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エロゲ転生、フラグを回収したら事後処理。賢者タイムでお掃除するのとなんら変わらない

ちょっと短いですがキリがいいので今章前半はこれで一旦区切り〼。

次回からは本格的な学園生活が始まります。


「で、着替え中の雛田にゲラゲラ笑われて青羽とお嬢からはお説教を頂いて無罪放免と」

「わ、笑い事じゃないよぉ!」

「だが雛田氏の下着姿を拝めたのであろう? うらやまけしからん」

「まぁまぁ…と言いたいところではあるが、こればかりは庇いきれぬなぁ」

「そうだ。つまり今回の件は完全にお前が悪いんだから、甘んじて受け入れろ」

「そんなぁ~…」

 俺の言葉を疑わずに女子部屋へ突撃した結果、制裁を受けた瑛士が憤っていた。

 しかし、それを口にしたところ全員から否定を頂いた上に晴臣からとどめを刺されてガックリと項垂れた。

 ミシシ、ワイ氏、完全犯罪成功ナリ。

 なお部屋は瑛士がお説教される前に運び込み、ある程度のブツもぶち込み終わってる。

「つか、なんてオレまでここに連れてこられてんだァ?」

「今日は初日で皆も話す機会もなかったであろう?」

「だからってなんで風呂なんだよ」

「かいた汗も流せて全員が集まれるのが風呂なのだから、当然だとは思わぬか?」

「それに食堂も談話室も近いからな」

「…チッ」

 舌打ちひとつ。

 だが出る様子はなかった。風呂がきもちいいのかそうじゃないのか。

「そういえば今日の余った時間で飲み物作ったから、あとで全員分配るわ」

「えっ! やったー! 兄ちゃんのドリンクだー!」

 牛乳にバナナとたんぱくとかを多分に、あとは多少のアミノ酸やら糖分やら塩分やらを含ませたプロテイン風ドリンク。

 ネットで調べて作り始めただけで効果はあると思いたい。

 元の世界と似たようで若干常識が違う気がするけども、この世界ではこう書いてあるから仕方ないね。うん。

「冷蔵庫にあるから、部屋ン中物色しなければ好きに上がっていいぞ」

「はーい!」

 瑛士が元気よく返事する。

「のぉ瑛士よ。それは美味しいのか?」

「……結構美味しいよ! 兄ちゃんが味に凝りだしたから、最近はもっとおいしくなったんだ! おすすめは…ココア味かな」

「ほう…それは美味しそうだな」

「そういうことであれば拙者も頂こう」

 敦と忍が栄養ドリンクプロテインに興味を示している。

 よし! 貴重な毒見役…いやいや、貴重な実験サンプルが手に入ったぞ!

「……なぜかいま寒気が……」

「……奇遇でござるな。拙者も感じたでござる……」

 それは気のせいじゃないZE☆

「……」

「晴臣はどう?」

「そうだな…僕ももらっておこう」

 案外認めた相手からの誘いには都合が悪くない限り乗ってくれる晴臣。

 着々とフラグを立ててくれている。

「……どうだヤンキー? お前には特別に栄養ドリンク味でもごちそうするぜ?」

「ハッ。誰が飲むかよそんなモン」

「おいおいそりゃねぇぜ! 最近のコイツは栄養ドリンクに近づいてきてるんだぞ?」

「しったこっちゃねぇな」

「ならいちごミルクがいいか?」

「………」

 ついにガン無視を決め込まれた。

 こうなったらこれ以上は答えてくれなさそうだからな。残念、今後にこうご期待。

「えぇー。ヤンキーくんは飲まないの?」

「ヤンキーじゃねぇゴラァ!」

「ひぃっ!」

 実は逆鱗らしいヤンキー。

「おいおいちったぁ落ち着けやヤンキー。同級生脅してどうすんねや」

「チッ、気分ワリィ。先上がるァ」

「うぃ~。またな~」

「テメェには言ってねぇ」

 ピシャリと勢いよく扉を閉める

「お前も懲りない奴だな」

「そりゃだって。一匹オオカミなんて俺が許さんよ」

 呆れるような眼で見てくる晴臣だが、それに関しては異を唱えさせてもらいたい。

 ゲームの時と混同するつもりはないけど…アレを倒すならヤンキーの力も絶対必要だからだ。期末に発生する強制イベントに思わず扉をにらんでしまう。

 もちろん意味がないことだからすぐに止めた。

「ま、今は一匹で良いとしても、いずれ一人は限界がくるよ」

「……そうだな」

 無知の人間がダンジョンに一人で挑むってなったら目も当てられない。

 ヤンキーのような完全物理アタッカーにとっては、魔法が必要になってくるアインストや学園ダンジョン、ラストダンジョンは完全に鬼門なのだ。

 そういう時に必要なのは…ここにいる特進科のクラスメイト…仲間だ。

「ってことだからさ、瑛士もお前らも、あいつがやばそうだったら手を貸してやってほしい」

 最終戦で俺がヤンキーと同じパーティにいることは恐らくないだろう。だからこればっかりはみんなに期待するしかない。

「もちろんだよ! 兄ちゃんがそういうならぼく頑張るよ!」

 それに先に応えるのは瑛士だった。

「そうだな…同じクラスメイトとしては見捨てるわけにもいけないからな」

「拙者も同じでござる」

「あい、わかった」

 けど反応が遅れただけで、ほかの三人も前向きに答えてくれた…ほんと、こいつらがいいやつでよかった。

「ただ、お前はおちょくりすぎるなよ?」

「善処だけはするさ」

「できれば止めろって言っているんだが?」

「それは無理だな!」

 だって面白いんだもの!

 晴臣と敦の溜息が重なった。そういうケツ拭きは任せたぜ!


次回からはワイのヘホゲーアカデミアが開催するんやよ。

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