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不滅の花は、世界に希望の大花を咲かす  作者: 星の夜
■第一章 ジュピテイル王国編
9/15

第八話 【貴方に贈る花言葉】

 ――目前、絶え間なく鳴り続ける快音が、耳朶を震わせてくる。


 ただ、その先でどのような戦いが繰り広げられているかはわからない。

 何故なら、黒の盾が壁となり、自身を守護しているからだ。


 けれど、なんとなくは想像はつく。

 その壁の向こう側で何が起こっているかを。


 本来なら、自身を守ってくれているこの壁を取っ払う理由はない。

 けれど、壁の向こう側を見たいが為にツクヨは黒の蛇へと願った。


 すると、その意を汲んでくれた蛇達が剣の形を取り、黒の壁がとっぱられた。

 そして、目前には、自身の想像通り少年が居た。


 白い髪を血と埃で濡らした少年。左腕を失ったボロボロな姿。

 そんな満身創痍な姿だというのに、自身の目では到底追えない速度で、ナイフを振り続けている。


 それを無言で見やりながら、やはりこの方は強いのだとツクヨは確信した。

 先程の猿のような俊敏さも驚いたが、今も驚嘆しっぱなしだ。なにせ、十二の蛇の剣線――十二対一をこの至近距離で行っているのに彼は死んでいない。

 ここまで見事に防がれると、流石に悔しいよりも惚れ惚れした気持ちのが勝つ。


 だが、自身の蛇とは違って、悲しいが彼は人間だ。そうである以上、どうしても隙は生まれてしまう。

 彼の呼吸の合間、その度に蛇の剣が彼の肉体を浅く裂いていた。


「ニクスさん。もう、そろそろ足掻くのはよしてください。――――勝敗は決しています。限界でしょう?」


 自身に渦巻くこの感情は何か。

 それは筆舌にし難く、けれど何か言わなければと気付いたらそう口走っていた。

 すると、月を背景に彼は、ニクス・エルウェは輝く――――あきらめの悪い空色を向けてきた。


「あぁ、確かにそろそろだ」


 言いながら、ニクスは後方へと飛んで、その場に膝を折った。

 ぜーぜーと激しく息を整えている。

 ――――と、なんだろうか。

 急に彼は頭上を見上げた。そこには月しかないと言うのに。


「――――月?」


 違和感に釣られて見上げる。

 確かに月が見えた。ただその色はニクスの瞳と同じ水色で。

 そもそも、空は雲で覆われていて――――


「月って綺麗だろ。ツクヨみたいで」


 そう、得意気に笑うニクスに、ツクヨは迫りくる脅威を悟った。


「魔術、使えたのですね」


「――――あぁ、使えたぜ。今どきの探索者なんだから当たりまえだろ。切り札ってゆーのは最後に切るもんだ」


 なるほど、とツクヨは頷く。

 今まで、一切魔術を使ってこなかったのは、温存してたのはこれの為かと。


 だが、それがどうしたとも思う。

 この程度の規模であるなら自身には脅威ではあるものの、蛇にとっては脅威ではない。易々と防ぐだろう。


 故に、蛇に防げとツクヨは伝心する。

 その意に従って、十二の黒蛇は前面に黒の扇を展開し、自身の視界は真っ黒に染まった。


 よって――――。


 ふぅと肩の荷を降ろした目前の少年の姿を、ツクヨは視界に捉えることはできなかった。




◇◆◇◆◇◆




 目前に展開された特大の黒の盾を見やり、ニクスは安堵する。どうやら、バレていないようだと。


 レイチェルなら、いや、普通の魔術師なら誰でも気付くだろう。水色の月――それは魔術ではなく、殺傷力の欠片もない単なる張りぼての魔法でしかない。


 それに気付けず黒盾を展開したツクヨ。だとすれば、やはり、あの黒蛇は魔術や魔法の類いではないのだろう。


「ヒントはくれてたしな。口は災いの元とは良く言ったもんだ」


 なんとなくそう思っていたが、確信に至ったのはヒントがあったからだ。

 彼女の目に見えるように大振りでナイフを振っていたのも、視覚外からの攻撃をしたのも、今の魔法さえも。それを確認するための布石に過ぎない。


 つまり――――


