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幾重にも

挿絵(By みてみん)

 陽射しは、冬でも鋭いものでした。

 日光が、刺さる様に降り注いでいます。

挿絵(By みてみん)

 分厚い雲が、太陽を飲み込んで行きます。

 溢れる光が描く、束の間の光景。

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 気が付けば、空には灰色が満ちていました。

 先程までの眩しい白が、嘘の様に。

挿絵(By みてみん)

 すっかり雲に包まった太陽。

 移ろう空模様は、一時も待ってはくれません。

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 止まらない時が、日を傾けて行きます。

 空の端、雲間からは陽光が漏れて。

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 黄金色。

 空が鮮やかに染まります。

挿絵(By みてみん)

 暗い雲に隠された、陽の沈む先。

 零れる光は、ほんの僅かなのに。

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 空を廻っては、景色を変えて行きます。

 万華鏡みたいに、幾重にも。

挿絵(By みてみん)

 花の様に、夕焼けが映えます。

 そんな一瞬は、まるで幻みたいで。

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 思う間もなく、失われて行きます。

 遡らない時間は、どうしようもなく。

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 刻々と、終わって行く今日。

 夜が、佇む雲に染み込みます。

挿絵(By みてみん)

 

挿絵(By みてみん)

 過ぎるばかりで、戻らないなら。

 せめて次は、と思うんです。

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

 何度も、後ろ髪を引かれて。

 何度も、振り返りながら。

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

 残照に、夕陽は戻らなくとも。

 明日の空に、思いを馳せて。

挿絵(By みてみん)

撮影日2015年12月21日

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