表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
HelloWorld -ハローワールド-  作者: 三鷹 キシュン
第二章 「水晶洞窟の冒険と奴隷少女」 Episode.Ⅱ 《黒結晶洞窟での英雄譚》
41/109

【#041】 White knight -純粋な戦士-

投稿出来ないかと思いましたが、なんとかなりました。

今回も主人公以外のターンです。

次話より主人公ターンです。執筆出来れば、投稿しますのでよろしくお願いします。

この話を読む前に「【新#025】金は天下の回り物」を読んで戴ければ、内容が分かり易いはずです。



 俺の名はカナタ。

 シェンリルの町を守護する騎士団の一つ流星騎士団。五つの師団で構成されたその中で「密偵」を任された団長ユウセイさん率いる第三師団に所属している騎士だ。

 流星騎士団という組織に任された役割は、金銭面のトラブルや商人と交渉することだが町の秩序を保つことも立派な仕事である。そこで各師団の若手、入団して三年未満の入団者三名と入団五年以上の熟練者ベテラン一名の計四人一組のフォーマンセルが担当の区域を見廻っている。

 

 俺のいる見廻り組のフォーマンセルパーティーは、まずこの人。入団十年目の熟練騎士のレガッツ=ウェルツが俺たちを指揮している。

 レガッツさんは、今年で五十歳になるらしいのだがまだまだ若いもんには任せられん。とか言って、いつも先陣を切っている。そして退勤もこの人は早いのだ。まあ、家庭持ちだと大抵の人は早く帰りたいと思うものなのだろう。


 続いて紹介するのは、俺の同期メンバーたちだ。両者とも女性なのが、一番辛いところである。ちょこんと肌に触れただけでセクハラだのヘンタイだの言われるのだ。

 特にこの女、フェイって奴は入団試験の対人戦闘でたかが鍔迫り合いした程度でセクハラを訴えた酷いクレイマーだ。試験が無事に終わってからも、周囲の特に女性陣から猛反発を受けたもんだ。今はやんわりなっているが、フェイ個人がATフィールドを張っているので半径十メートルに入らないようにしている。


 さて次だ。ジーナ=アンドリュー。彼女も…フェイほどではないものの厄介、要注意人物なのである。アンドリューの家名からも分かるように、領主セラフ様の三人の娘の一人なのだ。

 長女シルファ様は、今年で二十五歳になられ現在はアルカディア大陸北西に位置する【ホクオウ興国】の大英図書館の司書を務めながら古代人アルティマの秘密を調べているとか。

 次女リューナ様は、昨年二十歳の若さで亡くなり長女のシルファ様が次期領主の即位を断った為、自動的に三女のジーナが最有力候補となっている。ジーナは、今年で俺と同じく十六歳。俺は転生者故の知識があるがジーナにはそれがない。

 ない。というよりは、箱入り過ぎて世界の情勢や下ネタも。右も左も分からない彼女がなぜ騎士団に入団したかというと、セラフ様の関与があるという噂もあったが違うようだ。彼女曰く、とある家庭教師に奨められたと頬を桃色に染めて言っていたが俺には何のことやらサッパリだ。

 兎も角。これが俺を含めた見廻り組フォーマンセルパーティーだ。


 本日の見廻りは、深夜に行う夜勤で不審者や不穏な闇取引をしていないかを見て回る夜回りらしくレガッツさんがいつもよりも落ち込んでいる。

 フェイとジーナは、肌寒い夜に合せてかオシャレかは知るところではないがマフラーを身に着けている。フェイは中華風の赤と黄色のマフラー。ジーナは自分の髪の色に合わせて水色のマフラーをそれぞれしている。

 因みに俺とレガッツさんは無難な黒色のネックウォーマーだ。違うと言えば、俺のは町で購入したものでレガッツさんのは奥さんの手編みだということぐらいだ。


 騎士団本部の屯所を抜けて、シェンリル大通り。最も多くのプレイヤーが行き交う繁華街として知られ、その大半が飲食店で賑わうのだがご覧の通り「英雄祭」の下準備で多くの店は天辺前というのに店仕舞いをしている。

 夜回りでの業務内容は、明かりの点いている店に入って金銭面でトラブルがないかを確認すること。店から裸同然の格好で出て来る輩から事情を聴収することで、不穏な営業利益を獲得している店がないか。という最低でもこの二つの確認である。

