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しばしの別れ



 クラント市へ向かい、ハドリアス邸からエリオットを救出するという目的を果たすことができた水明たち。その後のハドリアスとゴットフリートとの対峙では、戦力不足と証拠不十分という理由により撤退せざるを得なくなったが、敗戦というほど苦い空気を味わうこともなく帝都への帰路に就くことができた。

 無論、胸の内に溜まったやるせなさの蟠りは晴れず、みなそれぞれ話題に出さずとも思うところがあったわけだが。



 とまれ現在は帝都に戻り、拠点前の広場に集まっていた。

 もちろんその場には、エリオットやクリスタ、今回は魔族との戦争の後始末で同行できなかったグラツィエラの姿もある。



「この度は本当にありがとうございました」



 神官服に身を包んだクリスタが、水明、黎二たちを前にして頭を下げる。帰りを待っている間は気が気でなかっただろうが、エリオットが無事戻ってきたことで安堵したのか、血色も随分といい。



「いや、今回はいろいろと迷惑をかけたね。ぼくからも改めてお礼を言わせてもらうよ。ありがとう」



 彼女の隣にいるエリオットも、礼を言いつつ、この件にかかわった者と順繰りに握手をしていく。やがて、黎二の番が訪れ、



「なんにせよ、エリオットが無事でよかったよ」


「君には借りができてしまったね。いつかちゃんと耳を揃えて返させてもらうから、そのつもりでいてくれ」


「ははは、この前僕の方もお世話になったし、気にしなくていいって」


「そうもいかないよ。借りたものを返さず黙っているのはぼくの沽券にかかわるからね。それに、そっちの貸しは君のじゃなくて――」



 エリオットはそこで言葉を区切って、水明へと含みをある視線を向けた。



「俺には握手はなしかよ?」


「なんだい? 君はぼくと握手がしたかったのかい?」


「あー、遠慮するわ。するなら女の子との方がぜってーいい」


「へぇ? 女の子に免疫なさそうなくせに言うね? もしかして無理してる?」


「うっせー! 悪かったな!」



 エリオットが口元にわずかな嘲けりを忍ばせると、肩をすくめていた水明の余裕が剥がれ落ちる。今回は完全に藪蛇だった。



「だけど、まさか君に助けられるとはね。一生の不覚だよ」


「言ってろ。これで前の黎二たちの件はチャラだからな?」


「ほんと君は言い草に品がない」


「うるせえ俺はお前と違って育ちが普通なんだよ」



 そう言って、皮肉を言ったり文句を言ったりを始める水明とエリオット。こういった戦いでは、皮肉屋で口の悪い水明よりも、飄々とした態度のエリオットに分があるが――いつまでも言い合いをしそうなことを察したか、黎二が止めに入る。



「まあまあ二人とも、ケンカはそこまでにしてさ。今日のメインイベントといこうよ」


「そうだね。そっちに関してはぼくも大いに興味がある」


「一応それが今日集まってもらった目的だからな」



 黎二の話題逸らしの提案に、エリオットも水明も乗っかり、そして広場の片隅へ。

 ぞろぞろとみな連れだって歩いていく場所は、以前フェルメニアがプールを造ったところ。いまは水槽の代わりに、大きな魔法陣が敷かれていた。



 エリオット監禁の結果だけ聞きに来ていたグラツィエラが、魔法陣を前にしゃがみ込み、興味深そうにそれを見つめる。



「これが、お前たちのいる世界に帰るための魔法陣か……」



 式の組成を調べているのか。読み解こうと魔法陣に触れているグラツィエラ。そんな彼女に、答えたのは当然水明。



「そういうことだ。つーかいなくなった隙に勝手にいじくったり消したりするなよな?」


「やったところで抜け目ないお前のことだ。すでに行き来する手段は確立しているのだろう?」


「まーな」



 そう、帰還の魔法陣を完成させた折、すでに行き来ができるように座標等は頭に入れている。野ざらしの魔法陣に依存してしまえば、何かしらの要因で消えてしまったとき、戻って来ることができなくなってしまうからだ。いくつか手段を作っておかないと、困ることになる。



