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フロム・ヘル

 ──外からセミの鳴き声がする。

 「よぉ、ねぼすけ」

 コギトはもうとっくに起きていたようで、いつの間にどこで買ったんだか知らねぇが、新聞を片手に茶なんか飲んでいた。簡単にスラムで手に入る「茶」とは所謂チャノキを加工して作られた高級飲料ではなく、食える雑草を煮出して砂糖入れたものである。

 コギトの顔の怪我はだいぶよくなっており、湿布が取れていた。

 「……あ? 今、何時? オメーが隣だったから寝つきが悪かったんだよ」

 「九時だ。意外と繊細なんだな。オレは健康優良児(ケンコーユーリョージ)だから朝までぐっすりだったぞ」

 「朝飯食った?」

 「いや、まだ」

 ……九時なら、店によっては、ギリギリイケるかもしんねぇ。

 「おい、外に飯食いに行かねぇか? 俺の奢りだ」

モーテル付近の屋台で俺たちは朝飯を食うことにした。時間が時間だったから、他の客はいなかった。粥を二人前注文して合計四十バーツほど。大した値段ではねぇが、俺なりの、昨夜の礼のつもりだ。粥には肉団子とネギや生姜が入っていた。ついでに、トッピングで卵も追加した。これはオマケだ。

 今日の予定は以下である。

 その一、トラキチ二号とサヨナラする。ホントにツラいけどこればっかりはもう諦めた。この話題になったとき、あからさまに落ち込んでるのが顔に出てたのか、コギトが食いかけの卵を俺にくれた。

 その二、新しい拠点となるモーテルを探す。トラキチ二号をうっぱらった後、荷物の関係で俺たちはまた別の車に乗って一旦このモーテルに戻るワケだが、あまりにも不審行動過ぎる。

 その三、昼間のパラディーソに行ってみる。まず敵地を視察するのは当たり前のことだ。営業時間外だろうが行ってみる価値はあるだろう。

 その四、オークションの具体的な情報を得る。正直これは難しいがなんとかしなきゃなんねぇ。一応コギトには考えがあるようだった。

 「これが例の新聞広告だ。恐らく、ここしばらく掲載され続けてる」

 『外区(がいく)日報』はトーキョー二十三区外で広く流通している紙新聞で、その名の通り外区日報公司から発行されている。外区日報公司はドームに面した武蔵野(ムサシノ)に本社を構えており、このマチダにも支社がある。

 外区とはドーム外の区画を指す言葉だ。スラムの住民は『外区民(がいくみん)』とか『ガイク』とか差別的なニュアンスでドームの人間から呼ばれることも多い。俺たちは俺たちでドームの人間を略して『ドー(みん)』とか呼んでいた。

 で、直接その外区日報公司に個人広告主を問いただそうってワケ。もちろん、タダでは教えてくれねぇだろう。金を積んでも、守秘義務とかなんとかってヤツで無理な可能性の方が高い。じゃあ、どうするのか。

 「オレたちからもパラディーソに宛てて個人広告を打つのはどうだろう。お前にはオレをオークションに出品するという任務がある。が、オレたちはなんのコネクションも持ってない。完全に新規の客だ」

 「まぁ、ナシではねぇな。これからパラディーソに足繁く通うよりは現実的だ。でも、そんな簡単に見てもらえんのかねぇ」

 「切り札としてはオレがエチカと似てるってとこかな。あのおっさんみたく、オレの性別を黙って宣伝しよう。エチカ似の十四歳……は飛びつく輩も多いんじゃないか? それに、嘘は言ってないしな」

 「……そうだな」

 俺も飛びついた輩とやらの一人だったのは間違いねぇ。クソが。……まぁ、いいや。

 全部吸ってしまったので、落ちていたシケモクを拾っていると、コギトが信じられないという目で俺を見てきた。

 「……清志郎(セイシロウ)、それを吸うとか言わないよな?」

 「吸うぜ。なんか文句あんのか?」

 「ばっちぃなぁ! 病気になるだろ。衛生観念どうかしてるんじゃないか?」

 「いちいち、うるせぇヤツだなー。俺の身体にはあらゆる抗体が出来てんだよ」

 「そもそも未成年だろ、お前! とにかく、今後タバコは禁止だ」

 えーっ! 潔癖過ぎだろ! 困った坊ちゃんだぜ。

 すぐ新しい車が必要だったから、パーツ解体と中古車販売両方をやってる店に目星をつけた。街道沿いに何軒かあったが、面倒なので現在地から一番近いとこにする。解体作業は半日ほどかかるらしい。作業員に運ばれるトラキチ二号の方はあんま見ないようにした。クソ、泣けるぜ。全て作業が終わってから、査定諸々があり、金は支払われるらしかった。今の俺たちはすでに金持ちなので問題なかった。約六万六千バーツで俺たちは適当な車を見繕った。二号に比べたらだいぶ見劣りするが、これでもトラキチそのものよか上等だった。

