことがないのに針子と一緒になって縫い上げてしまった。例を挙げれば枚挙暇がないが、彼女の行動はやると決めたその瞬間から始まる。


あの拒絶に満ちた反応を鑑みると、ここから出ると決意した可能性だって考えられる上に、もしそうなら二度とは戻ってこないだろう。


『ロリコン』という言葉がどのような意味を持つのか、未だに訊くことはできていない。けれど、あの態度から声音から何かしらの罵倒であり拒否と嫌悪を乗せた言葉だということはわかりきっている。


家人がいるからロリが身一つでここを出ようとしたなら止めてくれるだろうが、そうと決めた彼女を止める術など見当もつかない。


次々に湧き出る嫌な考えを振り払おうと、意識を手放す直前にずっと一緒にいてくれると言った彼女の声を思い出す。


一緒にいる、と言ったからといって片時も離れずに近くにいてほしいという訳ではない。


だから、用事があるなら何処に行っても構わない。


ただ、二度と会えなくなるのは。



「ロリ、何処、何処にいるんだロリっ!!!」



自分で最悪の可能性を考えて、弾かれたように声を上げてしまった。


ロリが関わるとどうしようもなく思考が乱れる。


声を出す前に家人を呼ぶ鈴を鳴らして彼女がどうしたか訊けばいいのだ。


それをその場から動きもせずに声を張り上げるなど、愚の骨頂。


その事に気が付いて慌てて立ち上がる。


寝室を無断で開けるなど言語道断なのだが、外にいてほしくなくて力任せに扉を開けた。


外に出て、家人にロリがどうしたのか聞きたくなかった。


ロリが泣いていたら、怒っていたら、蔑んでいたら、出ていってしまっていたら。


開けた扉の中は応接間と同じく薄い陰が落ちるばかりで、空っぽだった。


ロリがいない。


夕日のせいではなく目の前な真っ赤に染まるような気がする。


慣れ親しんだ廊下に繋がるだけの扉が酷く重く立ち尽くす。


口の中が乾いて嫌な味がする。


扉に手を伸ばして暫く固まっていると、不意に取っ手が動いた。


息を詰めて見ていると、ゆっくり躊躇いがちに開かれた扉から黒い小柄な人影が覗いた。


黒い髪に夕日を宿して茶を濃くした漆の瞳。


ロリだ。


その表情は申し訳なさそうではあるけれど、拒む色はない。



「っ、ロリッ!!!」



気が付けば叫んで、抱き締めてしまった。


彼女がまだここに居てくれていることが嬉しかった。


力が入りすぎるのをなんとか意思で抑えてみるものの、変に負荷がかかっているのだろう。


腕が震えているのが自分でもわかった。


それとも、ただ怖いのか。


ロリは私を拒んでいる。


こうして僅かばかりの間でもこの腕にいてくれるのだって奇跡のようなものだろう。


顔も見ず、口もきかない卑怯な自分に歯噛みしていると、ロリの細い腕がすっと動いた。


遂にはね除けられるものと思い、一際大きく背が震えた。


身体を強張らせている私の背にそっとロリの腕が回された。


彼女が何をしたのかわからなくて、静かに待つ。


もしかして抱き締め返してくれているのではないかと期待してしまいそうになる。


期待したら、期待して、また駄目だったら、今度こそ駄目になる。


馬鹿な期待を押しやろうと強く目を閉じた途端に、ロリの静かな凪いだ声がした。



「ごめんね、シークゼン」



今までの、突発的に沸き上がるような言葉ではなく、穏やかで芯のある言葉。


とうとう、彼女は答えを出したのだ。


そして、それは。


思わず後退る。


けれど、ぎゅっとロリの腕に力が籠った。


冷静でいられる自信がないから離れようとしたのに、なぜ引き留めるのか。


なんで貴女が身を震わせてまで。



「今のごめんはね、けじめだから。悪いけど、謝罪じゃないんだ」



いつもより硬い、何かを決意したような声色。


激しい熱はないが、静かな思いが見えるようだった。



「あたし、決めたから」



大きくないのに、凛と響く声。


情けなくもまだ震える私の手を取って、しっかりと握りしめる。


西日で私の影にすっぽりと覆われていても、その瞳は黒の中に赤の光を微かに浮かべてしっかりと私の目を見据えていた。


眠る前とは余りにも異なる様子にどう反応していいかわからず、じっと待つ。


目をそらさずに息を整えた彼女は小さな手のひらが白くなるほどに力を込めてから高らかに言った。



「今までの責任全部とるので、結婚してくださいっ!」



文としてどころか、言葉の意味さえわからなくなったのかと思った。


いま、なんと…?


