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第二十一話 蹂躙

連続投稿です。

 ──《ピピ──スキル《叡智の神眼》発動》

 種族:魔神

 名:破滅の巨神ゼンド・デーヴァ

 Lv:10000

 MP:10000000000000/10000000000000‐

 HP:215300000000051/215300000000051‐

 身体速度:999863331₋

 反射速度:6978851348₋

 魔法耐性:――

 物理耐性:――

 スキル:《魔法攻撃無効》《物理攻撃無効》《破滅の手》《破滅の死線》《極滅の趨勢》

 固有スキル:《終焉の咆哮》《暴食之神アブソリュード・グラドニー

 称号:『終焉の神』


 此奴はヤバいな、、、。


 既に日は登り始めている。

 だというのに、此奴は、、、不死身なんじゃないか?

 今日中に、、、というか、学校が始まるまでに倒せるといいんだが、、、。


 「ウゴーーーーーーーーー!!」


 クジラのような顔面に、人のような手足。

 そして、獣の様な爪に、魔物特有の硬い甲殻。

 だがありえない事に、四つの赤い瞳が此方を睨み据え、その腕は四本生えていた。


 そして、その咆哮は全身を震わし、簡易的な痙攣を起こさせる。

 だが、俺はそれを“無効化”すると、結界を強く踏み抜き、《ゼンド・デーヴァ》に接近する。

 今まで見てきた漫画やアニメの攻撃や回避の方法を全て活かす。

 さらに、《超戦闘》を使い、その動きを完全に再現する。

 そうしてここまで来た。


 それを更に活かすために、全力で行く!


 「──《石化の死線》!」


 先程倒しまくった魔物から得た新しいスキルで全身とは行かずとも、一部分を石化させる。

 案の定、全身には行き渡らなかったが、俺のにらんだ部位は石化していく。

 そこに俺は、《破壊の鉄槌》と《無限攻撃》を発動させた拳を振り抜く。


 バゴンッ!


 壮大な音を上げながら石化した部位が破壊される。

 途端に、浅黒い液体がドバッと溢れてくる。


 これって、血か、、、?

 今までぶっ飛ばしてきた奴にこんな血を持つ奴いなかったぞ?


 「グギィ、ゴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」


 ブウォンッ!

 ──ズガァアアアアアア!!


