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【読み切り】死に戻り剣豪執事は、空っぽぐーたら剣聖お嬢様の全部をもらう〜一度目は世界に負けたので、二撃目は最初から隣に立ちます〜

最終エピソード掲載日:2026/05/11
孤児だった俺を拾ったのは、千年に一度の剣才を持つお嬢様だった。
 美しく、優しく、強すぎる彼女。
 けれど家も父も失った彼女は、剣を振るうこと以外に何も望めない、空っぽぐーたら剣聖になってしまった。
 だから俺は決めた。
 悪役になってでも、彼女の生きる目標になると。
「いつか貴女のすべてを手に入れますよ」
 そう言いながら、俺は執事として、参謀として、剣豪として彼女の隣に立ち続けた。
 だが世界は、白銀の剣災《剣邪》によって滅ぼされる。
 仲間は死に、お嬢様も死に、俺も最後の最後で牙を突き立てることしかできなかった。
 そして死の間際、願ってしまった。
 ――あの人が、剣の頂に届くところを見たかった。
 目が覚めると、俺はすべての始まりに戻っていた。
 飢えた孤児だったあの日。
 リンゴを差し出す、幼いお嬢様の前に。
「りんごあるよ。食べる?」
 今度は間違えない。
 今度は最初から隣に立つ。
 今度こそ、貴女のぜんぶをもらってみせる。
 死に戻り剣豪執事と、空っぽぐーたら剣聖お嬢様。
 二撃目の人生が、ここから始まる。
読み切り
2026/05/11 12:01
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