「だが、まさかプールがヒントになるとは思わなかったけどな」


「そこはフェルメニア殿に感謝しなければな」


「それもそうなんだろうが、なんつーか皮肉だよな」



 この世界に呼び出したのがフェルメニアで、帰る方法を思い付く糸口を作ったのも彼女のおかげ。なんというか、なんというかである。



 そんな中、レフィールの言葉を聞いたフェルメニアが、



「ふふふ……スイメイ殿、お礼を言ってもいいのですよ?」



「……なあ、それについては十分お礼は言っただろ? まだ足りんのか」


「一日一回言ってもいいんですよ? 褒めるだけタダです。むしろ儲かります」



 何が儲かるのか。よくわからないが、こんな態度を取られるのはちょっと腹立つため、



「へーへー。ありがとうございますー、さすがは白炎のフェルメニアさまですー」


「む、それは適当すぎですよ!」


「まー、ともあれだ――おい、瑞樹、いい加減機嫌直してくれよ」



 フェルメニアのことは置いておき、水明は瑞樹に声をかける。彼の言った通り、瑞樹は不機嫌全開で、端っこの方で頬を目一杯膨らませていた。



「ふーん。水明くんのばかばかばーか! 魔法に失敗して死んじゃえばいいんだよ!」



 安濃瑞樹、憤懣やるかたなし。そんな調子で叫ぶ彼女に、フェルメニアが苦笑いをしながら、



「ミズキ殿、それはちょっと困りますよ……私たちも付いていくのですから」


「じゃあ水明くんだけ失敗すればいいよ。ピンポイントで」



 水明がひどい目に遭うことに固執する瑞樹に、今度はレフィールが腕を組んで困ったように言う。



「いや、それだと今度は我々が帰れなくなるんだが……」


「じゃあ水明くんだけひどい目に遭っちゃえ! なんでもいいから!」



 いつまでも機嫌を直してくれないことに、水明は大きなため息を吐く。ハドリアス邸での戦いのあと、謎精霊がどこかへ行き、普段の瑞樹に戻ったため、彼女にも自らが魔術師であるということを告白したのだが――こうなった。



 当然と言えば当然の帰結だが、話したその日はもちろんのこと、帰りの馬車でも口はきいてもらえず、話しかけて返事があったのはつい数時間前という有様。

 魔術師であるのを黙っていたこと……というよりは、どうにもこれまで散々彼女の中二病を否定してきたのを怒っているらしい。ある意味で、彼女の大好きなオカルト情報を独り占めしていたようなものでもあるため、怒り倍増なのだろう。



 それゆえ、水明はあの夜から、瑞樹に謝り通しているのである。



「だから俺が悪かったからって、そろそろ許してくれよ……」


「うるさいよ! ずっと私に詫び続けてよ! 死ぬまで! 一生!」


「いや、それはさすがに……」


「ばーかばーかばーか! ふーんだ!」



 幼稚な罵倒をぶつけまくり、またふくれっ面のふてくされモードに突入する瑞樹。彼女がそんな様子な一方で、エリオットが訊ねてくる。



「それで、これから行くのかい?」


「ああ。さっさと帰って向こうでしこたまできてる憂慮ってヤツをどうにかしないといけないからな」


「……そうだよね、学校とか」


「……友達とか」


「……うん、家族とか」



 憂慮。その言葉に、敏感に反応したのは、当たり前だが黎二と瑞樹と初美である。これまで気にしないように……というよりは、つとめて考えないようにしていた事柄だ。向こうでは一体どうなっているのか。あまり想像はしたくない。



 そんな中、レフィールが、



「すまない。みんなで行くという話だったが、私は残ろうと思う」


「急に、どうしたの、です?」



 驚いたように目を開くリリアナに、レフィールは決意したような表情を見せ、



「いや、私は留まって修練を積もうと思ってな」


「残って修行をする、と?」


「ああ。やはり、いまの私の悩みを解決するのに、近道はないと思う。私も剣士である以上、剣を振って見つけるべきだと思ったんだ」



 確かに、剣士の憂慮は剣を振らなければ解決しないとは真っ当な道理だろう。

 だが、それには水明が、否定の言葉を投げかけた。



「――いや、レフィは絶対こっちに来るべきだ」


「なぜだ?」


「いやな、俺さ、レフィを師範(せんせい)に会わせようと思ってたんだよ」


師範(せんせい)?」


「お父さんに?」



 レフィールと初美の言葉に、水明は「ああ」と言って頷く。水明の言う師範(せんせい)とは、初美の父親にして水明の通う道場の主のことだ。武界百剣の頂点、四聖八達が一人にして第四位(ソードオブフォー)。朽葉鏡四郎。剣士として大成したこの男に会って話を聞けば、きっと得るものがあるはずなのだ。



