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第4話 よぞらのまちをあいしたひとたち  第1節

 むかーしむかし、よぞらにうかぶまち『よぞらのまち』に一人のせいねんがすんでいました。



 せいねんには「なまえ」がありませんでした。


 どこでうまれたのか、おぼえていませんでした。


 いつうまれたのか、おぼえていませんでした。


 それでも、せいねんはけんめいにいきていました。



 『よぞらのまち』には『ほしくずだん』というまちをまもるしゅうだんがいました。


 せいねんも、『ほしくずだん』にはいっていました。


 せいねんは『よぞらのまち』がすきでした。


 だから、まちをまもるために『ほしくずだん』にはいっていました。



 『ほしくずだん』のだんちょうはしずかで、やさしく、あたまのよいおんなの人でした。


 ふくだんちょうはつよく、げんきのよい、あかるいじょせいでした。



 せいねんは二人にあこがれていました。

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