表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/54

第十七話 狙撃者

 ――《ピピ――スキル《叡智の神眼》発動》

 種族:魔物

 名:テロス・タス

 Lv:368

 MP:2035997/2035997‐

 HP:4527000/4527000‐

 身体速度:4687720₋

 反射速度:87550205₋

 魔法耐性:197‐

 物理耐性:358‐

 スキル:《魔力操作》《結界魔法》《光学迷彩》《魔法攻撃耐性》《物理攻撃耐性》《魔力探知》

      《ハンマー・ブロー》《ショットガン・ブロー》《マシンガン・ショット》《魔法破壊》

      《高速移動》《筋力増加》

 固有スキル:《全吸収》《狂気の咆哮》《恐怖の呼び声》

 称号:『一流のハンター』『破壊の巨獣』『血縁殺し』


 見た目は猿の様だが、その外皮は鎧の様な物で覆われている。

 最初に戦った魔獣のような鎧だが、何か繋がりはあるのだろうか?


 「今のは《狙撃》と言うスキル だ。」

 「、、、《狙撃》」

 「自動で敵に当たりに行ってくれるから重宝している。」


 強くね?

 、、、でも俺そんな事できないけど、、、?

 俺はもう一度使ってくれとお願いしてみる。


 「ふん! やはり、お手本を見ても出来ないとはな! しょうがないからもう一度使ってやろう! HAHAHAHA!」


 そう高笑いしながらもう一度弓を曳くセリス。

 そして、そこに生成された矢を放った瞬間、俺は一つのスキルを唱えた。


 「《暴食之皇(グ ラ ド ニ ー)》」


 ぼそりと呟くと、飛んで行った矢の先に闇色の渦が現れる。

 そして、薄透明の矢を飲み込む。


 「な!?」


 それを見ていたセリスは目をひん剥いて驚いている。

 「クククッ」と、心の中で悪い笑いが零れる。

 すると、そこで頭の中に音声が流れる。


 ――《ピピ――スキル、《暴食之皇(グ ラ ド ニ ー)》の効果により経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが、994→1005に上がりました。》

 ――《ピピ――スキル、《暴食之皇(グ ラ ド ニ ー)》の効果によりスキルを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力操作》《狙撃》を入手しました。》


 、、、今のでレベルが1000を超えた。

 いや、今はそれより、《狙撃》が使えるかどうかだな。


 「、、、弓を引くだけでいいのか?」


 俺はそう独り言ちると、弓を曳く。

 すると、黄緑色の薄透明の矢が手元に生成される。

 だが予想外だったのは此処からだ。


 「、、、へ?」


 手元だけではなく、その横にもズラリと数十本の矢が生成されたのだ。

 そして、その拍子に弓の弦を放してしまう。

 その瞬間、後ろ風を起こしながら全ての矢が飛んでいく。


 そして、全てに狙いが定められたかの様にバラバラの方向へと飛んでいく。

 その飛んで行った矢は全て魔物に当たった。

 当たった場所は全て鎧の上だったが、その鎧を貫き、その鎧諸共魔物を穿いていた。


 「、、、何だ、今のは、、、?」


 とはセリスの言葉である。

 実際、俺にも良く解らない。


 「、、、貴様、何をしたんだ?」

 「いや、俺にもわからん。」


 だが、一つ分かるのはまだあの魔物が死んでいないことだ。


 「あいつは、、、もう素材回収は無理そうだな、、、。」

 「食料にしないのか?」

 「魔物は食えんわ!」

 「じゃあ、普通にぶっ飛ばしてもいいのか?」

 「、、、どういうことだ?」


 俺は登っていた木から飛び降りると、魔物に近付く。

 すると、魔物はゆっくりと起き上がり、俺を睨み据える。

 そんな魔物に俺は、《破壊の鉄槌》を発動しながらグーパンをぶち込む。


 瞬間、その拳が当たった先が抉れる様に吹き飛ぶ。


 ――《ピピ――魔物:テロス・タスを討伐しました。経験値を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、《異世界人》の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――Lvが上がります。救世主:闇山 光里のLvが1005→に上がりました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』『孤独の超越者』の複合効果により、討伐対象の上位スキル3つを入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《結界魔法》《光学迷彩》《魔法破壊》を入手しました。》

 ――《ピピ――スキル、《暴食之皇(グ ラ ド ニ ー)》により、討伐対象から下位スキルを2つ入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《魔力探知》《恐怖の呼び声》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《暴食之皇(グ ラ ド ニ ー)》の複合効果により、討伐対象の下位スキルを1つ入手します。》

 ――《ピピ――スキル、《筋力増加》を入手しました。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』スキル、《暴食之皇(グ ラ ド ニ ー)》の複合効果により、討伐対象から追加経験値を入手します。》

 ――《ピピ――称号、『異世界人』の効果、成長速度の上昇により、経験値量が2倍になります。》

 ――《ピピ――追加経験値を得たことで、救世主:闇山 光里のLvが、1018→1020に上がりました。》


 よし、討伐完了!


 「おい、今何をしたんだ!?」

 「ん? スキル使ってぶん殴っただけだけど?」

 「、、、貴様、化け物か?」

 「お前、ド変態か?」

 「うるさいわ!」


 此方へとやって来ていたセリスとそんな事を叫びあう。

 すると、背後から、何やら光が漏れている事に気が付く。

 その方を見ると、コートの様な物が置いてあった。


 「、、、これは、、、」

 「ほう、ドロップアイテムか。」

 「、、、丁度いい。服に困っていたんだよな。」


 俺はそれを手に取ると、直ぐに袖に腕を通す。

 上着だが、無いよりマシだろう。

 そう思っていたのだが、それを着た途端、身体を淡い光が包む。

 何だろうかと思う暇もなくその光は強まり、気付いた時には、俺は漆黒の服に身を包んでいた。


 ――《ピピ――スキル《叡智の神眼》発動》

 ドロップアイテム:《現世(うつしよ)の鎧》

主人公の服をやっと用意出来ました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