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第3話 ちいさなせいざ 第2節
クルクスはルーナのことをあいしていました。
『ほしくずだん』にはいるまえから、『よぞらのまち』にはじめてきたそのときから、クルクスはルーナのことをあいしてしまっていました。
なので、あうたびに「いっしょにいたい」「あなたのためになにかしたい」「パートナーとしていきたい」となんども、ルーナにいっていました。
でも、ルーナはそんなクルクスのことばにはなにもかえしませんでした。ただ、やさしいえみをかえしていました。
そんなひびが、ずっとつづくとクルクスはおもっていました。
───クルクスがルーナのいのちをうばう、そのひまでは。
クルクスはルーナのいのちをうばいました。
そのりゆうがあかされたのはルーナのいのちがうばわれるときでした。




