『カップ焼きそばのシュールな純愛(微エッチ注意) ~ カップ焼きそばの気持ちになって書きました ~』 を 読んで
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先ずはじめに、罵倒抜き前置きとして、
この作家さんは、私が好きな作家さんです。何故好きなのかというと、空気感に冷静な目と情熱を上手く同居されている方のような気がするからですね。よくも悪くも自分というものに対して無理を課さないことをバランスを分けて組み分けていける方に感じます。……何に対しての、バランスの良さだって……?勿論、人や、表現するものに対して、ですよ!……そこが、型通りだ!とか、冷静だ!とか、実は何か無茶なところもありそう……とか、思われそうな方にはあんまり合わない作風なのかもしれません。でも私は、この作家さんの空気感がとても好きです。
今回、罵倒ポイントは、ありません!何度も繰り返し読み返したい良作に思えます。作者さんのバランスの良さが、随所にちりばめられた良作のように思います。そのように見えます。
きっと、この御作品を書かれようとしたとき、作者さんは、すこし、ちょっとした冒険をしようとされたのではないかな?と、想像するのですが、作者さんの持ち味のバランスの良さが、調和を崩すのを拒まれたのですね。素敵です。私にはそう見えました。
このような緊張感のある御作品のようなぎりぎりの部分の楽しみを味にする方向性は、多分、この作者さんにはぴたりとはまるように私には見えます。けれど、多分、作者さんは、そうは思われないのだろうな、とも想像します。かくして、そういったもので、読者と作者さんはそういった部分で相いれないものなのでしょうね。難しい問題です。
ご依頼して頂き、有難う御座いました。
ぎりぎりの緊張感を楽しむこのような御作品。高い完成度と、作者さんらしいバランスの良さがじんわりとかみ合った良作に見えます。凄く楽しめました。御作品、拝読出来たこと感謝致します。
ここから先、このエッセイは、この作品を私が個人的に読み込み、味わう場にさせて頂きます。
宜しくどうぞ!!!