↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/55

異常です

始業式から1週間たったある日、教室の雰囲気が揺れた。

6組の1人の女子生徒が、1組にこそっと編入してきたのだ。

前代未聞のクラス移動。


4月に転入して6組になったが授業についていけず、担任にクラス替えを通達されたという。

なぜか6組だけは、高校2年生レベルの授業をやっているらしい。凄いとは思うけど、意味が解らない

心配したけど、彼女はすぐになじんだ。

最初に親しくなったのは渡辺さんだ。

早蕨さんという、ごく普通の子だった。

学年集会で元クラスメートと顔を合わせても、悲しくなるくらい気づかれないと言ってた。


連休前に女子で集まり、女子力発揮イベントの材料を買いに行く。

クラスマッチの鉢巻きと体育祭の盆踊りの浴衣作成。

お揃いで紺地に赤とんぼの浴衣を作る事にした。

クラスマッチの鉢巻きも、同じ布で作る。

これらは女子のゴールデンウィーク中の宿題になる。


生徒会では1年生の役員候補の選択を始めた。

小学校の成績が優秀な人、委員長や児童会の経験者、頑張れそうな人材を探す。

要が「面白そうなやつがいる」と言う。


切れ長の目の妙な色気のあるイケメン男子。

柔らかな笑顔でさりげなく毒を吐くけど、表面の柔らかさに周囲が騙される。

鳳くん。

要が「面白い人材だろ」とニヤリと笑った。

早速勧誘を始める。

鳳君と一緒に親友の織部君がついてきた。


5月のクラスマッチ、決まった時間にグランド整備に来ない生徒がいた。

関口君に促されて、1年生2人が「困ったもんだよ」と言いながら、整備をしている。

織部君に関口君の冗談癖がうつってきた。ゲラゲラ笑う声が二人分聞こえる。


今年の要はバスケ、「美形のバスケは最大のご褒美」と渡辺さんが言う。

私は今年はソフトボールになった。

小学校の時に要相手に鍛えた打ちにくい球で三振狙いで行く。

「あいかわらずいやらしいコースをつくなあ」と要がニヤニヤしていた。


クラスマッチが終わったら3年生は修学旅行、2泊3日奈良京都である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。