魔女と黒蜘蛛の出会い
魔女と人間蜘蛛の出会いは森の中。
人間蜘蛛は、人間にいじめられて弱っていた。
その頃魔女は薬草を取りに行っていた。
魔女と人間蜘蛛の出会いはどうなるのか?
魔女と人間蜘蛛。
私は魔女だ。
僕は人間蜘蛛。
二人が出会う瞬間は、森の中でした。
魔女は薬草を取りに行っていた最中でした。
人間蜘蛛は人間にいじめられ、弱っていた状態でした。
魔女はその人間蜘蛛を見た瞬間に不思議な気持ちになりました。
「君は何処から来たの?」っと声をかけた。
人間蜘蛛は不思議そうに助けてくれるのか分からないが応答することにした。
「僕は、人間と暮らしてたんだ」
「人間?そんな危ない奴らと暮らしてたの?」
静かに頷く人間蜘蛛。
その反応を見た魔女は、不思議そうにこう答えた。
「君は、人間と暮らしてたかったの?なにもメリットもないのに」
「蜘蛛だとしても人間と生きていたいんだ。だって、人間と蜘蛛の中間だから」
「なるほどね、でもそこに暮らしてて人間にいじめられるなら森の中で隠れて暮らせばいいのに」
その言葉を聞いた人間蜘蛛は、難しそうな顔をして悩んでいた。
それを察した魔女は、なにかを提案しようと考えた。
「貴方、私と暮らさない?私と暮らせば何も怖いことはないわ」
「でも、怖いことが無くても僕は君を食べてしまったりしないかな?」
そんなことを考える人間蜘蛛を馬鹿らしいと思った魔女は、クスクスと笑った。
「馬鹿ね、食べられても何も気にしないわ。寧ろ食べられる方が幸せだったりするかもよ?」
「何で?君は怖くないの?」
そんな疑問をもつ人間蜘蛛。
魔女は、何も気にする必要はないと伝えた。
人間蜘蛛は、それを聞いて納得したようで魔女の住む森の奥へ連れていってもらった。
「ここが私の家よ」
少し自慢げに伝える魔女。
人間蜘蛛は、魔女の家を見て満面な笑みを浮かべた。
「ここいいね、とてもお洒落!僕こういう家に住んでみたかったんだ!」
人間蜘蛛は嬉しそうだ。
魔女の家は、薬草も本も身近な家具も色んな物が揃っていた。
シャンデリアなども飾ってある。
家の外装は、古そうな見た目だが家の中は、とても綺麗な造りだった。
魔女の家は不思議なものが沢山あるようだ。
「ねぇねぇ、魔女さんこれは何~?」
「これ?薬草だよ。怪我したときとか家を修復したり、瞬間移動したりお掃除とかも自動でやりたいときに使うの。」
「なるほど、じゃあこの本はどんな内容なの?」
「これかー、小説とか薬品の説明書とかだよ。」
そんな風に人間蜘蛛は気になったことを質問した。
魔女は質問されることなど普段はないので、不思議な感覚だったようだ。
「そういえば、魔女さんって何て呼んだらいいの?」
「私のことは、魔女って呼んでくれればいいよ。私は名前がないからね。君のことはなんて呼んだらいいの?」
「僕?僕は名前がないんだ、だから名付けて」
魔女は名前がない人間蜘蛛の名前を考えようとしたが、動物や生き物などに名前を名付けたことがないので、どうやって名付けるのか分からなかった。
なので、単純な呼び方にした。
「黒蜘蛛って呼ぶよ。君は黒い蜘蛛さんだから。」
黒蜘蛛は、名前を貰ったことで幸せそうに微笑んでいる。
だが魔女は名前は名付けたことがないから、黒い蜘蛛だったから黒蜘蛛にしたんだよと伝えた。
だが黒蜘蛛にとっては、とても幸せなことで呼び名があるってことが嬉しかったようだ。
そんな喜ぶ姿を見て魔女もふふふっと微笑んだ。
魔女は初めて家族ができた。
魔女は黒蜘蛛を連れてきて良かったと心の奥底から想った。
魔女の世界では、家族は人に殺されてしまうことが多かった。
なので家族というものを知らずに大人になることが多いのである。
魔女は、家族というものを知れて少し安心しているのもある。
黒蜘蛛は、魔女に助けてもらって、名前を名付けて貰ったことに安心したのか、毛布に身を包みすやすやと寝ている。
魔女は黒蜘蛛を見て、子供でも見ているような感覚になったようだ。
「さて、私はお食事でも作って、黒蜘蛛が起きてくるのを待っていることにしよう」
そんな風に一日目は過ぎていった。
人間蜘蛛は黒蜘蛛と魔女に名付けられ、魔女は初めての家族というものを知った。
今後どんな日常を暮らすのか、書いていこうと想います。