 巨神が腕を振るった瞬間、突風が吹き荒れ、一体が吹き飛ぶ。

 幸いな事に、結界はまだ健在だ。

 そして俺も、直撃を免れ、その突風に乗り巨神の上に降り立っていた。


 「さて、神とやらは、どんだけ強いんだ、、、かっ!!」


 俺は巨神の脳天に、《空間収納》から取り出した《守護の防剣》を《破壊の鉄槌》を発動しながら振り下ろす。

 すると、硬いはずの外皮に罅が入る。

 俺はそこにもう一度、《破壊の鉄槌》を発動させた右拳を叩きこむ。


 するとその部位が吹き飛び、こちらからも浅黒い液体が噴き出てくる。


 「ギギャアアアアアアアアアアアア!!!!!」


 今まで感じたことのない痛みに、この世の物とは思えない、悲鳴にも近い咆哮を上げる。

 俺はそこから飛び退き、《破壊の鉄槌》が消えない内にその手を前に突き出す。

 そして、スキルの名を叫ぶ。


 「──《鋭撃》!」


 刹那、俺を取り囲むように魔力で出来た弾丸が生成される。

 それは、軽く数えただけでも10000を超える。

 そして、その弾丸は一気に巨神へと突っ込み、弾丸の雨を降らせる。


 さらに、それら一つ一つが与える攻撃は微々たるものだが、それだけで終わらせてやるほど俺も優しくはない。

 俺は結界で球体を作り、その中にまた、とあるスキルを打ち込む。

 するとそれは、中で光り輝く一つの光源となる。

 だが、それは、次の瞬間には二つに。

 次には三つに増えていた。


 弾丸の嵐が収まるころには、巨神にかかる防御魔法も全て剥げている。

 そして、そこにこのスキルを打ち込む。


 「──《爆裂魔球》」


 それを勢いよく巨神に投げつけると先程まではなかった、青白い光を発するようになる。

 それが巨神に当たると、包んでいた結界に罅が入り、中に空気が入る。

 途端、衝撃波がここら一体を包む。


 「ゴガァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」


 一層大きな咆哮を上げながら巨神が欠損した右半身を残った左半身に生える腕で抑える。


 ──《ピピ──スキル《叡智の神眼》発動》

 HP:30006999/215300000000051‐


 俺は口角を歪めると、一気に畳みかける。

 だが、それを許すほど巨神も甘くはない。

 俺が近づいた瞬間、欠損した右半身の内側に無数の目玉が開かれる。

 そしてそれは欠損した右半身に成り代わり、腕を生やす。


 「マジかよ──フガッ!」


 気付いた時、俺の体を途轍もない衝撃が襲っていた。

 俺の体は宙を神速で飛び、村を守る結界にぶち当たる。

 そして、俺の体はそこで止まる事は無く、その結界をぶち抜き村の一番大きな道にぶち当てられる。

 その地面はクレーターの様にベッコリと凹み、俺の身をしっかり受け止めていたことが分かる。


 ──《ピピ──スキル《叡智の神眼》発動》

 種族:魔神

 名:破滅の巨神ゼンド・デーヴァ

 Lv:10000

 MP:300/10000000000000‐

 HP:300/215300000000051‐

 身体速度:9999999999999999999999₋

 反射速度:99999999999999999999999₋

 魔法耐性:――

 物理耐性:――

 スキル:《魔法攻撃無効》《物理攻撃無効》《破滅の手》《破滅の死線》《極滅の趨勢》

 固有スキル:《終焉の咆哮》《暴食之神アブソリュード・グラドニー

 称号:『終焉の神』

 【状態:ブースト】


 こっちが、最後の切り札を出せば行けるな、、、。

 だが、あんなのにどうやって近付けと?

 、、、いや、策はあるな、、、。

 俺は立ち上がると、目の前の巨神を睨み据える。


 「***********************!!!!!!!」


 既に声とも呼べないような、キリキリ声で咆哮を放つ。

 俺は結界が消えた村から足を踏み出すと、ボロボロの体を伸ばして、外れた肩をくっつける。


 「おら、最終ラウンドだ!」


 俺はとあるスキルを発動すると、“巨神の反射速度を超える速さ”で巨神に接近する。

 そして、巨神が気付いた頃にはその全身が揺す振られていた。


 「******ッ!?」


 巨神の目玉全てが俺の事を睨む。

 そしてその腕を、俺に振るうが──


 「***ッ!!」


 その時には既に俺は巨神の背後に聳え立ち、《破壊の鉄槌》を使うことなく思い切り蹴り上げていた。

 そんな攻防──否、蹂躙を続けること約十分。

 巨神の動きが鈍くなってきている。

 そして、俺は最後の蹴りを入れると、村の前に立ち、最後のスキルを発動させる。


 「──《破響(ラベッジ・エコー)》」


 その手を口に運び、そっと口を包むように置く。

 そのまま大きく息を吸うと、目の前で俺を見据える巨神を更に強烈な威圧をのっけて睨む。

 そして、俺はその巨神に向けて『終焉の音色』を聞かせてやる。


 「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」


 『終焉の音色』は俺の前方約1000mに及ぶ範囲を完全に更地へと変え、その中心にいたはずの巨神の姿は消えていた。

 代わりにそこにあったのは、仄暗い白色をした、一振りの剣だった。


 そして、その背後から段々と日が昇ってきている。


 終わったのだ、短くも長いこの夜が。

 俺は地面に突き刺さった剣を引き抜く。

 その瞬間、頭の中に無機質な声が響く。

 これこそが、この夜に本当の終止符(ピリオド)を付ける、『勝利の(ファンファーレ)』だった。


 ──《ピピ──破滅の巨神ゼンド・デーヴァを討伐しました。経験値を大量に入手しました。》

 ──《ピピ──称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ──《ピピ──Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが3069→10069に上がりました。》

