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すずのお絵描き日記  作者: 鈴川愛夏
2025年11月
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福島2日目

昨日の晩、接骨院で言われた掟を破り、温泉へ行き、色々とカルチャーショックがあった。

世の中の10割の女性がなんと、前回のヌードモデルよりもデブな事実に驚愕してしまった。


キックボクシングで鍛え抜かれた女体ばかり目にしている私には大きな精神的ショックとなった。視線やるところ、贅肉、贅肉、贅肉なのだ。まだ、中年太りしたくらいの年齢の女性なら納得もいくかもしれない。子供・中学・高校生女子もデブなのに貧乳で締まりの無い贅肉だらけの身体だったのだ。福島県民たちが、逆に私の身体をジロジロ見ていた視線も痛かった。腹筋割れてる女子がそんなにも珍しいのか?



後、露天風呂で会話をしているお年寄り2人の会話にいくら聞き耳を立てても何言ってるのか1ビットも解出来なかった。

東北弁には割と免疫ある方だが、お年寄りの会話のハードルはエベレストよりも高い気がした。


ご飯付き温泉宿で、何食べてもここまで物凄く不味いのははじめてである。恐るべし福島。朝昼晩と三食食べることになって、最初からお腹空いていなかったので、遠慮なく残すことが出来た。やはり1日三食というものは食べ過ぎであることを立証出来た。


大抵、食事の味付けは努力もあるがセンスが重要である。お通しの味のレベルで全メニューのレベルがほぼ、わかるのが居酒屋だ。今度皆様も機会あれば試してみてほしい。


さて、問題は朝食である。心はパン食を願っている。

和食があそこまで不味いと、和食の朝食は何を想像しても不味い。パン食なら、パン、ハム、卵、ソーセージ、卵、サラダ、ヨーグルトとかいうラインナップなのでいくら不味くてもそこまで不味く調理しようがないからだ。


朝が来た朝4時起床。色彩学の教科書を読み込む。

朝食のブッフェを食べる。温泉卵3つと納豆2つ、サラダにみそ汁とヨーグルト、飲み物にカフェラテ。

サラダのごまドレッシングが甘すぎて不味かったのにはびっくりした。

後、パンコーナーには、バター単体は存在せず、マーガリンとブルーベリー・マーガリンと苺チャム・マーガリンと蜂蜜・マーガリンとメイプルシロップという4択しか存在せず、パンを食べるなら糖分から逃げられない文化なのかと思った。

とにかく何でもかんでもに砂糖を入れてるからみんな太るのだなぁと。


朝風呂に入っていたら、私の元へおばちゃんがやってきて喋り始めた。

「qwertyuiopぴこたらぴこたら」

やばい、何言ってるのか全く理解出来ないので、口をあけて首を傾げる。

おばちゃん「qwertyuiopasfghjkl」

私「」

おばちゃんが行動、身振り手振りで話始めた。

どうやらおばちゃんの腕につかまって、今入ってる温泉を出て、炭酸泉に行けということらしい。

何言ってるのか分からないけれど、従ってみる。

おばちゃん「qwretyuiopasfghjkkzxvbnm」

私の左下に桶を置いて、私を炭酸泉へと誘い、去っていった。

後ろから地元民のお姉さんが私に福島弁訛りで話しかけてきた「あの人、アカスリのおばちゃん」

私「へーぇ、そうなんですね」


心では、アカスリのおばちゃんというよりもおばちゃんの喋っていた事が何であったのか通訳してほしかったんだけれど、ここは仕方ない。福島である。福島弁が理解出来るのが当たり前の文化だった。


なんか、言葉が通じなくても良い人悪い人くらいはわかるのであった。

感謝である。福島県民女性を、もうデブとは言いません。ごめんなさい。良い人たちです。


宿をチェックアウトした。ナビにはない無料高速道路に乗った。

無料高速道路を降りると、ちらほら見える本という看板。美術関係書籍でほしいものがあるから、立ち寄ろうと思って見ると、大抵エロ本屋さんである・・・ふ・・・。

福島エロ本屋多くない??


峠道を登り続けると、季節は少し進み、紅葉がこんちちはと、私に語りかけてくる。

一気に秋に景色が変わる。ぐひひひ。


サルバドールダリの作品群を見に、やってきました諸橋近代美術館。ふふふ。

建物、綺麗・・・何だか軽井沢に来たみたいなお洒落な感覚の建築物に池が併設されている。

学割で500円。そして、スマホの電波はない。


ちなみにこの会期展を逃すと、サルバドールダリの作品群を大量保有している諸橋近代美術館は、2027年まで閉館なのである。


入館してすぐに、ダリと、ボナールの死んだ日が私の誕生日でにやっとしてしまった。ふふ。


ターナーのストーンヘンジとドーバー海峡という銅版作品に驚愕。

た・・・ターナーの写実凄い。


シャガールテルトル広場と、黄色と赤の花束という作品に驚愕。

ダリの400号くらいの絵画がバーンと登場。

一つの絵を見るのに何時間かけさせるつもりだ?、ダリ。

ダリ本人とガラ(ダリの妻)がしれっと出てくる。

どれだけ奥さん好きやねん、ダリ・・・。


巨匠の絵画は多かったけれど、肝心なダリの作品はほとんど彫刻作品で、絵画は2点しかなかった。


この内容で500円は高いと思ってしまった。

私立美術館だから仕方ないかな・・・。


普通に横須賀で見たダリ展の方が良かった。もう、二度と来ることはないと思う。


四季の里到着。

さあ、楽しい楽しい音楽の時間。ふふふふ。30分好き放題ギターを弾いて歌を歌うのだ。

レッツミュージック!オリジナル曲たち。


束の間の音楽の時間が終わり、

ネギとジャガイモとニンニク合わせて500円という安さに負けて野菜を衝動買いしてしまった。


十割そばそば処西友に立ち寄る。

お蕎麦屋さんで、こけしの本を読み、こけしの歴史、普及率、風土との関係を知った。こけしの原点はおしゃぶりだった説が何とも面白い。

注文した温玉ぶっかけそばを食べて久しぶりの衝撃が走った。本場信州の美味しいそばを食べ歩いて肥えた私の口をも凌駕する味で、なぜこのお店がミシュランに載っていないのか謎に思った。

コシ・麺の加減全てパーフェクト以上であった。

おそらく世界一美味しいお蕎麦屋さんだろう。

福島は、円盤餃子よりも喜多方ラーメンよりも、そば処西友のお蕎麦屋さんであるだろう。


その後、そそくさと温泉宿にチェックインして出掛けた。

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