 その黒いセダンを俺は『リュウジ』と名付けた。漢字にすると『龍次』である。コギトにそこはトラキチ三号じゃないんだなと言われた。当たり前だ。トラキチと二号はどっちも白い車体だったけど、心機一転、色も形も生まれ変わったのだ。次の新たな日々に向けてという意味でそういう名前にした。

 「……お前が車好きなのはわかったけど、かなりどうでもいい話だぜ」

 「コギト、オメー全然わかってねぇなぁ。ロマンだよ、ロマン」

 モーテルに戻ると、コギトが洗濯したいとか言い出しやがった。コイツ、いちいち洗う気かよ。メンドくせぇ。

 「好きにしろや、坊ちゃん」

 「バカ、お前のも洗うんだよ。オレはお前と違って綺麗好きなんだ! お前と違ってな!」

 そう言うと、コギトは俺の服をひん剥いた。何すんだ、コイツ! お前は俺のお袋か? まさか俺までマチダTシャツのお世話になるとは。替えの下着がなかったから、ノーパンになってしまった。二人揃って、マチダ大好き人間だ。館内のコインランドリーで洗濯物を洗ってから、わざわざフロントからアイロンまで借りて、コギトは衣類のシワを丁寧に伸ばしていた。

 その間、コギトに頼まれて、樹脂製でダイヤル式の鍵がついたスーツケースを買った。今の俺のナリだと、いよいよマジでクソ観光客って感じだ。ついでに金を入れるためのアタッシュケースも買っておいた。これにびっしり札束が入る様子を想像するとワクワクした。

 いよいよ、このモーテルともお別れだ。スーツケースに荷物を詰めた。二人分の最低限の荷物を入れるには十分な大きさだった。いかにも大事なものが入ってますよと宣言してるようなモンなので、本末転倒な気もするが、とりあえずアタッシュケースはスーツケースの中に閉まった。ひったくりも多いから基本的に俺が持つことにする。

 チェックアウトして、俺たちはリュウジ一号に乗り込んだ。一号というのは、二号の存在を示唆しているとコギトに指摘されたが、その通りだ。ぶっちゃけ、まだ俺はこの車を相棒として認められていない。

 「なぁ、サンダルだと石が足の裏に入って痛いんだが」

 「そんぐらい我慢しやがれ。俺のお陰でお前が歩く機会なんてそんなねぇんだから」

 車に乗って三十分足らずで旧町田駅広場に到着した。昨夜の喧騒がウソのように、ただ金属の擦れる音だけが響いていた。旧町田駅は廃駅である。正確には、ヒトの交通手段としての役割を終えただけでモノの輸送手段としてはいまだに現役だった。

 かつて、外区であるマチダや立川(タチカワ)やハチオウジもドームと繋がっていた頃の名残だ。今も外区廃駅は線路同士で結ばれており、それらはまとめて零線──『レイ・ライン』と呼ばれている。レイ・ラインの一本に並行してサカイ川が流れている。橋で川を渡ったその先に風俗街がある。

 その中でもひと際異彩を放っているのがパラディーソだった。まず、巨大な凱旋門がお出迎えしてくれる。これがパラディーソ専用のゲートだ。ヘビをモチーフにしたエンブレムの下には『Paradiso』の文字がでかでかと掲げられていた。

 ゲートからは徒歩で行くことにする。コギトの顔は目立つので、俺のレインコートを着てもらった。

 ゲートを潜ると、両端に天使と悪魔のレリーフが彫られていた。よく見ると、上の方によくわからんアルファベットが小さく刻まれている。

 「Carpe(カルペ) diem(ディエム)……今この瞬間(とき)を楽しめだとさ」

 へぇ。そんなことが書いてあんのか。外来語なのがキザだけど、なかなか洒落てるなぁ。とか思ってたけど、コギトは忌々しそうな目でその文字を見てたから、言葉にはしなかった。

 真っ白い大聖堂のようなデザインの建物は八階建てくらいあった。これが一軒の娼館なのか? デカ過ぎる。太陽の光を反射して、ステンドグラスがちらちら光っていた。流石は高級店、下品なパネル等は無ぇみたいだ。しかし、夜はライトアップされて華やかなんだろうが、昼はハリボテ感が目立って安っぽかった。とはいえ、スラムでここまでの贅を凝らした建物は他にねぇだろう。

