表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天使のココロと悪魔の渚  作者: 小石川弥生
40/47

日常

教室では クラスの女子が ココロちゃんの机を囲み一つの話題で 持ちきりでした。

「えー!?チビタと一緒にお風呂入ってるの?」

チビタとはサタンの事 クラスの皆がサタンと呼ぶのも どうかなと言う事で サタンをチビタと 命名したのです。

そのチビタとココロちゃんが 一緒にお風呂に入ってると聞き 妄想と驚き そして、好奇心で 教室の中は 盛り上がりを見せていました。

一方 クラスの男子は 渚くんの机を囲みコソコソと話しています。

チビタは そんな話に 面白がって

「ココロのおっぱいは......」

と、調子のり いい始めると

渚くんとココロちゃんは 思わず立ち上がり 椅子をひっくり返しながら

「ちっちがう!!」

二人はリンクしていました。

それを 見た生徒たちは

「まぁまぁまぁ......」

二人をなだめ

男子生徒の一人が 場を和ますつもりで 渚くんに

「まっ!チビタはまだ ガキだからな......母親の胸と一緒だと思ってるんだよ、なっ!信条」

それを 聞いて 渚くんは 机を 思いっきり殴り

「だ、か、ら ちがうって言ってんだろう!だいたい あれは 俺のオヤジだ!ガキじゃねぇ!ガキの振りして 言ってんじゃねぇぞ!オヤジ!」


クラスの皆は 一斉に 机や椅子を 隅の方にどかし始めました。

渚くんとチビタの 恒例の取っ組み合いが 始まるからです。

初めの頃は 皆ビックリして 止めに入っていましたが もう今では ただの親子ケンカでしかなく

ほっといても その内 ココロちゃんが......

「もう!いい加減にしなさい!二人共!」

と、こんな感じで 渚くんとチビタの 取っ組み合いに幕がおりる


後から こっそりクラスの女子が ココロちゃんに お風呂の真相を聞くと チビタをお風呂に入れる時は ココロちゃんは 服を着たまま チビタの体を洗ってあげると言う事だった。


ただただ チビタは 面白がって 渚くんを熱くさせている 悪ガキなのです。


そんなある日

学校の帰り道で いつものように 渚くんとココロちゃん そして、チビタが一緒に 家路に向かう途中で

ココロちゃんが

「夕ごはん 何食べたい?」

と、聞くと 渚くんもチビタも 同時に

「ハンバーグ」

声を揃えて答え また、二人共 睨み合い ココロちゃんが

「はいはいはい!分かったから もうー、ケンカしないの!じゃあ 買い物して帰るから 先に二人共 家に帰ってて 分かった?」


そう言うと 三人は分かれました。


ココロちゃんは 家の近くのスーパーで ハンバーグの材料を レジのカゴに入れ お財布の中身を確認しながら ミンチ肉や玉ねぎをカゴに...

ふと、チビタの大好きな お菓子が目につき

う~んと悩み カゴの中に入れた その時

「わぁー!オヤジだけ ズルい!なんで俺のは?」

ココロちゃんは ビックリして 振り返ると 渚くんが......立っていました。

「えっ!?渚くん!......あれ チビタは?」

と、聞くと

「あれ?さっきまで 一緒に......」

二人は、大慌てで チビタを探しました。

「チビタ!チビタ!」

何度も何度も チビタを呼びながら スーパーの中を 探し回りましたが 何処にもいません...


渚くんもココロちゃんも 顔を見合せ 真っ青になりました。

急いで レジで支払いを済ませ 外に出ると...




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