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天使のココロと悪魔の渚  作者: 小石川弥生
10/47

企み

今にも クラスの 女子生徒が 殴りかかりそうな勢いで ココロちゃんの 制服を掴むと タイミングよく始業ベルが 鳴り響く

キーンコーン カーンコーン キーンコーン

カーンコーン

ガラガラ

教室の扉が開くと 先生が入ってきました。

すると、ココロちゃんの 制服を掴んでた 女子生徒が 突然

「キャー‼」

と、叫び 床に倒れ込み

「痛い!響さんひどい!どうして暴力振るうの?」

そう言いながら 泣き出してしまいました。

周りにいた 他の女子生徒も ガヤガヤしだし

「響さん ひどい!謝りなさいよ!」

などと言い出し 教室の中は パニック状態へと変貌

先生は、倒れ込んだ 女子生徒の元に 急いで駆け寄り 一方的に ココロちゃんに 攻めたてます。

「響さん なんてひどい事をするの?あなたが暴力を振るうなんて 中条さんに 謝りなさい!」

今までの ココロちゃんだったら 何もしてなくても 謝っていたかも しれません......でも、今のココロちゃんは......

「ハァ〜」

と、深いため息をつき 淡々と

「先生の目は 節穴ですか?」

突然、思いもよらぬ 言葉に教室はシーンと静まり返り 先生も一瞬 耳を疑ったような顔で驚き 言葉を失っていました。

ココロちゃんは続けて

「先生......先生は いつも見て見ぬ振りをしてるのに 今日は 振りはしないんですか?なんで?いつも通りに してくださいよ。中条さんも......私の 制服掴んどいて 急になんで倒れたの?もう、そうゆうの止めたら!皆も......上手いよね......人を陥れるの!先生......私の机の上 見えてますか?それ、なんて書いてあるか読めますか?先生も皆も ダサいですよ!.........私こうゆうの...一番嫌いなんですよね‼」

先生の顔も皆の顔も みるみる赤くなり 先生は恥ずかしさのあまり ココロちゃんの頬を 平手で叩いてしまいました。

ココロちゃんは 頬を抑えうつむき クラス全員が驚き 言葉を失います。

しかし、顔を上げた ココロちゃんが

「あぁースッキリした!」

と、言って教室を後にしてしまい 残された先生もクラスの皆も ただただ......呆然とココロちゃんの後ろ姿を 見ているだけでした。

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