54、十二騎士vs追放魔王
つおい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
「其方に我らの護衛を頼みたい」
「へ?…….…わ、わかりました………身に余る光栄に感謝します」
なんか休日中にダンジョンで好き放題暴れてスッキリした後の出勤でいきなり王様に護衛を申し込まれる。
ぶっちゃけ頼むとか言ってるが、宮廷魔術師とはいえ王族の言う事に背く事は出来ない、つまりは拒否権は存在しない。
「どうやら其方は今期入った宮廷魔術師の中でもとびきり優秀らしいからな……」
「はっーー、承りました」
そうやって安請け合いをしていると玉座の間の扉が勢いよく開かれる。
「王よ!!、もう一度お考えください!!」
「なんだ…………アーネスト、またお前か、くどいぞ………考えを改めるつもりはない!!」
「くぅぅぅーー、どうやって我が主人に漬け込んだ!、魔術師風情が!!」
「へ?………え、えっと………すみません?」
………訳がわからずつい謝ってしまった、え?、何これ、王様の機嫌損なわないようにしたら今度は騎士様に怒られんの?、積みゲーやん。
「我ら十二騎士の代わりがどの馬の骨ともしれない平民に務まる訳がありません!!王よ!!」
「貴様という奴は………」
ギャンギャンアーネストさんと王様が騒いでいるあーでもないこーでもないと……………どう見ても王族と騎士様の会話ではなく、子供同士の口喧嘩にしか見えない。
「えーーーと、その、アーネスト……様がやりたいというのなら私は辞退させてもらって良いでしょうか?……正直に言って接近戦、タイマン、室内戦闘、など様々な要素を総合的に見ると騎士様の方が向いてる……と愚考します」
「おお!!、貴様、魔術師のくせに見所があるな!!そうだ!!、我ら騎士の方が主を守れます!!」
「…………そうか………」
………やったーー、どさくさに紛れて護衛の任務から外れることができた〜、王族の護衛なんて責任重大かつしかも今の見た感じ勝手に恨まれたり急にやめろとか言われそうでやりたくない。
というか何故こんなやりたがってるのが全然わからん………王様に仕えることは史上の喜びとかそんな感じか?
…………全く理解できん、いくら金積まれても朝昼夜毎日神経擦り減らす仕事なんかしたくない。
「え〜〜?、じゃあお互いを戦わせればいいんじゃないかしら〜私達もそんななぁなぁで護衛を決められてしまったら安眠できないわ〜、護衛をやりたいのならその強さを証明すればいいじゃない〜」
「おお、さすが我妻!、良い案だ!!」
「フッーー、まぁ証明しろというのなら望むところです!…………悪いな恥をかかないよう早めに俺に譲ってくれたというのにゆるせ!……だがしかし手を抜いてもらえるのと思うなよ!!」
「え?、あ、は、はい、そ、そっスカ」
YO☆KE☆I☆な事を言いやがってあのクソアーーもとい王妃様、せっかく話が丸く収まりそうになっていたのに………まぁいい適当にえっちらおっちら戦って負ければいい、それに相手は騎士様だ、タイマンでやればあっちの方が有利だしな、普通に頑張っても戦っても負ける可能性が高いと思う。
つおい(╹◡╹)




