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すずのお絵描き日記  作者: 鈴川愛夏
2026年1月
209/279

人物(ヌード)をデッサンしなさい

昨日は、発泡スチロール用のボンドが描画材として使える発見をして、楽しくて夢中でF15号絵画を発泡スチロール用の接着剤使ってお絵描きしていた。木工用ボンドは水彩の表現に艶を足したい時に結構使えるが、アクリル絵の具に、発泡スチロール用の接着剤が使えるとは驚きである。


起床。今日から学校で人物を描く実習である。それよりも目先の株価チェック。自動売買オン。


仕事の連絡確認。

勝負服に着替えた。私の言う勝負服は、夏はジャージ、冬はスウェットの上から作業着をかました状態の事を言う。

いざ、戦場がっこうへ。荷物が重いし、デカい。キラキラ女子高生、キラキラ大学生、キラキラサラリーマンたちを尻目に電車に乗る。


重い荷物で吹きざらしの極寒の早朝にバスを待つのが辛すぎるううう。寒いいい。寒さを吹き飛ばす為にヘッドホンのミュージックを人間椅子に変更。ひっはー!時代はメタルなのだ。

バスで一番前の席確保ーー!よっしゃーー!気合い入りだしたぞ。良い絵描いてやるのだ。ふふ。人間椅子の無情のスキャットカッコイイぜ。ノリノリでムサビ行きのバスの窓の景色の向こうの世界をクロッキー。ふふ。準備運動である。街ゆく人をクロッキー。クロッキー帳なんて、1回の実習で2冊100枚とか平気でなくなるから、どうせ買い足さなければならないのであれば描かなきゃソンソン。

1時間はやく学校到着。Wi-Fi接続。アトリエに一旦荷物置きに行く。


アトリエに筆洗缶を発見。

え、先生、油絵描くなんて一言も聞いてないんですけど。明日持ってくるのかーテンションがガタ落ち。


ひとまず喫煙所に向かう。卒業制作展で展示していた作品が解体されて、学内がごみ置き場だらけと化している。ふ・・・。

ゴミ溜めの喫煙所でタバコをキメる。

まずは座学の教室へ。ひっ・・・筆記用具忘れたああああ・・・ちーん。

資料見て絶望。人体解剖図が女性である。また女の裸を描くのか・・・


セブンでホットカフェラテLを購入して、アトリエに向かう。


無心にヌードモデルを描いていたら、気が付いたら昼休みになった。

持ってきたお弁当箱をパカリとあけ、ゆで卵3つをもぐもぐして、プロテインをキメた。

Oさんから木炭を貰ったので、木炭紙を買いに世界堂へ。


木炭紙を購入。1881円也チャリーン。ふ。

セブンで食パンを探すが、売ってない・・・ふ。ティッシュで消すかな。セブンで他のアトリエの同級生に遭遇。痩せたと言われた。


アトリエに戻る。隣の席のOさんがずっとお昼休みもタブレットでお絵描きしている。見習わなければ。

唐突に始まるイーゼルクロッキータイム。暇があれば一人でお絵描き、これぞムサビ生である。

イーゼルの高さを調整する。バコっと鳴り響く鈍い音。

いっ・・・、イーゼルの角で頭打った・・・痛い、死にたい。


トイレから戻って来たらアトリエの皆がお絵描きをしている。同志よ。

その隙に鉛筆を削る。皆が身体のどこか動いていないと落ち着かない同類だと気が付く。ふ・・・。


お昼からの部が始まった。モデルさんがポーズをキメる。ひたすら描いて行く。もはや、無の境地である。


ひたすら没頭して4B鉛筆でアタリをつけて、陰影を描く。輪郭をある程度描き込んだら鉛筆をHBに持ち替えて、丁寧に影色を置いて行く。細かい影の表現をひたすらシャカシャカ2Hでしているところで先生に言われた。

「もう一回り大きく描いたら?」

私「!?」


はい、1から描き直しであります。


死にたい気持ちでバスに飛び乗った。

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