エロゲ転生、ヒェッ……【キャラ紹介(1/2)】
なんかね、こんな進んでもキャラたちの紹介をしてなかった投稿者がいるんだってー!
えー!自己紹介しないとかありえないんですけどーwww
そしてあとは学園生活だとかそこらへんの説明をしていたが、特に普通の学校と変わらなそうだったので割愛。同じタイミングでチャイムが鳴った。
「ではぁ…最後に私から皆さんへお願い、というかクラスルールを説明しますねぇ」
なんかあったっけ…? そんな話聞いたことないんだけどな…。オリ展開?
「と言っても簡単で~す。なるべくこの先、皆さんには団体行動を心掛けてくださいねぇ」
「先生! それはどうしてでしょうかッ!」
「これから先、あなたたちには常に危険と隣り合わせになるんですから、誰かと助け合いできるようになってもらう、いわば相互互助の関係になってもらいます~」
げぇ…ちょっと面倒なルールだな…。
クラスの何人かも顔をしかめてるし…って言ってもルールって言って覆してくれそうにないんだろうな。
「これって拒否は…」
「できませんよ?」
「アッ、ハイ」
質問をしたちみっこがずこずこと引き下がった。まぁ仕方ないね、ルールだもの。
「はいでは~私からの説明は以上です。1限になったので~皆さんに自己紹介をしていただきましょう」
俺とは反対側のほうに視線を向ける先生さん。その視線を受けて緑髪のボブカット少女がスッと立ち上がる。
「では青羽さんから~。名前と趣味特技、将来の夢と~。…うーん、戦うときの武器とポジショニングをお願いします~」
「わかりました」
こちらに向いて全員が見えるような位置に立つと、室内に響き渡るようなそれでいて聞き取りやすい声を発した。
「出席番号1番の、青羽せせりです。趣味は演劇やミュージカルなどの舞台鑑賞で特技は演技です。演劇部があれば入部しようかとも思ってましたが、ないみたいなので力をつけていずれは劇団に所属して、劇団を旗揚げするのがボクの夢です!」
堂々と宣言する青羽せせり。演劇に関しては自信があるという自負から立ち振る舞いや仕草などが一々かっこいい、そんなクール系のやや身長低王子様なのだ。ちなみに部屋にはウサギのぬいぐるみが置いてあるのは誰にも言っていないし、毎日そのウサギ相手に演技練習しているのもまだバレていない。いつ全員にバレるのかが見物だ(秋頃)。
「よく使う武器は刺突剣のレイピアです。オリエンテーションの時にもチームには伝えていますが、ボクは前衛で敵の攻撃を受け流してカウンターを狙うスタイルです。三年間、よろしくお願いいたします!」
回避率はそこそこだが、ゲームの時ではレベルが上がるごとに「受け流し」の固有スキルが成長して物理ダメージを相手に返すことができる。そんな前衛カウンター型の系戦士が青羽せせり。そして特段凹凸のないスレンダーな体をしているが、さらしを巻いて誤魔化しているだけでCカップある。姫トラ公式情報が間違ってなければ、だが。
あとボクっ子カワイイやったー!
「よろしくするでござる、青羽殿。では次は拙者でござるな」
そう言って立ち上がるのは赤毛を短く切った短髪チャラ系イケメン系忍者。
「シノビの家系故このような口調でござるが気にしないでほしいでござる。拙者の名は赤城の正統後継忍者、赤城忍と申す。将来は赤城の名を継ぐためにこの学園に入学した次第、皆が抱いている忍者とそう違いはないでござる故、拙者の愛刀と共に皆の前に立って盾となり矛となり敵を倒すでござるよ」
胸に隠していた短刀の鞘を取り出して言い切る忍。
前衛戦闘力、という面で見れば間違いなく現状では学年最強に近いところにいる。普段のふざけた態度については目をつぶってもいいほどに卓越しているのだ。普段が普段なのでなんとも言えないが!
「あ、趣味はカラオケで特技は声真似でござるな。よろしく頼むでござるよ」
最後に一礼して着席すると隣にいるヤンキーに一言伝える現代っ子忍者。そして立ち上がる似合わないブレザー姿の焦げ茶トサカヤンキー。なお、ネクタイは外してワイシャツは第二ボタンまで外しているのか外れているのか。多分前者だ。
「あー…。荒木田和樹ってんだ、好きに呼んでくれ。趣味はー…あー…んだ、かったりぃ。アレだ。バイクだ、特技も。んで、なんだァ?」
隣のヤンキーにカンペを見せてもらって続きを考える荒木田和樹ことヤンキー。お前の特技は料理だろうが。隠すんじゃぁないよ。俺が公にしてやんよ!