 最低、業務は熟さなければならないが他にも勿論不審者がいれば確保もするし、事情聴取もしている。


「ねぇ、もう引き上げない?」


 フェイだ。震える手の平を重ね合わせて擦らせ、摩擦熱で暖を取っている。コイツは夜が苦手とかではなく、ただ単に暗いところがキライなのだとか。

 周囲の俺以外の男子連中は、可愛いところあるじゃねぇーか。というのだが俺にとってはどうでもいい。


「バカ言うな。

 まだ夜回り始まって一時間で帰る奴がどこにいる。そうですよねレガッツさん」


 そうなのだ。まだ屯所を抜けてまだ一時間。最低でも夜が明ける残り五時間は、見廻る必要があるのにコイツときたら…どうしようもない奴である。

 俺はレガッツさんを見て言う。

 レガッツさんは、熱燗で一杯したい。というジェスチャーをしている。

 そうでした。レガッツさんも夜勤は駄目でした。朝、昼と元気でも夜は駄目な人なのだ。若い奥さんとイチャイチャしたいだろうが、諦めてもらうしかない。前にもこんなことがあった。

 あの時は夜勤なんてクソだ! とか言って、夜が更けるまで飲明かしていると団長が何故か入って来て―――結局、先輩たちに見つかって総帥にこってり絞られたっけかな。


「駄目ですレガッツさん。またおでん屋台で引っ掻けたら奥さんに報告しますよ」

「しゃあなしだな。今日は焼肉にするか」

「いや、ちょっと待って…人の話聞いてました?」

「カナタ君は言った。またおでん屋台と」

「言いましたね」

「言った。間違いない」


 レガッツさんは既に駆け足で、フェイとジーナも涎をじゅるりとして女の子の気品も欠片もない反応リアクションで灯りが点いている店に入っていく。

 待てって。という俺の手が虚しく残るばかり。

 業務放棄はその月の給与半減を指す。そうでなくとも、若手騎士の給与は月一万セルと低いのだ。一セル当たり日本円に換算すると十円なので月十万円。半減で月五万円になるが最近の物価高騰事情で単価が非常に高い。自分で作るよりも飲食店で食べた方がお財布にはいいのだが、食費と武器・装備品の修繕費がかなり嵩む。

 ここは俺一人でもと。暗い夜道を歩いていく。

 団体行動をしないといけないのは知っているが、ここで業務放棄をするわけにいかない。魂の力【念話】で一応は、総帥に報告しておく。ほうれんそうは、重要だからな。


『あっ、総帥。いまお時間良いですか?』

『む。構わん。なに要だ、この夜更けに――』

『単独行動がご法度なのは承知していますが、俺も三年目です。許可して戴けないでしょうか?』

『ハッハハハ。またレガッツの奴か。全くしょうがない…良かろう。

 但し条件付きだ。シェンリル大通り三丁目の二ツ星の肉料理店「怪物の箱庭」に向かってくれないか。傭兵職と思われる二人組が身包み剥がされたという通報があった』

『分かりました総帥!』

『くれぐれも慎重に動けよカナタ。いくら次代の≪剣聖≫に最も近いと評されていようが若手騎士に変わりない。事の収拾がついたなら、また連絡するといい。では、』


 そう言って総帥との【念話】を済ませた。

 俺たちの総帥ヘイハチさんは、初代≪剣聖≫持ちの壮年。オッサンだが、ただのオッサンではない。嘗ての「魔法大戦」でセラフ様と肩を並べられて数多くの悪魔を両断していったということが世界的に認められ≪英雄騎士≫の称号を持っている。

 英雄騎士の称号を持つ者には、それぞれ莫大な富と権力を持たされ領土が与えられた。その権力でセラフ様は、この町の領主となられたに対してヘイハチさんが望んだのは平和な町を作ること。魔法大戦後、セラフ様は領主へ。ヘイハチさんは、セラフ様が治めるこの町を守護する流星騎士団を立ち上げたらしい。

 俺は、いや俺たちは、そんなヘイハチさんを尊敬している。


 俺をこの騎士団に招いてくれたヘイハチさんには感謝してるし、剣道を幼少の頃から叩きこまれていた自分としてもいい出会いだったといえよう。

 第三師団に配属となった時、団長のユウセイさんを見るといつも欠伸をしている不逞な輩と思っていたが、野試合で明らかにされた剣術の才だけは俺の想像を越えていたことに気付かせてくれた。

 天才の上を行く天性の力の前では、剣道の剣術は遊戯でしかないのだ。

 彼に聞いたことがある。どうしたら、そこまで強くなるのかと。

 彼は鼻をほじりながら答えてくれた。

『んん。そうだな。俺には理想があるんだよ。理想《あの人》は死んじまったけど、最強の存在を自分の前に作り上げること。それを生涯、追い掛ける。自惚れは捨てろ。凌駕する力に酔うな。力に呑まれたら怪物になっちまうからな…』

