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Try n Dead 狂気系不条理ホラーゲームに転生させられたオレはゆるく死に急ぐ  作者: 桜葱詩生


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120/127

Try n Dead 狂気系不条理ホラーゲームに転生させられたオレはゆるく死に急ぐ #115

※捩れる先を2.5から3mに変更しました トイレの長さを変更していたのをド忘れていたためです すいません


セント・ミカエル・ラザフォード病院からの逃亡 #115



男子トイレ 左に個室が並び 右側が小の便器 その先……


空間が左へと捻じ曲がっている


距離は…女子トイレと同じ 3mほど先から奥へと 90度渦巻く


思わず…左側へと体が傾く 意外にも…右に慣れてさせられていた はじまる…眩暈 立ち眩み 回転性視野 吐き気…状態異常


「な? そうなるだろ?」


手で 目の部分を塞ぎながらキムがそういう お前は笑うな


「そうするとラクか?」


「ああ…直接見ないからな…多少は違う。ただ、これでも…酔う」


「きゃあっ、最高っー」


意味ねえじゃねえか あと、ミステリアスな男性ってのも ()いか……


膝をついて 男子トイレ、出入り口の方を(のぞ)む こちらにもいる…修道女 ただ…色が違う 真っ白だ


純白の法衣を着たゴシック・メイデン(修道女) 姿形は…向こうと一緒 ここからは後ろ姿だけ、あと……


位置も男子トイレのものと一緒 2.5mほど先


「お前がこっちに入った時はこの女はどこにいた? 一番こっちだったか? それとも…その位置だったか?」


指差して 位置を確認 死んで見に来た時にはいなかった…見えなかった?


「いや…覚えてねえ。気が付いたらそこにいた…その位置だった」


そうか……


「カッコいいー、こっち向いてぇー」


ああ 向いてやる だけどそれは罠だがな……


一度戻る 女子トイレ 修道女の位置は変わらない どちらも同じ位置……


これは何を意味している? 扉へと近づく…何かのカウントダウンか?


そんな予感



男子トイレ きれいな室内 床も濡れていなければ ゴミも汚れもなにもない ただ……


左手の個室 5つ並ぶ真ん中の3つ 扉が閉じられ その表面


「数独?」


9×9のマス目 3×3ごとに区切られた太線 そこには…数値が並ぶ 一番こっち() 真ん中のマスにのみ 青


次の個室 上に…色のついたマス 水色 『10=1』という記述 繰り上げか……


一番入口に近い個室 一番右の扉の表面 同じ9×9のマス ただ…マスに色が付いている それで…3×3の配置の中に同じ数値が並ぶ


「いやー、大好きぃー」


数毒がか? この毒じゃねえ……


「やっぱ数独か…だけどこっちのは普通にできねえぞ? こんなの…見たことねえ……」


ああ そうだな 何か法則があるんだろうな…良く観察する ん?


それぞれの足元 扉に向かうと…ちょうどの位置 そこに、ここに乗れ、というように床と異なる 四角いプレートがある つまりだ


失敗すると…ここから電流かなにかが流れる仕組み ビリビリはいつの時代も罰ゲームの標準(デフォ)だしな


それぞれのマス 上下に動かせるスライド…トイレのドアに? この薄い板の合間に? まあいい…適当に動かすと…バチバチバチ、か ちょうどいい


「少し離れていろ、キム」


「もうできたのか? さすがだな……」


いや できちゃいねえ…数独を暗算でできる奴なんて聞いたこともねえ


テキトーに…はできなかった 左の奴は簡単(初級)だった ほぼ間違えることなく…手に入る青の『1』


………


しまった…ビリビリが出るかどうか 検証するんだった……


「大好きー、こっち向いてぇー」


はいはい…その数値を使って 右の数独へ


3×3に同じ数値は入らない 横 縦もおなじ なのにこっちのには同じ数値が入っている 下の方の黄色には同じ『9』の数字


水色 赤 青 緑 黄色 紫 光の三原色


真ん中あたりにある水色 そこの数値の合計を求めよ?


「この『1』を使ってこっちをどうにかする。当てはめるんだろうが……」


そして…それで水色の球が手に入る


『10=1』の表記 つまり繰り上げ (足す) ならそれぞれの数字から色で指定された数字分 引けばいいだけだが……


「キャーッ、素敵ーっ」


どうやらそれが正解…だから反応するんじゃない


ほかの色の数値がわからない 全部、総当たりでやる? 面倒だな よし


「ここは後だ、解読するのに…時間がかかる。先に向こうを確認しよう」


「なんだよ? さすがマイケルだって思ってたのに…できねーのかよ?」


「できるかっ! こんなの…こっちのは総当たりで数字を求めていかないと無理だ。とっかかりがあったらいいんだが…見ただけでこれを解ける奴がいたら天才だ。オレはそいつを尊敬するしマスターと呼んでやる」


「そこまでか?」


「ああ、すごい奴はぶっ跳んでいる。世界選手権…みたいなものがあってな、優勝する奴は10秒とかかからずに解いてる」しかも高難易度のを、だ「オレには無理だ、そういうお前は?」


「おれに聞くな」


そうか すまなかった


これは…いやこれもか モニターの向こうではなんともない そこで紙にでもなんにでも書いて 解けばいい


RTAでないだけマシか……


こっちには…紙がねえ 噛み、しかねえ 神はいない


探る アイテムは多くなったが…肝心のものがない 裕福とは必要な時に必要なものが必要な量あること 誰の格言だったか……


ボールペン 医師が持っていた 紙 人形から手に入れたもの…燃えなかったのか 下での数字


ほかのは…全部失くした 使った か 失った


「ふむ」


試しに…扉にボールペンで書いてみる おお?


意外でもなんでもなく 文字が書けた


「キャーッ、愛してるぅー」


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