「武器は…まどろっこしいのが嫌いでなァ、武器で殴るのが好きなんだよなァ。だからとにかく敵は全部ぶっ殺してくんで、そこんところよろしく」
「ではワシも。名を蔵森敦と言う。幼き頃から霜月神社という神社で育ち学んでおったからかこういう喋りなのは許してほしい」
堅苦しい言い回しなのはご愛敬。和樹ヤンキーが確か公式情報でがっちり筋肉で鍛えている180越えだったが、こっちは完全武闘派と言っても差し支えない肉体の185越え。控えめに言っても存在感の塊のようなもの。本人曰く、鍛えているわけではなく住職生活だとだいたいは体が絞られるから、無駄な脂肪とかはないらしい。
「聖職者の見習いでもあるため、あとは動くのも苦手というところはあるのだが…やはり攻撃などは性分ではないため、前に出るよりも全員を支えるのがワシの仕事だと思ってほしい」
本来は
まぁ……条件を整えてイベント戦に勝利、山場を乗り越えれば一端の防衛万能型になれるんだが…。このルートでそんな時間があれば…いいな。
「あとはそこの赤城とは昔からの仲でな。なにかやらかすと思うが、多めに目をつぶってもらえるとありがたい。ただ度を越すようであれば制裁を加えてよいと言伝をいただいておるからの、好きに締めてもらえるとありがたい」
「ちょ!? 敦!? 拙者初耳なのでござるが!?」
「普段の己を省みてはどうだ? またウチで座禅でも構わぬが?」
「ぐぬ…」
「そういうことだ。みなもよろしく頼む」
そして綺麗にオチまでつける、必殺仕事人。
おい忍者、お前の役割が奪われてんぞ。しっかりしろよ。
俺の思考をよそに、静かに立ち上がる明るい黄色髪の…これまたむっちりした美少女が立ち上がった。
ちな、クララは立ってない。
「皆さん初めまして。聖王協会日本支部から参りました、園莉桜と申します。みなさん、是非ともよろしくお願いいたしますね?」
柔和な表情にふわふわとウェーブがかかった長い髪。綺麗に透き通った母性のある声から発されたのは「受け入れてくださいね」という優しさに溢れた美声。画面前じゃなかったら即座に受け入れ態勢が整うのもやぶさかではないな! がはは、こっち向いて「ニコッ」されてたら危なかったな。本当に……。がんばれ瑛士。今の視線はお前が独り占めだぞ。ほら、むっちり若妻系シスターにイエナンデモゴザイマセン。
なんか右側から異様な空気が伝わってくるが、気のせいだと思う。…いや本当に。ちなみにだが……隣の席から溜息があるのは本当のことだ。
「聖王協会と言いましたが、修道女見習いのようなものなので、クラスに在籍している間はただの園莉桜でお願いしますね」
聖王協会について補足すると、本部はイギリスにあり世界各国に支部が作られている、いわば「修道院」の大派閥のひとつだ。言ってしまえば「医学会で直ぐに治すことのできない怪我や病気などの治療などを受け持つ」ことと「孤児の受け入れ」を掲げている宗教団体。まぁぶっちゃけ園莉桜は孤児だが、治療系の魔法適正を見出されて幼い頃から修道女として日々を過ごしていた。
…………本作胸糞バッドエンドルートの一つは彼女が握っているのもアレだが、なかなかそんなルートに入ることはない。ないったらないのだ。だから本当に頑張れよ瑛士! お前に懸かってんだからな!
「シスターとして生活しておりましたので、争いごとは得意ではありませんし、体を動かすことも得意ではありません。ですが皆さんを精一杯癒してみせますので、私を信じてもらえれば嬉しいです」
信仰が彼女の身を助けるのだよ。わかったかね? 瑛士くんよ。最低でもこのクラスの信仰値だけは下げてはならぬからな? 一応聖王協会も特進科のスポンサーなんだから。桜に不都合があればバッドエンドで協会に即座連行、NTRおっせせ凌辱からの処刑やぞ! それだけは絶対に回避しろよ!? 俺は世界滅亡を回避するからよ!!
「コホン。わたくしは立花愛莉栖と申しますわ。わたくしも立花家のものですが、学園では身分など関係ありませんので、よろしくお願いしますわ」
お嬢! お嬢!
「趣味は読書ですが読む内容にこだわりはありませんの。幅広い分野もひいては教養に繋がりますので、どのような本も好きですの。それと特技に入るかはわかりませんが、紅茶のフレーバーはだいたい網羅しておりますので、どのような紅茶でも入れてくださると嬉しいですわ。特に好きな茶葉はアッサムですわ」
プラチナブロンドのつり目縦ロールという、なんとも近寄りがたい愛莉栖だが、一度懐に入ってきた人間は完全に仲間として扱うような、やや危なっかしい面も持つ。過去には第二のママンと呼ばれていた、人気ランキング第2位の女。ちなみに1位は断トツで桜だ。
ここまで本と紅茶のみ。これが第二の女だ。すげぇ。
「私もあまり体を動かすのは得意ではありませんわ。ですが…」
そう言ってお嬢が軽く指を振って、温かくも綺麗な正円の光球を作り出した。
うん、自信は少しでも取り戻せてるみたいでよかった。本当にすごい魔法制御力だ。お嬢の真骨頂の一部が見れてワイ将やや感動……。
「攻撃魔法に関しては、誰にも負けるつもりはございませんので。よろしくお願いしますわ」
……。
…………。
…へぇ? いいねぇ。さすがお嬢だ。負けず嫌い健在。
今やったら俺とお嬢、どっちが上なんだろう。って言ってもこっちが制限掛けてるから勝負にならないか。
「うーん…本気をだしたらどっちが上なんだろ……?」
「瑛士兄! お兄ちゃんと立花さんがどっちが上かだなんて言っちゃだめだよ!」
「思いきり言ってますよ。千花さん」
「僕はそこまで言ってないんだけどなぁ…」
「はわぁっ!? ご、ごめんなさいっ!」
……千花ぁ……さすがにそれはだめだろぉ……。
ほらぁ……お嬢が笑顔でこっち向いてるじゃんかぁ……。
「わたくしは誰が相手でも負けませんので、後で正々堂々と白黒つけましょうね? おにいちゃんさん?」
「ヒェッ…」
やべ…絞められた豚みたいな声が出たわ。
自己紹介(1/2)
たぶん明日までには終わると思います。
一応、地名が出てきたので補足しますが、本作はローファンタジーなので現代日本+魔物や魔王にダンジョンを足したようなものが舞台、みたいな感じです。
地名でイギリスをだしたのは書いてる途中で行きたくなったからです。タイはありません。本当です。