 それ以来。俺に「自惚れ」という言葉は存在しない。

 俺はその時から自分の理想を団長にして精進に励んでいる。


 歩き始めて数分後、真っ裸で寒そうに道中を歩いている二人組を見かけた。

 総帥の言っていた二人組に間違いない。そう思い、小柄な男性の肩をポンポンと叩いて声を掛ける。


「ちょっと宜しいでしょうか?」


 掛け声で二人は、顔だけを反転させる。

 中々酷い顔である。小柄な男性の方は、何度もくしゃみをしたのか…。というほどに鼻水の粘液塗れで小刻みに震えている。

 大柄な男性の方もお尻に蹴られた跡が赤いハンコのようにくっきりと残っている点から考えて、つい先ほど何者かから。というか、裸足である時点でこの横にいる小柄な男性に蹴られたのだろう。こちらもデカい図体をしている割に、ガチガチと震えているところを見ると余程の時間この格好で歩いているのだと思える。


「おっ、アンタ…くしゅん、騎士か。いい所…ひぇっくしょん。に来た。酒場に案内…してもらいたいんだけど」


 と答える小柄な男性。

 とんだ酔っ払いである。

 身包み剥がされたというのに、まだ酒をご所望とは。これは騎士の一人として放ってはおけない。


「その前に屯所へ行きましょう。先程、ここいらの人間から通報がありまして…」


 そんな俺の言葉に反応を示すのは、小柄な男性。悪酔いしているのか、ご機嫌斜めのようで糞野郎だの、ビッチだのと言って憤慨している。

 それに対して大柄な男性の方はかなり冷静だ。考え事をするような仕草をした後、俺にこっそりと尋ねてきた。


「彼は元々、ああいう性格なので気に為さらないで下さい」


 そう言ってきた。

 その後、俺は大柄な彼が話してくれた情報を基に、二ツ星の肉料理店「怪物の箱庭」という飲食店を尋ねて事情聴取。俗にいう裏を取った結果、バイモンの証言が本当だと分かったのである。

 事情を聞く限り、ギルド「バイスマン」のサブマスターのシトラスが今回の一件を引き起こしたようだが、証言通りなら彼女は悪くない。勘違いをしたバイモンとゲイルが悪い。シトラスが「ご飯」=「サービスメニュー 白銀米」しか食べず、他の料理に手を付けていない点。注文したのがゲイルなので、現状から言ってゲイルが悪いということになる。

 とまあ、そんなこんなでゲイルを屯所に連行し、事実上無罪放免のバイモンに服を提供した。


「悪いな。相方のゲイルが世話になる」

「気にしないでくれ。夜回りの業務みたいなもんだし、それよりアンタ何か隠し事をしているだろ」


 白い吐息を吐いて、頭を掻くバイモン。

 アタリのようだ。当然。俺には分析スキル【見切り】があるから、一目見れば怪しい奴や隠し事は絶対に見逃さない。


「………。実はな。匿名の人物からの頼みで、天辺を過ぎても営業している酒場で依頼主に会うことになっているんだ」

「そ…それは悪いことをしたな。

 まだ酒場が開いているとすれば、酒場「Bar_Artemis」ぐらいだな。案内するよ」


 助かる。と言って答えるバイモン。

 悪いことをしたな。と思いつつ俺は夜が明けるまで営業している酒場「Bar_Artemis」にバイモンを案内していった。道中、彼等がこの町に来るまでの旅噺を聞きながら歩いていく。

 あの有名な≪五芒星英傑ペンタグラム≫のマイト=ゴルディーさんと旅をしていたようで、かなり魅力的な噺だったことは言うまでもないが俺と同世代のヒロキという少年の話には驚かせられた。一人で≪白金砂丘の王者≫に挑むなんて正気の沙汰ではない。この町に足を運んでいると聞き、是非会ってみたいものだと思った。

 そうこう噺が終わる頃には、目的の酒場に着いたので俺は敬礼して見送ったのだった。それがつい先日の話だ。

 翌日、俺を除いた三人はこってりと絞られて反省文を提出したところで、俺・フェイ・ジーナが総帥直々の緊急招集で呼ばれた。


 緊急招集には、ここ第一会議室を使うのだが俺たちは初めて訪れる。

 会議室というのに、パイプ椅子や机が一切ない。あるのは流星騎士団の象徴シンボルの旗だけが飾られている程度。かなり緊張してしまう空気だ。

 フェイは自分の長い茶髪を指先で弄っている。

 ジーナは緊張した様子で視線が泳いでいる。

 俺はいつも通りだ。怒られることはしていない筈だし、な。

 暫くして総帥が転移魔法陣を使って、俺たちの前に現れた。それも正装で。


「カナタ。フェイ。ジーナ。君たちには、これより黒結晶洞窟に向かってもらう」


 いきなりの無茶難題に俺だけではない。フェイとジーナも、え? という表情で引きつらせている。当然である。いまの黒結晶洞窟に入るなど、無茶振りもいいところだからだ。

 繁殖期という最悪な時期になぜ入らなければならないのか。フェイとジーナを見れば、反省が足りなかったかと言えるがあの総帥の顔が緊迫している。恐らく事情があるのだろうと考える。


