番外編2 診療記録:ネル
XXXX年XX月15日 病院に運ばれてくる。点滴を投与、ヒールをかける。心拍、呼吸共に異常なし。下腹部に10cmあまりの裂傷あり、ヒールをかけても変化なし。特殊魔法か魔道具による傷だと思われるため、通常治療を開始。今日は一度も起きず。下腹部の傷口を25針縫合。下腹部の裂傷は回復傾向にある。
XXXX年XX月16日 引き続き点滴を投与。一日を通して心拍、呼吸共に異常なし。下腹部の裂傷はヒールをかけても変化なし。 12:16に一度目が覚める。14:35まで質問等をしても応答なし。14:36に錯乱状態に陥る。叫び、髪を抜き、頭を壁に打ち付ける。看護師が3人がかりで拘束。その後脳波に異常が発生。14:37に再度気絶。そのまま昏睡状態に陥る。その後一度も起きず。裂傷は驚くべき速度で治癒されている。おそらく自己修復力が高いものと考えられる。
XXXX年XX月17日 点滴と鎮痛剤を投与。5:49に目が覚める。6:36まで放心状態。6:37に錯乱状態に陥り、その直後に気絶。脳波に異常発生。そのまま昏睡状態に陥る。14:48に目が覚める。念のために拘束具を付けておく。17:41に錯乱状態に陥る。脳波に異常あり。17:43に気絶。そのまま昏睡状態に陥る。このような症状は過度のストレスによるパニック障害だと診断、治療可能な魔法医師を18日に呼ぶことに決定。
XXXX年XX月18日 魔法医師が到着、特定の記憶が原因で錯乱と昏睡を引き起こしていると診断。特定の記憶に鍵をかける魔法で治療を行う。16:27に目が覚め、そのまま1時間ほど放心状態に陥るが、錯乱状態に陥ることは無かった。また、下腹部の裂傷も回復していたので、明日から自宅で経過観察とさせる。
XXXX年XX月19日 病院にネルさん宛ての荷物が到着。中を開封すると8本の足の義足(魔道具)が入っていた。早速装着させると思いのままに動かせていた。どうやら脳波を読み取って動いているようだ。体調も意識もかなり安定している。また、質問にも正常に答えられるようになった。そして魔法医師が封印した記憶について何か聞いても全く分からないと回答。記憶処理が完了したと考えられるので、このまま自宅待機に移行する。
果たしてこんなものが診療記録と呼べるのだろうか・・・!?!!?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
もし面白いと思っていただけたら下にある ☆☆☆☆☆ を ★★★★★ にしていただけると作者が飛び回って喜び壁をブチ破ります。
ブックマークに追加していただければ光栄です(????)
また、感想等があれば書いていただけると作者のモチベがカンストするのでぜひお願いします!!
誤字等もあれば遠慮なくお願いします!