完全に固まった私を余所にロリは捲し立てる。



「年齢とか年齢とか年齢とか勘違いしてたせいで大分遠回りしたけど、『ライク』よりは『ラブ』…えっと、好きは好きでも恋人の好きって言うのかな?ああもう、とりあえず、シークゼンのこと好きになるので結婚してください」



真剣さをアピールしているのだろうか、眉を僅かに寄せて口を模範的なまでにしっかり開閉して話す。



「惚れただけある、いい女になるよう頑張りますよ?」



花が咲くようにこぼれる笑みに、完璧に角度を決めた上目遣い。


こ、今度はどんな罠だ?!


上目遣いは身長差のせいだと、浮かれて暴走したらあの夜の二の舞だと言い聞かせる。


けれど、言葉の意味を理解してしまえば馬鹿正直に顔に熱がのぼるのは止められなかった。


えと、その、なぜ手を腰回りに引き寄せるのかな?



「ああ、と、その、ロリ…?」



目が自然と泳いでしまう。



「なんですか?」



私の視線を追いかけつつ柔らかな口調でロリが喋るけれど、とても目を合わせられそうにない。



「ど、どういう、心境の変化が…?」



どもりながら慎重に問いかける。


またロリの行動を真に受けて勘違いだなんてなったなら、彼女がどう思っても止まれそうにない。



「説明はきっとアデーラさんが上手くやってくれるから後で。とりあえずは、勘違いが全て氷解して、あたしはシークゼンと結婚したくなったの。それじゃ、駄目?」



こちらを真っ直ぐに見上げたまま首を傾げる様子はあざといほどに可愛らしい。


彼女の唐突に変わった態度を疑う自分。


彼女の今までの行動からして当然だと言い張る自分。


彼女の口から言質が取れたのだからと微笑む自分。


本当ならば今すぐ思い付く限りの感謝を浴びせてもう一度抱き締めてしまいたいが、過去の自分が総動員で「罠だ!」と引き止める。


そ、それに、なにより…


心の準備が…ッ!


なんというか、その、求婚成功させると息巻いていたものの、二度も拒絶されたせいか、あの、なんというかああああああ。



「シークゼン、まだあたしが好きなら結婚してください」



焦れったいと言わんばかりにロリが潤んだ目でキッと見つめてくる。


その姿の愛らしさ、刺のようにどこかに残ったままの恐怖、彼女の言わんとすることを知って溢れんばかりの喜び、どこかで燻る疑念、どうしようもないほどの愛しさ。


経験したことがないほど多くの感情がひっきりなしに押し寄せてきて、胸が一杯一杯だった。


それでもどうにか格好のつく返答をできないかなんて思ってしまって。


頭の中にいくつもの言葉が浮かんでは消えていく。



「シークゼン、返事は?」



どれほど黙ってしまっていたのか、ロリが怒ったように目を細めて、ぐっと迫ってきた。


少し拗ねたようなその仕草に息がつまる。


これ以上黙っていると余計なことしか考えられそうにない。


墓穴を掘る前に!と慌てて口を開けば、



「は、はいぃ…っ!」



と何とも情けない声が口から溢れてしまった。


しまった、と思ったけれど。


瞬く間にロリの顔が満足気に緩むのを見たらどうでもよくなってしまった。


単純過ぎる自分が滑稽だとわかっていても、頬が緩むのは抑えきれなかった。




<おまけのロリ>


読まなくてもいい蛇足です。


今回の本文とほぼ同じ長さという。


ネハバラシなだけなのでクオリティーはいつにも増して低いです。


多分、これでシークゼンが下克上するんじゃないかと思います。












シークゼンへの逆プロポーズ成功から5ヶ月。


新婚三ヶ月です。


計算合わないって?


あたし的には年齢が年齢だし、すぐに結婚式とかするのかと思ってたんだけどね。


そう思ってシークゼンに今後を尋ねてみたら「あ、あの、婚約期間を三…いや、二月ください」とか言い出しやがりまして。


清いお付き合いから始めたいって、なんなの。


別にラプーツェに居たときと変わらないよね?


頬染めながらモジモジされても困るんだけど?


