24/29
第5話 やさしいせいねんはほしのまちをつくりました 第1節
むかしむかし、よぞらにうかび、ほしにかこまれたたまちがありました。『ほしのまち』とよばれていた、そのまちにはウェイシンというとせいねんがおりました。
ウェイシンは『ほしくずだん』という、『ほしのまち』をまもるしゅうだんのふくだんちょうをしておりました。
いまのだんちょうはシンシという「なまえ」のうつくしくも、きびしいおんなのひとでした。
まちのみんなはシンシのことを「だんちょう」とよびました。
ウェイシンだけは、かのじょのことを「シンシだんちょう」とよびました。
なぜなら、ウェイシンにとっての「だんちょう」はせんだいのだんちょう、シリウスだけだったからです。
それをシンシはしっておりました。
そのため、シンシはなにもいいませんでした。




