#40 蛾、蛾、蛾。
なんかさ、いや、蛾っぽい魔獣がいっぱいいるんだけどさ・・・いやまあ、一匹一匹で見てみればまぁ、きれいではあるんだけどさ・・・それが・・・壁一面に居られると・・・それにさ、一匹一匹がデカいんよね。人間みたいな大きさなんだよ。生理的な恐怖を感じる!!
「「「「「vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv・・・」」」」」
うおおおおお何かバイブレーションし始めた・・・!!!!スマホを彷彿とさせる音だ・・・!!!って、そういえばスマホに入れてるゲーム、ログボ受け取ってねぇじゃん!!!!うわぁぁぁ!!!!!スタミナ回復遅いからスタミナ溢れると困るんだよぉぉぉぉぉ!!!!あああ次のガチャ引きたかったのにぃぃぃぃ!!!!闇ガチャと言われる武器ガチャの天井までの石、貯めといたのにぃぃぃぃぃ!!!うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!って待て待て待て!!!!戻れなくても後悔は全くしねぇって決めたんだったぜ!!まあ今の生活、めっちゃ楽しいから良いんだけどさ!!!
「ところで・・・これ、普通に通してくれないのでしょうか・・・?」
「たしかにそれは考えてなかったよ。ランス、ナイスアイデア!!」
「まあ、物は試しじゃ、やってみようかのう!!!」
「でも・・・一匹でも気づかれたら・・・かなりマズいですよ・・・」
「まあ、要するに一匹にも見つからずに、物音ひとつ立てずに、蛾に触らずにボス部屋まで行けばいいんだね?」
「そういうことじゃな!!では、行こうなのじゃ!!」
まあでも一旦鷹の権能で見ておくかな。えーっと・・・うおおおおおおおおおおお!?!?!?!?!ヤバいヤバい!!!!これ、見た感じでは10匹かそこらだと思ってたんだが、これ鷹の権能の詳細ステータス表示数が100を軽く超えてるから・・・100匹以上いるんじゃないのか?一匹一匹は格下だけど、それが100匹もいるんだったら話変わってくるなぁ・・・それに全体攻撃系のスクロールも無くなっちゃったし、もし見つかったら多分死ぬ!!!ってあれ皆は・・・もう行ってるのかよ・・・!!!まあでも大丈夫!!抜き足差し足で行くぜ!!
+ + + + +
「う・・・うえぇぇぇ・・・(小声)」
近くで見ると余計キモイ・・・というか恐ろしいほど美しいって感じに近いかな?まあでも気にしなければいないのと同じ!!!さてフェリナ達にも追いついたことだし、まあ、ゆ――っくり進めばいいよな。ってかこれもうそこそこ歩いたけどまだ蛾ばっかだな・・・って、ボス部屋見えてきたぜ!!!!やったね!!!!あー、ここまで長かったぜ!!!みんな疲れたよなさすがに!!!でも、長かったこの階層ももう少しで終わりだぜぇ!!!
「もうすぐですね、リース様!!!!」
「「「「あ」」」」
「「「「「vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv!!!!!」」」」」
う・・・うわぁぁぁぁ!!!!やってくれたな、ランス!!!!!お決まりだけど一番やっちゃいけないことだぜ!?!?死ぬ死ぬ!!!!まあ死んでも死なないから良いのかもしれないけどさぁ!!!!!でもまたあの地獄の待ち時間経験したくねぇんだよ!!!うわぁぁぁぁ!!!!めっちゃ向かってくるじゃんか!!!!!!!のぉぉぉぉぉぉぉ!!!!死にたくねぇぇぇ!!!!!
「「「「「vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv!!!!!!!!」」」」」
うぎゃああああああ怖い怖い怖い!!!!!ってあれ?何だ?あのボス部屋の横に道・・・?いやでも細い道・・・あ!!!!
「皆!!!!あの横道に入って!!!!」
「了解しました!!!」
よし、皆入ったな~?じゃあ虫さんたち、喰らえぇぇぇぇ!!!!
「炎神よ、我が願いに応え、我らを護る壁となれ!!!《Fire Wall》!!!!」
「「「「「vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv………」」」」」
よっしゃ思った通りどんどんファイアウォール突っ込んでって死んでくぜ!!!!もしこの横道無かったらファイアウォールで道を塞ぎきれないから助かったぜ!!!にしても危なかった!!!!詠唱の時間ギリギリだったぜ・・・!!!!スクロールだったらもっと余裕あったんだろうけどさぁ!!!!ってそういえば・・・
「この横道って・・・」
「リース様・・・!!!あれは・・・!!!」
「まさか・・・!!!」
「初めて見たのじゃ・・・!!!」
「「「「宝箱・・・!!!」」」」
初々しい反応
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