もうね、大変だったよ。


大変。


だってもうシークゼンの方がなんか乙女なんだもん。


結婚式にどれだけ入れ込んでるの???


仕事を死ぬ気で片付けて目を血走らせてまでセッティングって頑張るものなの?


…もっと大変なのはそんなシークゼンを見てるのが最近楽しいことかもしれないけど。


ま、それは置いといて。


今日はフィカティアちゃんの家族とシークゼンの友人で家人とも面識があるタユラって人が遊びにくる日なのだ。


フィカティアちゃんはラプーツェでのお隣さんでこっちに来てから最初のお友達。褐色の肌に淡くて綺麗な金緑の瞳と白髪のほっそりした可愛らしい女の子だ。


彼女はサジェンラに観光しに来てくれるらしい。


片道3年なのに?と思ったら、フィカティアちゃんは転移魔法が使えるらしいです。魔法使える人なんて滅多にいないのに、転移魔法が使えてそれの使用許可が出ているなんて…恐ろしい子っ。



「奥様、お客様がお見えになりましたよ」



待ちきれなくて客間にいたあたしにアデーラさんが優しく声をかけてくれた。


なんとなく姿勢を正して待っていると、出迎えに行ってくれたシークゼンと一緒にフィカティアちゃんとそのお父さんのカヤルフ卿、それに初めて見る小さな男の子が入ってくる。


一通り挨拶を交わしていても、男の子が凄く気になる。


フィカティアちゃんそっくりの顔立ちに金緑の瞳なんだけれど、肌は抜けるように白くて髪は琥珀色だった。


そう言えば彼女の隣に立つカヤルフ卿は人種的に色が白く、髪は琥珀色だ。


なるほど、フィカティアちゃんの弟か。



「ほら、挨拶、出来るでしょう?」



もうすぐ3歳くらいでたどたどしくも喋る弟くんは、緊張してるのか何度もフィカティアちゃんを見て落ち着いてからからようやく喋ってくれた。



「かやるふが、だいいっし、あてぃる、です」



…貴族って。


多分アティルくん意味わかってないだろうけど、誰の子から紹介するよう躾られるんだね。


てか今なんか大事なワードがあった気がするんだけど、なんだろ?


挨拶ができたことを思いっきり誉めちぎるフィカティアちゃんを優しく見守るカヤルフ卿にシークゼンが声をかける。



「やはり子どもは可愛いですね、羨ましい限りですよ」



社交辞令ではない心からそう思っているだろう声音にお父さん、苦笑。


余計なことを喋られる前に口を塞ごうとシークゼンに向き直った所でバタバタと廊下を走る音がして、扉がいきおい良く開いた。



「よお、シークゼン!来てやったぞ!」



家人の静止を振り切ってきたのが目に浮かぶ。


真っ赤な髪に旅装束。


めんどくさそうなガキ大将タイプっぽい男だった。



「タユラ、人の家を訪問するときは手順を踏めと何度も言ってるだろう…」



呆れて額に手を当てつつ注意するシークゼンにガキ大将の世話を命じられた委員長的悲哀を感じる。



「ははは!学園にいた頃からなのにいい加減諦めろよな。それに嫁に土産作ってもらったから、二人で食えよ」



にいぃ、っと笑ってるのは何?


物凄く楽しそうに笑っているタユラ氏から手土産の綺麗な箱を貰って礼を述べてそのまま開ける。サジェンラ付近では親しい人からの贈り物はその場で開けるのが決まりなのだ。


シークゼンとは浅からぬ仲なようだし、開けるべきだったはず。


あたしが丁寧に箱を開けると、フィカティアちゃんが「まあ…!」と驚いて苦笑した。


真っ赤な緩衝材の中に入っていたのは小さな蜂蜜菓子。


シークゼンは暴走した時に食べて以来、蜂蜜菓子にいい印象がないらしく、笑顔のまま少しだけ固まった。


ま、あたしだけでも食べれる量だし問題ないでしょ。



「美味しそうな蜂蜜菓子ですね、ありがとうございます」



中に並べられた小さな色とりどりの花の蜂蜜菓子は美味しいし、綺麗だ。


ラプーツェのあるシフナース砂漠周辺で食べるってフィカティアちゃんが教えてくれたやつ。


フィカティアちゃんと一緒に作って、シークゼンと食べたのは…そのあとのことも含めて忘れられない思い出になっている。



「反応うっすいなー…新婚には要らねえってか」



がっかりしたように肩を落としてタユラ氏は項垂れた。



「いえ、お菓子に時期は関係ないでしょう」



誉めたのに落ち込む彼に首を傾げながら言うと、カヤルフ卿とフィカティアちゃんが吹き出してタユラ氏は唖然とした。



「え、あ、あれ?ロリちゃん、これ、前に作ったよね?覚えてる?」



あわあわするフィカティアちゃんは大変かわいいんですけど、あたしってそんな記憶力ないと思われているんです?



