表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/40

 最初に採取した場所はだいたい覚えているので、一気に全部採取すると、10分はすぐに経つので、2度目3度目と何度でも周回できる。すごい。ずっと採取しつづけられる!!ただし、この最初の草原で取れる物だけなんだけど。


 途中「スライム」が登場!初モンスターとの出会いはやはり興奮する。HPは歩いたり走ったりするだけでは減らないのは確認済だったので、減るとすればモンスターからの攻撃だろう。


 1回攻撃されたらどれだけ減るんだろうか。興味津々、でも恐る恐る戦ってみることにする。


 あ、そういえば素手だった。魔法は何がいいんだろうか。想像できるもの、火炎放射器?燃えたら素材は取れるんだろうか。死体はみたくないな、モンスターは死んだらどうなるんだろう。モンスターに興味があまりなかったので聞くのを忘れていた。でも素材は欲しい。ドロップのレアアイテムも欲しい。


 望む力が魔法になるというのであれば、あれだ。途中のモーションがすべて見えなくなる、省エネ省略自動オート。


 「えいっ」と言えば、素材とドロップアイテムが残っているようにすればいい!全体魔法で、全属性で、素材とアイテムになるまで何回か手順があるかもしれないけど、どんな種類のモンスターでも途中経過の過程を省いて一瞬で片付くようにしてしまうことにすればいいんじゃないだろうか。


 ギルド長の説明によるとそう私が思い込めばそうなるはずだと思う。まぁギルド長はちっともそんなこと思っていなかったかもしれないが、そう私は思い込んでしまったので、そうなってしまった。


 だからわたしの魔法はこの時から全部「えいっ!」後省略で済んでしまうことになった。モンスターとの戦いは時間の無駄だし、モンスターが傷ついていくところ、絶叫や血や内臓が出てくるところを見ることは、できるだけ避けたかったのでこれでいいや。


 ということで、「スライム」が出た!!「えいっ!」掛け声が終わったその瞬間に経験値1と1Gがタブレットに追加されていく。「スライム」は素材もドロップアイテムもめったにでないようだ。残念。でも、これでアイテム採取の邪魔をモンスターにされずに至って平和にことが済みそうだ。やれやれ。


 初めての草原で採取を5周ぐらいしたところで、日が暮れてきた。宿屋どうしよう。まだ眠くない。HPもMPもほとんど減っていない。減らないとお腹もすかないようだし、わたしの時間が循環していると言われたように生理現象もあまり気にならないようだ。


 でも、草原だと明かりがないから暗くなったら、何も見えなくなるだろう。明るいところで、今度は持っている素材で錬金がしたい。仕方がないけれど町に戻ろうか。


 ゲームの仕様なのか日はゆっくり暮れてきていて、一気には暗くならない。暗くても手元は見えるか?あ。あれ、なんか光っている。タブレットの地図を広げて確認すると、昼間には光っていなかった場所が光っている。


 夜にだけ取れるアイテム!!これは町に戻らなくても良い!!このまま草原で!!夜に取れるアイテムはタブレットを見なくても光っているのが見えるし、タブレットを持っていれば、その明かりで歩くこともできる。昼間何回も周回した草原なので、だいたいの距離もわかる。


 夢中で採取を続けること3周。ふー。へへへへ。結構採取できた。


 リンゴの木の下で座り込んで図鑑を確認してみる。「薬草」「リンゴ」「綿の実」「小枝」「赤い実」「双子きのこ」「はちみつ」「水」「鉄鉱石」「月のしずく」「星の欠片」「化石」全部で12種類。埋まった。

 まだ本当に序盤だけど、この図鑑絵がとても綺麗で満足。1回の採取で2~3個ぐらい取れるようになっているようだけど、ギルド長がソロのわたしを気にしてくれたようでどれもMAX採取量にしてくれているのが地味に助かっている。レアそうな素材も取れば3個なのは嬉しい。


 さて、錬金!嬉しいな錬金。タブレットの錬金のボタンをクリックしてみると、レシピ錬金と自由錬金ができるとある。レシピ錬金の方には『初級錬金術の本』を読んだので、掲載されていた15種類のレシピが既に載っているので順番に試してみることにする。


 まず「水」が2個で「蒸留水」ができた!!初錬金!図鑑を調べてみると採取できるアイテムよりも後ろのページに載っていた。やった!錬金アイテム1個目。嬉しいなぁ。


 でも「水」の単語で喉が渇いているような気がしてきた。そういえばこの世界にきてから何も口にしていない。図鑑の絵を長押して「確認」ボタンを押すと「リンゴ」がころんと出てきた。おお。「リンゴ」普通に「リンゴ」齧ってみるととても甘くて美味しい。食べ終わったら喉も潤ったしお腹も満足。


 やっぱりこっちの世界の「リンゴ」は向こうのリンゴと違うのかもしれない。残った芯をどうしようか。捨ててしまっていいのか、悩んでちょっと実験だとバッグの中に入れてみて図鑑を確認してみると、「リンゴの種」としてアイテムとして載っている。芯は載っていないが、バッグの中から消えていた。どういう仕組みかわからないけど、今後もとりあえず何でもバッグに一度入れてみよう。


 「蒸留水」と「薬草」で「傷薬」ができた。これはHPを50程度回復するとある。「傷薬」と「リンゴ」で「初級回復薬」ができた。こっちはHPを200程度回復する。初級レベルの回復系はここまでしか載っていなかったけど、回復系は持っているだけで嬉しいし、それよりも何よりも図鑑が埋まるのがもっと嬉しい。


 「蒸留水」が山ほどいるので、「水」が足りなくなってきた。これは採取にいかなくては。「水」がたくさん取れるところってないのかな。ここは初級の町のはずだから、きっとどこかにもう少し取れるところがあると思うんだけど、町の右半分の草原しか歩いていないので、次は町を超えて向こう側に行ってみようか。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