「あの黒蛇は普段は自動だけど、ツクヨが自分に害があると判断した時は自動じゃなくなる! はー、疲れた。――――でも、これでよーやっと詰みだぜ!」


 言いながら、ナイフを横に傾いで颯爽とニクスはツクヨへと肉薄。

 同時に、暗闇の空に光る水色の月(張りぼて)が弾け、パラパラと雫となり落ちていく。


 そうして人工的に造られた一時の雨は、漆黒の虚めいた盾に慈悲を染み込ませ。

 雨音に紛れ死神となったニクスは、虚の入り口――ツクヨの背後へと。


()ったぜ!」


 黒髪の映える、その首筋にナイフを潜らせる。だが、一瞬の躊躇と共に、ニクスは首筋に向かっていったナイフの軌道を取り止めた。その場に屈んで足下に狙いを定める。


 一呼吸。そう。たった一呼吸の間だ。

 しかし、その一瞬の逡巡が命取りだった。

 首を振り向かせたツクヨの黒い瞳が、歯を食い縛るニクスの空色を捉える。


「…………本当に、哀れなほどお優しい方」


 刹那、赤の泉が蠢き――――――。


 そこから新たに這い出てきた漆黒の大蛇に、ニクス・エルウェは、その身体を貫かれた。


「……がふっ」


 吐血するニクスの空と、それを見る神妙な闇が線を繋ぐ。が、それも一瞬で。

 ゴミ箱にでも入れるかのように、大蛇はポイっと、薄汚れた灰色の地面へニクスを雑に投げ捨てた。

 そうして、一仕事終えたとばかりに大蛇は泉の中へと潜っていく。


「貴方の言う通りです。確かに切り札は最後に取って置くものですね。……ともあれ、手応えありです。ですが――――」


 横たわり、お腹から鮮血の絨毯を敷くニクスに対し。

 ツクヨは起伏のない音色でそう紡ぐと、自身の胸元に視線を落とした。


「どうやら、ワタシも無傷とはいかなかったようですね」


 見れば、衣服だけだが、胸元がざっくりと縦に切られている。まろびでる谷間は少々、否。大分扇状的だ。


 ちらりと、ツクヨは足元を見た。

 視線の先には、ニクスから貰った黒い花が転がっている。おそらく、切られた際に落ちてしまったんだろう。


「…………」


 無言で腰を屈めると、ツクヨはその黒い花に右手を伸ばした。

 たが、指先がそれに触れた瞬間、戸惑うようにその細い指先が震える。


「…………。いいんでしょうか」


 迷うような口ぶり。その心情は何を考えているのかはわからない。

 ただ、それを見つめる彼女の表情は酷く悲しそうで、瞳からさざ波のような動揺があるのを察せれた。


 そうして、五分程ツクヨは手をさ迷わさせたが、結局拾わない事を選んだようだ。

 緩慢な動きで腰を伸ばし、赤い泉を消した彼女は一歩踏み出す。


 と――――


 背後、控えめな音が鳴った。


「え?」


 振り返ったツクヨは、唖然と目前のあり得ない状況に、黒眼を瞬かせる。

 それも無理もない。

 なんせそこには、左腕を欠損し、お腹には大穴――――死んでいると確信していた化け物(ニクス)が立っていたのだから。


「――っ。なぜ? なんで貴方はまだ立ち上がるのですか!」


 これまで一貫して声を荒げてこなかったツクヨだったが、初めてここで声を荒げる。

 彼女の表情が現状を物語っている。あり得ないと。


 それを聞くニクスは、微動だにせず無言だ。

 いや、意識がないのかもしれない。

 しかし、それでもツクヨは、聞かずにはいられないのだろう。


「なぜ、なぜですか! もう勝負は終わっているのですよ! これ以上――――ワタシに貴方を傷つけさせないでください」


 手を横に振って、ツクヨは感情を露にして届かない声を届かそうとする。

 無論、それは届かない。

 フラフラと、今でも崩れ落ちそうなニクスは、その声に何の意味も感じてないようだった。


 ただ、僅かな反応はあった。

 ピクリと、ニクスの肩が少しだけ動く。

 そして、血の化粧を施された口から、意味のわからない言葉を紡ぎ始めた。


「俺には夢が……あんだよ」


「何を言って――――」


「……だから、いい子でいなきゃなんねぇ。でも、本当は悪戯もしてーし、女も侍らせてーし」


「――――っ」


