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天使のココロと悪魔の渚  作者: 小石川弥生
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ちっちゃなヒーロー

チビタにモモと言う 可愛らしい女の子の 子分ができ 飼うはめになってしまった 子犬のぺぺ

ココロちゃんも渚くんも ぺぺが増えた分 忙しく毎日を送っていました。

チビタというと ほとんど毎日 ぺぺを連れて モモと一緒に 遊んでいます。

そのせいか ココロちゃんや渚くんと 高校に行く事も減り

ココロちゃんの クラスにも 平穏な日々が続きました。

でも 渚くんだけは 思うところがあるのか たまに 金城先生と親密な感じで 話していたようです。

ただこの事は まだ誰も気づいていません。

そんな ある日

ココロちゃんと渚くんが 高校の帰り道

偶然 公園で遊んでいた チビタとモモ そして、ぺぺを見つけ ココロちゃんが 声をかけようと 手をあげた その時

小学生の高学年くらいの 男の子5人くらいが

チビタたちに 近づき ぺぺに石をぶつけたのです。

ぺぺは キャイ~ンと 鳴きながら チビタの後ろに隠れ

怒った モモちゃんが

「やめて!私たちより 大きいくせに 弱い物イジメして バッカじゃないのー」

と、ビックリするくらいの 大きな声で 叫んだ。

男の子たちは

「お前 チビのくせに 生意気なんだよ!」

と 一人の男の子が モモの肩を強く押し モモが 地面へひっくり返り 尻餅をついた。

それを見た ココロちゃんは 思わず駆け出しそうになるのを 渚くんに止められ

「なっなんで止めるの?モモちゃんが......」

渚くんは 何も言わず ココロちゃんの腕を掴んだまま 離さなかった。

すると、男の子たちの 泣き叫ぶ声が響き

振り返って 見たココロちゃんの 目にしたのは

チビタが 男の子たちの 髪の毛を掴んだり 噛みついたりしてる 光景でした。

そして、男の子たちは 泣きながら 走って逃げていき チビタは 満足げな顔で

「俺様に 勝とうとは 100万年早いんだ!」

と、叫んでいました。

モモは チビタに

「やっぱり 親分はスゴイ!」

目をまんまるに キラキラ輝かせ チビタを褒めぺぺの頭をヨシヨシと 優しく撫でていました。

そんな様子を 離れた場所で 見ていた ココロちゃんと 渚くんは 声をかけずに その場を後にしたのです。


ココロちゃんも 渚くんも なんだか 誇らしそうな顔で 家に帰りました。







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