「無論、事情がある。ある三人がブローカーの襲撃を受けて、水晶洞窟の下層黒結晶洞窟に落ちたということだ。現地入りして調査を頼む。

 落ちたのは、三人中一人が獣人。二人は人間だ。ギルド「ロビンフッド」のメンバー、キツネの獣人カエデという弓使いの少女。シェンリルを目指していた四人中二人、回復魔法の使い手でレインと転生僅か二週間の剣士ヒロキだ。

 何か質問のある者はいるか?」


 俺はラッキーだと思った。バイモンから聞いたヒロキなる人物に自分から会いに行けるのだから。しかし、何故か? と思うことがある。ブローカー。という言葉が気になる。

 俺は挙手して質問する。


「総帥、ブローカーとは一体何者ですか?」


 現状の情報を多く知っておくことは、救出にとってかなり重要なことだ。

 それも黒結晶洞窟に侵入するのだ。知っておいて損はない。と考えての質問だ。


「悪いがそれは答えられん。ただ、そのブローカーには注意しろ。推定レベルは三十から四十クラスと魔眼持ちがいる」


 三人とも絶句した。

 魔眼なんてのは、フィクションの類だと思っていたのに存在する事実。それに加えて推定レベル四十クラスが複数人となると厄介極まりない。

 唾を飲んでフェイが質問する。


「総帥…、この事件に上層部。幹部クラス、副団長や団長たちが動かないのと何か因果関係があるのですか?」


 フェイは、結構いいところを突く。

 彼女のあの性格がなかったら惚れてしまうかもしれないが、それはない。外見は美少女なのに内側はひん曲がっているので、俺は御免被る。


「………」


 沈黙は肯定に繋がる。

 大人しく黙っておいた方がいいだろう。

 だが、これではっきりした。俺たちを呼んだ理由は、とある組織に悟られずに動くことが現状で出来るのは若手騎士。それも戦闘経験と実績のある上位者たちだけだ。と俺の分析スキル【見切り】が言っている。

 コホン。咳払いして今度はジーナが質問する。


「その依頼主は誰になりますか? 総帥」


 む。変わった質問だ。

 俺たち騎士。若手騎士にとって、重要なのは実績だ。依頼人の情報は、時には必要かもしれんが今回請け負うのは救出依頼だ。質問の意図が分からん。


「………」


 無言か。

 当然だな。匿名希望なら仕方ない。


「今回の依頼主は、ヒロキの師匠関係に当たる≪虚無の異端者≫クルスだ」

「「「!?」」」


 驚愕の事実である。

 ≪異端者イレギュラー≫と言えば、マイト=ゴルディーさんが育てた転生者たち。「魔法大戦」で活躍した最強の存在。そんな人間が転生僅か二週間の人間の師になるなど前例がない。益々ヒロキなる人物に興味がそそられる。

 フェイも驚いているようだが、一番慌てているのはジーナだ。


「以上のようだな。

 では完全武装を持ってブローカーは排除して構わんが、依頼は救出であることを忘れるな」


 そう言って総帥は、再び転移魔法陣を使って退出して行った。

 俺たちは完全武装「白騎士武装」に身を包み、それぞれ準備を行う。

 白騎士武装とは、流星騎士団の正装の一つで純白の鎧一式のことを指す。防御力だけを底上げしたに対して重くなるはずの重量を五キロに抑えた武装。武装のスタイルは男女で異なり、男性は無難なズボンに対して女性はスカートだ。

 今回は完全武装ということで、団長から頂いた模造聖剣を持って行く。

 模造聖剣とは、人工的に鍛え上げられた聖なる力を備えた剣のことで俺は太刀、フェイは双剣、ジーナは槍である。


 屯所の更衣室から出ると、既に二人が待機している。

 まぁ、しょうがないよね。実質は俺が代理のリーダーを務めているのだから、レガッツさんがいないときは自動的に俺がまとめ役だから仕方ない。それに彼女らなりに考えているのだろう。変な報告をしないように、弁えて貰えれば俺としては問題ない。

 俺たちはお互いに完全武装の指差し確認をして、夜明けを見る。

 目指す先は、黒結晶洞窟だ。用心しなければならない。

 俺たちは気を引き締めて、早朝の朝の爆発を合図に黒結晶洞窟へと進むのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