理由や原因は果たしてあるのか
季節の変わり目になると、風邪をひいた時に「季節の変わり目だからねえ」という言葉を聞く。時候の挨拶みたいなものだと受け止めていたが、よくよく考えたらおかしい。
例えば、季節の真っ只中に風邪をひく。その時はその時で寒かったから、急に涼しくなったからという言葉を使う。夏風邪であれば、冷房の効きすぎという理由を持ち出すかもしれない。
何のことはない、風邪なんて何時だってひくのだ。理由なんて後付けだ。事象が先にあり、それから原因を探しているだけだ。実のところ、世の中にはこういう事はたくさんあるんじゃなかろうか。
例えば、初登板の新人投手にいきなり完封されるとしよう。その酷い試合の後、ファンは色々考える。初物に弱い、最初の対戦で癖が分からなかった等々。だが、理由なんてそれこそ後付けであり、もはや考えても仕方がない。答えは対峙した投手と打者だけが知っている。リアルタイムで見てみないと、本当のところは分からない。
とりとめもない文章になってしまった。とどのつまり、原因や理由を探すのは程々にしましょう、ということ。過去を振り返ることは時に有益だけど、度を過ぎれば理屈をこねくりまわすだけになるから。