 ──《ピピ──称号、『異世界人』『孤独の超越者』の複合効果により、討伐対象の上位スキルを入手します。》

 ──《ピピ──スキル、《破滅の手》《終焉の咆哮》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《暴食之皇》により、討伐対象から上位スキルを入手します。》

 ──《ピピ──スキル、《暴食之神アブソリュード・グラドニー》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《暴食之皇(グラドニー)》とスキル、《暴食之神アブソリュード・グラドニー》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《暴食之皇(グラドニー)》とスキル、《暴食之神アブソリュード・グラドニー》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《貪食之皇(ボラシティー )》を入手しました。》

 ──《ピピ──称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー )》の複合効果により、討伐対象のスキルを入手します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔法攻撃無効》《物理攻撃無効》《破滅の死線》《極滅の趨勢》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔法攻撃無効》とスキル、《魔法攻撃無効》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《魔法攻撃無効》とスキル、《魔法攻撃無効》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《魔法攻撃絶対無効》を入手しました。》

 ──《ピピ──スキル、《物理攻撃無効》とスキル、《物理攻撃無効》を統合します。》

 ──《ピピ──スキル、《物理攻撃無効》とスキル、《物理攻撃無効》の統合が完了しました。》

 ──《ピピ──スキル、《物理攻撃絶対無効》を入手しました。》

 ──《ピピ──称号、『異世界人』スキル、《貪食之皇(ボラシティー )》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ──《ピピ──称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ──《ピピ──追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、10069→10100に上がりました。》


 これにて、【魔物大行進(スタンピード)】は幕を閉じたのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――

 名:闇山 光里

 種族:人間(ヒューマ)

 職業:救世主(セイバー)

 Lv:10100‐

 MP:1000066359/1000066359-

 HP:10000000067/10000000067-

 身体速度:100000000‐

 反射速度:1000000000‐

 魔法耐性:――

 物理耐性:――

 スキル:《破壊の鉄槌》《栄光の聖光》《ステータス》《空間収納》《隠蔽》《隠密》《叡智の神眼》《並列思考》《思考加速》《極限神越》《異世界の扉》《敵意感知》《存在感》《言語理解》《夜行視野》《起死回生》《高速再生》《短縮転移》《蜃気楼》《高速移動》《覇王の威厳》《化煙》《吸収》《威圧》《夢吸》《盗聴》《望見》《魔力操作》《狙撃》《結界魔法》《光学迷彩》《魔法破壊》《魔力探知》《筋力増加》《鋭撃》《石化の死線》《光速移動》《操糸》《鋭気》《爆裂魔球》《ハンマー・ブロー》《ショットガン・ブロー》《マシンガン・ショット》《破滅の死線》《極滅の趨勢》

 固有スキル:《攻撃無効》《無限攻撃》《盾王の覇気》《魔法遮断》《完全変化》《擬態》《恐怖の呼び声》《浮遊》《呪詛の吐息》《破響(ラベッジ・エコー)》《全吸収》《狂気の咆哮》《死壊の破音》《恐怖の魔眼》《貪食之皇(ボラシティー )》《終焉の咆哮》《魔法攻撃絶対無効》《物理攻撃絶対無効》

 称号:『異世界人』『救世主』『孤独の超越者』『時空を超えるもの』『世界を救うもの』『吸取る者』『強欲之皇(グリード)』『傲慢之皇(プライド)』『捕食者』『喰らう者』『貪欲なる者』『殲滅者』『蹂躙者』

これでボスじゃないのか、、、。

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