 濁った空色で譫言を呟くニクスに、ツクヨは悲壮を大にして手の平を向ける。

 おそらく、聞いていられないと思ったのだろう。


 しかし、次の一言。――――ニクスの瞳に輝きが戻ったのを見たツクヨは、それを中断し、聞かざるを得ななかった。

 なぜなら、それは自身に向けての言葉だったからだ。


「……ツクヨか、よかった生きてて。咄嗟だったから反応しちまった。

 ……あぁ、本当によかった。きっと惚れたんだオレ。月のようで綺麗でさ……だから。もっと、笑った顔がみたくて。一緒にいたくて。幸せに――――」


 滔々と紡がれる言葉は、敵意の片鱗のない胸を打つ恋慕。

 しかし、それは長くは続かない。

 まるで、糸の切られた人形めいた動作で地に伏し、ニクスは今度こそ完全に昏倒した。


「どうせなら、最後まで言いきってくださいよ」


 ボソッと控えめに囁き、ツクヨは目を伏せた。そのまま、歩く。

 そうして、ニクスの側までたどり着くと、鮮血の絨毯の上に濡れるのも構わず腰を降ろした。


「まだ息をしてますね。本当にしぶとい」


 ツクヨの言うとおり、確かにニクスは辛うじて息をしている。が、それも風前の灯だろう。


「本当に馬鹿な人です。――――お願いします」


 始めはニクスへ向けて、次は展開した鮮血と同色の赤い泉へ。

 彼女のお願いを聞き届けた一体の蛇が、赤い泉から這い出ててくる。


 地を走り、蛇はお願い――――地に落ちた黒い花を掴むと、ツクヨの元へと流れるように戻る。そして、彼女の白い花壇(両手)に黒い花を植えた。

 その花に視線を写すツクヨを他所に、役目を終えた蛇は、音もなく泉の中に吸い込まれていく。


「これは頂戴しておきます。このままでは、さすがに破廉恥すぎますからね。それに――――」


 言って、ツクヨはその黒い花(リボン)を自身の首元に再び着ける。


「貴方の強い思いがこもった大切なものだから」


 悪戯な子猫を思わせる、微笑みを浮かばせながら。




◇◆◇◆◇

 



 ――――本当は、貴方を殺したかった訳じゃないんです。

 でも、泉が騒ぐから。殺さないとワタシがワタシで失くなってしまうから。

 そうなったらきっと――――。


「――でも、止めました」


 それは、なぜだろうか。

 強いていうなら、お返しをすると約束をしたからだろう。

 そう結論付け、ツクヨは展開していた泉に視線を落とし、手の平を自身に向けて扇いだ。


「来なさい」


 呼応するように出てくるのは、先程までの黒い蛇ではなく白い花畑。

 血の泉に咲く白の花園は、おどろ恐ろしくもあり、荘厳でもある。


 ただ、花の姿は真っ白というわけでもない。

 花弁は六枚。その全ての花弁の中央に、橙色の縦が引かれている。

 花柱の色も橙色で。普通といえば普通だ。

 しかし、花糸は特徴的だった。白い王冠のようでいて、触角めいた細いそれは、空に向かって長く伸びている。

 おそらくは百合の花の仲間だろう。似た性質が随所に垣間見える。


 与えてくる印象は壮麗であり、哀しい。

 そんな雰囲気を醸す花を、ツクヨは一つだけ摘んだ。

 途端、一斉に十二体の黒蛇が泉の中から出てきた。黒蛇達は抗議するかのように、ツクヨの手に絡み付く。


「お下がりなさい。――これで、良いのです。もし、ワタシの判断が気にくわないのなら、今後は力を貸してくれなくても結構です」


 音色は清流。しかし、黒瞳が与える圧力は執拗に鋼鉄を叩くプレス機のごとく。

 ツクヨの静かな圧を受けた蛇達は、わなわなと震えると、泉の中へ静かに戻っていった。


 見届けて、肩の力を抜いたツクヨは、寒空の中に白い息を吐く。

 同時に、漂わせていた威圧感も消失していった。


 一拍の間ができる。

 血の臭いが漂う、ちっぽけな遊園地の中が、静寂に包まれた。

 吐いた白。水蒸気が消えかけた時に、ツクヨはピンクの唇をそっと開かせる。


「……今まで十二名の人間達に良かれと思って花を贈りました。でも、その誰もが最終的に不幸になり、ワタシを糾弾しました。――――なので、もう誰かに花を贈るのは止めていました」


