47、追放魔王の副業③
つおい(╹◡╹)
「とりあえず、彼を解放してくれないか?」
「わかった、殺すにしてもちゃんと手続きをしないとね〜」
指を鳴らすと光の拘束具は消える。
「こ、殺されるかと思った」
筋肉ダルマは息絶え絶えで尻餅をついている。
「レイニー、貴様は何をやった?」
「あ、い、いや違うんですよ、アレク、ちょっと新人に稽古をつけてやろうとしただけで」
「言い訳はいい、貴様はFランクへ降格、そして十年は昇格試験は受けられんと思え」
「そ、そんな……」
「………命があっただけでも感謝するがいい」
「全くだ」
「……アハハハ」
黒鉄が激しく同意しており、私は乾いた苦笑しか出ない。
「さて、イヴさん、これから少し付き合ってもらってもいいかな?」
「うん?、いいですよ」
「ありがとう」
「あ、あのギルドマスター、私も同行してよろしいでしょうか?」
「………まぁいいだろう」
そんなこんなでギルマスの執務室へ移動、やっと腰を落ち着かせられる。
「………さて、いくつか質問がある、まず一つ、君は無詠唱使いか?」
「は?、まぁ……そういうことになるのかな?」
(………ぶっちゃけ無詠唱を『無詠唱使い』とか大仰にいうことに違和感を感じるけど、まぁ人間の間だとこうなのかしら?)
「二つ目、門番から聞いたが、収納魔法も使えるとか……」
「あー、まぁ、使えますね」
「す、凄いですね、イヴさん」
アイシャさんなんで着いてきたんだろうか?、分からん。
「え、そんな凄い?、可愛い子に褒められると照れちゃんだけど」
「か、可愛いなんて、イヴさんは口が上手いんですから、もう」
「いや、事実アイシャさん可愛いよ?、男に生まれてない自分の運命を呪うくらいだわ」
アイシャさんを口説き落とす私。
「あーー、ゴホン、いいかな話を戻しても」
ギルマスはわざとらしく咳払いをして話を進めようとする。
「あ、はい」
「君達はFランクから実力がかけ離れすぎている、Dランクから始めてもらってもいいかな?」
「え?、あー、はい、いいですよ別にむしろこっちからお願いしたいくらいです」
「そうか、ならばギルマス権限で昇格だ」
「えーと、これで話は終わりですか?」
「ああ」
つおい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾




