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権能の片鱗

遅くなりました。

『ちくしょう!なんでこうなった!!!時を止めても平然と動いてやがる!この力さえあれば神にすら勝てると思ったのに』


襲撃者の男がそう愚痴を零す。


『その程度で神に勝てると思ったのか?それは傲慢にも程が有るなぁ、、、その程度の力で勝てる程『1つの道を極めた者()』は弱くない』


ふと周りを見渡すと襲撃者の男以外気絶しているようだった。好都合だ、、、冥土の土産に見せてやるか神の権能の片鱗を。


『ちょうど他の人達も気絶した事だし冥土の土産に見せてやるよ。神の力の片鱗をな!』


俺はそう言って権能を解放する。荒れ狂う力の奔流が俺の身体から漏れ出した。


『な、、、、、、!?』


『権能の片鱗とはいえ分かっただろ?これが神だ』


俺はそう言って権能を解除する。


『なるほどな、、、確かに俺の傲慢だったようだ、、、自首する、、、お前の正体も言わねぇよ。敗者は勝者に従うものだし元々俺は超越者とかいう奴らと戦ってみたかっただけだしな、、、』


やっぱり力の差は見極められるようだな。、、、ならこれはサービスだ。俺は他の人達を起こすついでに襲撃者の男の寿命を元に戻してやった。


『うーん、、、は!?襲撃者の男は!!!』


最初に戦った女の子の超越者が目を覚ましたのをきっかけに次々と目を覚ましていった中で誰かがそういった。


『あの人なら自首するそうですよ。それでは俺はアニメ見たいんで帰ります』


(面倒事は嫌だし早く帰ってアニメ見たいので簡潔に言って帰ろう)


『あぁ自首する。早く捕まえてくれ』


超越者達は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。

さて、アニメ!アニメー


俺はこうして超越者の1人となった。

主人公がなんの神なのかはまだまだ秘密です。、


ちなみになんでこんなに早く犯人が諦めたかと言うと、おそらく皆さんも心霊現象とかを聞いた時に怖いとおもいますよね?実際に体験した時の恐怖は計り知れません。あの世界では異能力が有るからこそ神や妖怪などが身近に有ります。だからこそ自分の理解の範疇に存在すら許されていないほどの絶大な力を前に犯人は恐怖を感じたんです。みなさんも子供の頃に親から感じたはずの言うことを聞くしか無いと思わされたはずです。かの有名なフランクリン・ルーズベルト大統領も『我々が真に恐れるべきは恐怖そのものである。名状しがたく理不尽で、不当な恐怖』と言うように人間は得体の知れない物に恐怖します。その恐怖には人間はなかなか勝てないという事です。

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