 街灯のない闇の中の独白。

 淡々と、淀みなく語られるそれは、懺悔をする修道女のようにも、救いを乞う罪人のようにも見えた。

 ツクヨは独白を続けていく。黒の双眸を自身が持つ花に向けて。


「この花の名はアスポデロス。()()()()()()()()()()()()()()()()()。司る花言葉は、『色褪せない不滅』。そう、不死の象徴の花です」


 言いきって、ツクヨはか細い腕――右腕を伸ばす。

 その先には、ニクスの残った右腕があった。


 触ると、その腕は氷のようにな冷たさをツクヨへ訴えてきた。

 お前がやったんだと。まざまざと感じさせられ、胸に痛みが強く走る。

 勿論、そんなのは自身が一番理解している。自分のせいだと。

 でも、どうしても今はこうしたかった。

 彼女はその気持ちに素直に従い、自身の手をニクスの手へと絡ませていく。暖めるように、労るように、優しく。


「本来、貴方はこの死の輪にはおそらくは入っていなかったでしょう。殺そうと決めたのも泉とこの子達が騒いだからで……。言い訳ですが、仕方なかった事だったのです」


 光り揺れる黒瞳をニクスに向け、哀しげに語るのは、何故こうしたかの曖昧な釈明。

 当然、理解してほしいからツクヨは言っているのではない。

 それでも、伝えなければならない。自身の気持ちを整える為にも。

 そう。これは――これから行われるのは一種の儀式なのだから。


「ワタシに出会わなければ、貴方はきっと探索者をやりながら恋をして、子を育み、年をとって往生する。……そんな幸せな人生だった事でしょう」


 ツクヨは祝詞を唱えていく。


 ――――それは、ありきたりだが、幸福な未来を連想できる詩。


 そして、更に彼女は紡いでいく。


「いいですかニクスさん。これを渡すということは、貴方をその輪の中――即ち、過酷な生へと強制的に引きずりこむ事となります」


 ――――それは、最初に紡がれた幸せとは反対の不幸を連想させる詩。


「貴方は――その覚悟がありますか?」


 ツクヨはニクスに向けて問う。

 答えはない。けれど――。


 ニクスの手は、自身の手を柔らかく、強く握り返してきていた。

 それを見て、ツクヨは顔を綻ばせる。


「ふふ。そう……ですか。受け取ってくれますか」


 童女のように。あるいは、四つ葉のクローバーを見つけた時のように。

 一頻り笑って、微笑んで。

 ツクヨは、ニクスの大きく空いた胸の中に花を落とした。そして――


「では、いづれその時が来たときに、ワタシを必ず殺してください。これはその為の力です」


 言の葉に込めるは、後ろめた期待。

 彼女は言い切ると、静かに腰を伸ばした。

 と――。


「……雪ですか。確かに、すっかり冷えてしまっていますね」


 頭上を見上げ、ツクヨは呟く。

 パラパラと降る雪。粒は小さく、肩に触れては熱ですぐに溶けてなくなっていく。

 おそらくは長くは続かず、雨になるだろう。


「でも、こういう天気も悪くはないですね」


 今まで雪は嫌いだった。寂しさと冷たさを想起させるから。

 でも、そんな雪も悪くないと思ってしまう。

 それは、熱く暖かい(ニクス)を知ってしまったからだろう。


「また会いましょう。ニクスさん」と囁き、ツクヨは白い煙を吐きながら、赤の足跡を付けてその場を後にする。


 彼女はこれからいったい、何処へむかうのだろうか。


 それは本人だけにしかわからない。




◇◆◇◆◇◆




 ――――この世界には七つの大陸が存在している。


 その一つ、北方大陸『イオ』。

 寒冷地であり、野菜は育ちにくい。主な特産品は綺麗な水と蒸留酒。

 名前のない村や小国がいくつか存在しているものの。

『ダンジョン』という資源があるおかげで、実質的に大陸を牛耳っているのは、ジュピテイル王国という古い大国だ。


 そんな古い大国は、勿論領土もそれなりの規模だ。故に、様々な珍妙な事件が起こるのは日常的にあることで。

 その日に起こった事件もその一つと言えよう。


 暦は王国暦で四百十六年。季節は秋の終わり。

 王国の旧主都――今はヤツア・フォクスが管理する領地で、その謎の事件が発生した。

 起こった場所は貧民(スラム)街。


 内容はとても希有なもので。

 なんと、貧民街に滞留する都合五十人あまりの人間が、瓦礫となった家の中で死んでいたというもの。


 突拍子もなく凄惨すぎる事件。

 ただ、死んだ人間達は誰もがほの暗い過去を持つ者達だったという。

 沢山の死者の中には、王国で暗躍していたシリアルキラーがいたとかいないとか。


 ともあれ、義賊が正義感に駆られ誅したのではないかなど、魔人が現れたや、あるいは、違法に取得した魔石(マテリアル)が暴発したなどの憶測が市井に流布される運びとなった。


 しかし、それは噂でしかなく、真相は誰も知らない。

 かといって、起こった場所が貧民街だったこともあり、フォクス領の騎士も警兵も根気よく調査はしなかった。

 結果としては、その話は時間とともに風化していくのだが。


 なんでも、調査した警兵によるとその周辺に一人の白い髪の少年がいたらしい。

 とても不思議な状態だと、発見した警兵は言っていたという。

 それ着てるの? というくらいの穴だらけの黒い服を着ているのに、覗く肌は艶々だったからだ。


 とはいえ、仕事は仕事。

 巻き込まれたのだろうかと心配して近づいたらしいが、少年は()()だったし、スヤスヤと気持ちよく寝息を立てていたそうだ。


 場所と状況を踏まえて、最終的に警兵は、その少年をただの貧民街の子だろうと判断した。

 よって、この話も雪のように溶けて、時間と共に消失していく運びとなったのである。

次話、ヒロイン!

やっとだせるぅ。


と、それは兎も角、面白い!続きが気になる!はやくしろ!

そういう方がいらっしゃったら是非、ブックマーク及び評価、あるいは感想待ってます!

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