「覚えてるけど…?」



きょとんとして箱を眺めていると、タユラ氏まで慌てただした。



「あれ、これ、あれだよ、夜のお菓子ってか、その、大人のお菓子ってか… ラプーツェらへんの風習じゃねえの?」



確かにラプーツェの風習だと思うよ。


祭りの前に景気付けに家族と食べるんでしょ?


フィカティアちゃんがカヤルフ卿が元気になるように二人で食べるって言ってたし。


タユラ氏は入ってきた時の威勢の良さはどこへやら、オドオドしてフィカティアちゃんと一緒になってシークゼンの顔色を伺っている。


ん?


もしかして…あれ。


この蜂蜜菓子ってなんかヤバいやつだったのか。


ってか、夜のって、言わなかった?


やっぱり、そういう?


それって、なんか、色々…。


微妙な沈黙が落ちる。



「あー、なんとなく察しました。うちの家内が迷惑をかけたようですね」



いつの間にやら船を漕いでるアティル君を抱えてカヤルフ卿が沈黙を破った。



「うっ、その、流星節だから、ロリちゃんもシークゼンさんと食べるのかと思って…」



流星節は夜が短くなる前に行われる祭りの季節なんだけど。


てか、あれ、ちょっと待って。



「あの、家内って、フィカティアちゃん…」



ちんまりと座るふんわりしたフィカティアちゃんとまさに壮年って感じのがっしりしたカヤルフ卿を交互に見る。


ど、どう見ても親子だよね???



「…え、ロリちゃん、そこからなの?」



ただでさえこぼれ落ちそうな大きな瞳を見開いてフィカティアちゃんが驚いている。


まさか。



「マナイとあたしは夫婦だよ」



カヤルフ卿の下の名前ってマナイだったんですねー。



「もしかして、ずっと勘違いしてたの?!」



フィカティアちゃんにがっくんがっくん揺らされながら過去を振り替える。


ソッカー。


夫婦だからあんなにベタベタしててアユディを送りあってたんですねー。


わあい初耳ー。



「フィカティアちゃんたちは幾つ?」



揺さぶりが止まったのを見計らって尋ねる。



「マナイが42歳でわたしが18歳だけど、そんなことより、蜂蜜菓子の意味って説明したよね?!」



24 歳 差 !!!


見たまんまじゃんかよ!!!


じゃあ、アティル君は、息子さん…フィカティアちゃんはリアル15歳の母なのか!


シークゼンのことロリコンなんて思ってたこともあったけど、お隣が真性だった!!!



「ロリコ…いや、え、説明…?」



フィカティアちゃん何か言ってたっけ?


大したこと言ってなかったよね?


大切な人にだけあげるとか、夜開け前の夜食として食べるとか、元気だか精力つけるとか。


…あ、り…?


…精力つけるって…ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!


ど真ん中、ど真ん中で本命じゃないか!


直球ストレートのど真ん中一本勝負じゃん!


でも、あたしはっ、いたいけなフィカティアちゃんがお父さんに渡すものだって信じてたから…っ!


だから、違うの、違うんだってば!!!


恐ろしいことに、この伝統の蜂蜜菓子がどのような用途に使われているのか考えるにつけて様々な謎が解けていく。


あの夜まであたしに気があるなんてこれっぽっちも悟らせなかったシークゼンがなんであんな失敗をしたのか。


せ、背筋が凍りそうなほど寒気がするんだけど…。



「ロリちゃん……」


「フィカティア、相手のことをよく考えてから説明しなさい」


「まー、うん、そういうこともある」



フィカティアちゃんもカヤルフ卿もタユラ氏も諦めたような悟ったような顔で帰る支度を始めた。


え、待ってよ。


まだ来たばっかりじゃん?


ね、置いてかないで、置いてかないでよ!!!



「ロリ、少しだけお話させてくれるかな?」



暫く空気になっていたシークゼンがお菓子の入った箱をそっと取って、これ以上ない笑顔になった。



勘違い、って怖いね…。



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