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すずのお絵描き日記  作者: 鈴川愛夏
2025年10月
116/290

版画(銅版)を制作しなさい。3

抗生剤がやっとこさ効いてきている感が出てきたと思ったのは一瞬だった。


24時間営業のドラッグストアへ。

ドラッグストアで商品を選んでる最中に体調悪くなってくる。

今解熱鎮痛薬買うか家まで待つか・・・ぐぬぬ。

家まで解熱鎮痛薬は我慢だ。ナプキンとマスカラを持ってレジへ。

帰宅してマスカラを塗ってみる。しほにすすめられたからとりあえずやってみる。あれ?あ、黒いインクに謎の描画材でまつ毛を塗布するだけか!一瞬でコツを掴めた。

ベトナム式解熱鎮痛薬をキメて、いざ登校。


学校に到着したのでWi-Fi接続し、教授からの座学をきき、刷りへ。

工房に。

プレートマーク仕上げの研磨のデモンストレーションに私の版が選ばれた。


よっしゃーーーーー!


新しい版が刷れるのだあああああ!

教授、あざーーーす!!!!!


一昨日やった作業工程から始めていく。

途中で教授の版の仕上げのデモンストレーションが始まった。

荒目→中目→細目→油目と順番にヤスリがけしていく。

注意事項は絵にヤスリが入らないようにヤスリがけすること。ボーダー付近までビビらずきちんとヤスっていく。

次にスクレーパーでささくれを取り除いていく。最後、ミシン油1片に突き一滴垂らし、バニシアを押し当てて行く。

コーナーを仕上げる時はストンと落ちる時の衝撃で版を傷つけないように気を付けること。

そしたらウエスでミシン油を取り、ガムテープを取り、裏面のシールを剥がす。

この作業は最低30分はかかる。時間を逆算して残り時間で作業をすること。

最後に真鍮ブラシで銅の粉を取ってから作業場のヤスリ置き場に置く。


新しい版を制作しながら本刷り・・・。死ぬ気でやろう。

チンチラの本刷りを終えて、次の版の描画へ。


お昼休みはしほと話をして、途中で版画工房へ一緒に移動し、しほの知り合いで、今版画で私と同じ工房にいる女子3人で話す。


お昼休みが終わった。

物凄い勢いでカピバラの絵を仕上げていく。

工房へいき、


グランドの焼きの工程でボヤ騒ぎを起こし、プリントクリーナーとリグロインで1回グランドを剥がし、もう一度グランドをかけようとした時、教授に言われた。

「グランドかけても、もう腐食液ないよ〜」


ふ・・・

刷りの工程まで進めないという合図である。

即ちタイムリミットなのだ。


ちーーーん。

さようなら、私の青春。


鼻に割り箸を突っ込みたい気分で、グランドをかけ、焼きの工程まで済ませた。

2版目は完成させることが出来なかった。


相互作品鑑賞タイムで隣の席になった女子と会話する。彼女は、世界の地獄の怪獣オタクで、物凄く話が面白く、会話が弾んだ。やはり私と気が合うタイプはぼっちオタクタイプだと再認識させられた。


後は、なんやかんやあった。

帰宅したら、


11月の展示会のお誘いの文章全文を読んで返信しなければなぬ。

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