 ──ここに、あのエチカがいるのか。いつか宣材(せんざい)で見たエチカは超ミニ丈のチャイナドレスを着ていた。大胆なスリットからは下着が見えなかったので、穿いているのかどうか疑わしかった。乳はやや控え目だが無くはねぇ。せいぜいCカップかそこいらだろう。その代わり尻がデカめだった。とはいえ、スレンダー体型に該当するだろう。身長は百六十二センチあるらしかった。コギトよりだいぶ背が高ぇはずだ。

 「……なぁ、お前の姉貴ってどんな女なんだ?」

 「叡智果(エチカ)……エチカは、我が姉ながら、優秀な人だよ。茶道、華道、書道……所謂三道はもちろん、薙刀の達人でもあった。当然、姉が家の跡を継ぐと思って、オレは習い事もサボってフラフラしているような子供だった。でも、ある日、こう言われたんだ」


 ──あれは確か、母の七回忌のときだったか。

 「考義人(コギト)、もうあなたも九歳になりますか。半分成人のようなものですから、この際言っておくわね。あなたは男なのだから、あなたが有栖川の家を継ぐのですよ」

 何故、とオレは姉に問うた。エチカの方がオレより優秀なのに、そんな考え馬鹿馬鹿しいじゃないか。

 「私は女の身ですからね。生憎だけどY染色体は持ち合わせていないのよ。有栖川の血統を守るのはあなたの役目なの。お父様から私が薙刀を習うことを許されているのも所詮女の道楽だからでしょう」

 そんなことない、父もエチカに期待しているのだとオレは言った。

 「あなた、何もわかっていないのね。困った子だわ。まぁ、いいでしょう。いずれ、あなたにもわかる日はきますもの。そのとき私はどこかにお嫁に行ってるかもね。そしたら、うんとお祝いして頂戴ね」

 幼少期に事故で母を亡くしたオレにとって、エチカは姉であり母であった。この言葉遣いを直せだとか、口うるさく感じるときもあったが、オレはエチカを愛している。


 「……ハーッ! 変な女! よく知んねぇけどよー、確かY染色体って都市伝説の類だろ? 血だのなんだのってのは、そんな大事なモンなのかねぇ」

 「まぁ、そう言ってくれるなよ。退化しただけでY染色体は実在するんだぞ。それに、東京ではエチカの考え方の方が主流なんだ。父やオレはそうじゃなかったけどな」

 「そうかもしんねぇけど、変な女で俺ぁ抜けねぇよ」

 「なっ……抜くとか言うな! 人の姉に……!」

 コギトは怒ってたけど、俺は結構萎えていた。これからコギトを出品してまで手に入れようって女がまさか変人とは……。まぁ、コギトも変なヤツではあるが。コギトは善人だ。少なくとも、善人であろうとしている。

 「エチカを奪還する。これは絶対命令だ。清志郎はオレの犬なんだから犬らしく従っておけばいいんだ」

 一度そう誓ってしまった手前、ワンと答えるしかねぇ。そう、俺は義理堅い人間なんだ。……ここではボスのことは置いておいて。

 いつまでも見てるコギトを無理矢理俺が引きずって、俺たちはパラディーソを後にした。

 そんなワケで、外区日報公司マチダ支社まで向かったものの、案の定、個人広告主のことは何一つ教えてはもらえなかった。こちらからも個人広告を掲載する旨を話すと、最低一万千バーツからとのことだった。

 「……若輩者だからといって、随分と足元を見られたものですね。御社がドームと繋がりがおありになるとの噂はかねがね伺っておりましたが、まさか広告費用まで東京仕様とは思いも致しませんでしたよ」

 要約すると、ガキだからってナメやがって、テメーら、広告費用をもっと安くしろとコギトは言った。

 「とんでもございません! 弊社は辺鄙な(いち)地方新聞社でして、お嬢様のようなご令嬢がお手を煩わせてまでお越しになるような場所ではありません。畏れながら、このようなご用件でお嬢様がいらっしゃるとなると妙な噂も立ちましょう。ご用事がお済みでしたら、お帰りになった方が賢明かと存じます」

