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コーヒーブレイクって実は謎だらけ⁉

脳って、エネルギー食うんだな。


本を読んでいると、実感する。

真剣に本を読んでいると、猛烈に腹が減ってくる…のではない。

頭がぼーっとしてきたり、脳の疲れを感じたりするのだ。


しかし、脳というのは平時からかなり活動しているものであって、「人間は脳の10パーセントしかつかっていない」というのはどうも、都市伝説であるらしい(しかも戦前の!)。

普段から脳は全身の消費エネルギーの2割を占めるほどドカ食いする臓器だ。

脳がフル回転することによるエネルギー総消費の変化は、2割ほどらしい。

2割のうちの2割だから、本の数パーセントの変化にしかならない。

感覚に反して大きいものではないようだ。


残念、読書ダイエットは出来なかった。


脳はブドウ糖しか使えないので血中ブドウ糖濃度がやや下がる、とする研究もある。

とはいえ、大それた値にはならない。


しかし、読書中に集中力が切れたとき、カフェで甘いもの――たとえばカフェモカやチョコレートチャンクスコーン――を摂取すると一気に頭が冴える現象は、自覚的には否定しがたい。


では、脳がエネルギーを食っているのではなければいったい何なのだろう?

意外といろいろな議論があるテーマだ。

ブドウ糖濃度の低下は限定的であったとしてもブドウ糖の補充は確かに効いているらしい、とする研究もあるし、むしろわずかな休憩が認知的な切り替えの方に効いている、味が情動に作用して、疲れた脳をリフレッシュしている、あとはカフェインがきいている、そもそも「脳がエネルギーを食っているからだ」と思い込んでしまうことによるプラセボ効果…などなど、いろいろな説がある。


そう、コーヒーブレイクって実は謎だらけなのだ。


ダイエットにならないのはともかく。


カフェで読書をして、途中に間食を挟んで、また読書する。

これは、多くの人間にとって集中力を回復させるのに極めて有効な手段である。


さて、おやつはほどほどに、また本を手に取ってみよう。


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