第四話 悪い未来の確率
今回は保険などの、悪い未来にかける選択について話させてほしい。
転売ヤーが批判されるが、実は世の中の多くの金融商品は形を変えた『中間搾取』だったりする。
手数料という名目で、あなたの資産を運用する権利を中抜きされているのだ。
「証券口座や銀行で始める資産運用も手数料が高いところは一緒だけど」
証券口座も手数料次第では中間搾取ともいえるだろう。
集めたお金を株式などで運用して、利益を抜き取って変換する形だ。
日本という国はインフレが続いていく前提なので、全資産を現金で管理するのは資産を減らす結果になるだろう。
しかし、その保険や資産運用から抜き取られる必要はない。
「つまり、商品だけでなくそこに行き着く『過程』に金をかけてないか確認しないと」
AIや動画投稿サイトで調べたところ、次のような日本の最強制度があるらしい。
公的保険制度、3割負担と高額療養費制度がある。
1ヶ月の医療費が自己負担限度額(年収にもよるが一般的に8〜9万円程度)を超えた場合、超えた分が国から払い戻される。
食事やベッド代は自己負担だが、高額な手術や入院費用に関しては怯える必要はない。
「30年間、月5,000円の医療保険を払い続けると180万円。高額療養費制度がある日本で、30万円の持ち出しが発生する入院を6回もする確率がどれほどあるだろうか?その180万を自分自身で運用・管理していれば、病気以外の自由にも使えるのに」
しかしそのお金を浮いたからNISAなどの資産運用に全額回す、ということでもない。
そのお金は病気になってからではなく病気になる、もしくは軽度で済むようにしたほうがいい。
「そもそも、病院や手術、病気も怖い。なら、ならないようにお金を使うほうがいいだろう」
そこでやるべきことは、役所から送られてくる検診の利用、歯医者、エコー検査などが挙げられるだろう。
未然に発見するのが大事だ。
運動もちゃんと続けられる、または毎日できるようハードルを下げることも大事だ。
「資産運用や運動も、長期で行うのがいいからな」
整理すると、保険や積立プラン(個人年金や積立貯金)はお金を集めて、集めた先で運用をする。
「それなら最初っから自分で運用しようぜ」ってことだ。
保険も、そのお金で資産運用もしつつメインは健康をつくるお金に回したほうが、お釣りがくるだろう。
「公的保険制度を知ってから、保険に入るのか決めても遅くないだろう」
自分の不幸に賭けるような投資よりも健康維持に投資したいところだが、それでも『人生を詰ませないため』に入っておくべき保険も存在する。
あくまで日本の最強保険制度があるから医療は大丈夫だが、貧弱保険も存在する。
それは自賠責保険だ。
「自賠責保険は弱すぎる」
車の事故はお金に上限がなく、相手の命や体、ものなどと同価値の対価を支払う必要があるからだ。
「自賠責はあくまで被害者救済の最低限。自分を守るには任意保険が必要だ。」
それに火災保険もだ。
マイホームや賃貸でも、燃えれば病気以上の大金を支払う必要がある。
公的保険のお陰で医療は充実してるってわけだ。
「それでも医療保険を進めたい人は貯金が少ない人だ」
「逆なのでは?」と思うかもしれない。
しかし、貯金がない人は10万レベルでもやばくなる。
それを回避するために貯金が不十分なうちだけでも入るといいだろう。
やはりある程度の種銭がないと、資産運用も消費を減らすことも難しいってことだ。
「しかし、こうした『損をしない選択』を支える一番の武器は、AIの導入かもしれない」
何か行動を起こすときは、1つの意見で判断するのは危険だ。
その点AIに聞きながら行えば、悪魔の代弁者としても振る舞ってくれる。
それに本とは違い、ピンポイントで知りたい情報をくれる。
納得できた情報は、行動力に影響するだろう。
しかし、AIも万能ではないので、自分の頭でも仮説を立てる癖をつけたほうがいい。
その仮説に基づく質問を投げたりすれば、悪魔の代弁者としても振る舞いも合わせて自分の意見が強くなる。
「ほんと出始めのころからなぜAIを使わなかったんだろう?」
俺がAIを使ったのは、AIが普及し始めてから何年かたった後だった。
すこし使った時は、検索エンジンを使うような感覚でシミュレーションや相談することはなかった。
それまではなんとなく貯金をしていて、NISAやインフレなどもわからず営業にきた人の説明を聞いてなんとなく保険や個人年金を行っていた。
その点AIには、納得できるまで聞いたりや様々なシミュレーション、レベルの低いところまですべて聞ける。
「知ったかぶりをせずに知りたことをきけるのもいいところだね」
お金は貯めるには必ず消費するものをどうコストカットするのと、本来使わなくていいお金を使わない。
NISAで現金に対する価値低下の対策、悪い可能性ばっかに目を向けないようにするなどもある。
しかし、それと大事なくらい大切なものは我慢しすぎないようにすることだ。
我慢をすることにより、反動による消費の増加やNISAなどの資産運用に対する精神を維持できなくなる。
さらに我慢はストレスになり、病やけが、不調につながり人生の幸福とは遠くなるからだ。
と説明くさくなってしまったが、これまでの振り返りだ。
ふるさと納税やお金のかからない趣味、他にも節約できるところなども紹介していきたいがまたの機会にしよう。