 要約すると、ガキが来るような場所じゃねぇんだ、テメーがパラディ―ソを嗅ぎまわってることを言いふらしてやってもいいんだぜ、それが嫌なら帰れと社員は言った。

 「おい、回りくでぇぞ! いいからとっとと言うこと聞きやがれ!」

 イラついて俺が叫ぶとコギトが制止してきた。

 「ふん、金さえ払えば貴様らに文句はないだろ。金汚い情報屋が。今からオレの指定した文を明日の新聞に掲載しろ……全く、久々にバカみたいな話し方をしちまったぜ」

 ──コギトの指定した文とは以下だ。


 地獄よりぱらいそへ

 真なる叡智の果実は我が手中にあり

 欲するならば時と場を報せよ


 自分がエチカに似てるのを利用して、コギトはオークションの真偽を撹乱する気らしかった。

 「なんだぁ? この地獄よりってのは?」

 「……ここがオレたちにとって地獄みたいなところだってことだよ」

 「おい、住めば都って言葉を知んねぇのか? このクソドー民がよぉ」

 「悪かったよ……。少なくとも、お前と過ごした時間は嫌いじゃないぜ」

 わかりゃいいんだよ、わかりゃ。大いなる寛大さをもって、俺はコギトの失言を許した。

ちなみに、結果として、トラキチ二号は約百七十六万バーツになった。流石は高級外車だ。出所が分からない状態で即金支払いでもこれだけの値段がつくのか。俺たちは契約書に適当な偽名を書いて提出した。この書類も形式上のもので、ウソがホントかなんて誰も気にしねぇのだ。

 あとは、別のモーテルにチェックインした。フツーに考えたら、金はあるが、宿のグレードは上げねぇ。そもそもオークション参加費がいくらくらいになるのか、まだ俺たちは知らねぇからだ。

 夜になって、繁華街のわかりづらい場所にある出会いカフェで客を品定めした。出会いカフェとは言ってみればヤリモクのカフェで、店内でワンドリンク頼み、お互いの利害が一致すれば店外で行為に及ぶことが出来る。新参者でエチカ似のコギトは目立っていた。複数の場所をコギトが狩場に選ぶのは、エチカに似た自分の存在をマチダにおいて知らしめるためだった。

 今夜の客は二人組の女らしかった。女二人と3Pか……夢のあるシチュエーションだな。どっちもいい女だったから、少し羨ましい気もした。運転中に女の一人が、キミもどう? とか言ってきたのはすげぇ魅力的だったけど、鋼の意志で断った。

 前回の反省を生かして、事前に俺は便所で抜いておいたのだった。かつての職場、エイト・プリンセスで密かにお気にだった()の宣材を使った。それだけはポケットに入ってたんだ。もちろん元職場で色恋沙汰は起こしていない。

 今回は客が泊まっているホテルにコギトを連れ込んだ。おいおい、コギトのヤツ、相手が女だからって安全意識が低くなってねぇか? お前に何かあったら俺がなんとかしきゃなんねぇんだぞ? マチダTシャツから着替えて俺はいつもの身なりだったけど、従業員にチップを渡したらホテル内に立ち入ることが黙認された。

 待ち時間は随分長かった。モーテルと違って、ある程度防音されているとはいえ、たまに女の甲高い歓声が扉の向こうから聞こえた。

 終わってから、客を見送った後、急に糸が切れたみてぇにコギトはヘロヘロになっていた。

 「……今夜のオレはもうダメだ。しばらく使い物にならん。あの二人、全身作り物だったよ」

 「へぇ、道理でいい女だったワケか。俺ぁ乳のデカい女が大好きなんだ。それでたぬき顔だとなおいい」

 「……お前の性的嗜好はどうでもいいんだよ。やっぱり若くて体力がある客はダメだな。二人分、相場より多めに出すって言うから相手したんだが……。女って何回もイケるのは狂ってるよ。一気に四発も出すハメになった」

 「そりゃ、ご苦労様なこった。じゃあ、今度から生身の変態ジジイを選ばなきゃな。お前もポカミスすんだなぁ」

 「まぁな。男は客さえ射精してくれれば問題ないところだけはラクだよ」

そんなこんなで今夜はお開きだ。コギトはモーテルに帰ってからシャワーも浴びずにブッ倒れるように寝た。

 翌朝の新聞には指定した文言がきちんと載っていたってのに、なかなか起きてこなかった。しょうがねぇから、屋台で揚げパンと豆乳をテイクアウトしてやっといた。十時くらいにようやくコギトはのそのそ起き上がると、歯を磨いてシャワーを浴びた後、朝飯というかブランチをもさもさ食っていた。確かに、ダメだこりゃ。その日のコギトは一日中そんな感じで、夜の相手も一人だけだった。

 そして、その次の日。外区日報の紙面には、確かに、パラディーソからの返事が載っていた。


 ぱらいそより地獄へ

 明朝寅の刻

 旧町田駅前電話ボックスにて(続)

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