師範(せんせい)は、俺の父親の世代の化けモンの一人だ。話すだけでも無駄にはならないと思うぜ?」


「確かに、私も何か得るものがあると思うわ」



 一度手合わせしている初美も同意したことで、レフィールは興味を引かれたのか、真剣な表情で訊ねる。



「ハツミ嬢のお父上か。以前から話にはたびたび出ていたが……どれほど強いんだ?」


「……どれほどって、なあ?」


「……うーん、一概に言葉にできないっていうか、ね」



 二人して目を逸らす水明と初美。俱利伽羅陀羅尼幻影剣朽葉流、朽葉鏡四郎。高層建築物を刀の一振りで縦にぶった斬るとかいう並外れた人外だ。人一人の強弱の範疇をすでに飛び越えているため、確かになんと言っていいかわからない。



「というわけでだ。レフィも来る。これ決定な」


「わかったわかった」



 水明はレフィールの腕を掴んで、魔法陣を上に引っ張る。すると、フェルメニアも魔法陣の上に乗った。



「スイメイ殿の世界、楽しみですね」



 あとに続く、リリアナと初美。



「私も、楽しみです」


「動物も一杯いるしね。向こうに着いたら、動物園行こっか?」


「どうぶつえん、ですか?」


「世界のいろいろな動物を飼育しているところよ」



 初美の言葉を聞いて、リリアナの目がぱあっと輝いた。向こうの世界、彼女が行きたいと思うような場所は山ほどあるだろう。先ほど初美の言った動物園をはじめ、ペットショップにふれあい牧場、猫カフェなんぞに連れて行ったらもだえること間違いなしだ。



 そんな盛り上がっているところに、水を差す空気の読めないろくでなしが一人。



「俺たちは遊びに行くんじゃないんだからな。そりゃあ多少の息抜きはいいけど、第一は観光じゃなくて――」



「すいめー、頭が固いです」


「そうよ水明その発言最低よ? ほんと空気読めてないんだから」


「ダメだな、うん。スイメイくんらしいと言えばらしいが」


「スイメイ殿。ぶち壊す技術はさすがです」


「ばーかばーか、水明くんのばーか」


「うぐ……」



 連続する非難とそれに便乗する瑞樹の声。それに言葉を詰まらせていると、黎二が、



「確かに。真面目一辺倒だなんて、いつもの水明じゃないよね」


「うるさいわ。いいよなお前は新しい力に目覚めたから余裕でよ」



 そうだ。まさか黎二はあの土壇場でサクラメントの力を引き出せるようになり、格段のレベルアップを果たしたのだ。女神の力に加えサクラメントである。反則なんてものではない。



 だが、黎二は黎二でそうは思っておらずのようで、表情をわずかに曇らせる。



「……僕も別にそれほど余裕だとは思ってないよ」


「あれだけとんでもない力を使えるようになって?」


「……水明がそれ言うの? あれだけ大暴れしてさ」



 水明も大概だと、黎二が非難の視線を向ける。にしては、いつものように言い返す声に元気がない。

 ともあれ、黎二の瞳の奥に、どこか思いつめたような光が定着しているのに気付いた水明は、



「……なあ黎二、どうしたんだ? お前、元気ないぞ?」


「いや、ちょっと気になってることがあってね」


「気になることか」



 黎二の言う気になること。それには水明も思い当たる節はある。



「あのとき言われたことを気にしてるのか? でもありゃあよくある精神攻撃の類だぞ? そんなに気にする必要はないと思うぜ?」



「そうなんだろうけど。でもどこか引っかかってさ」



 ゴットフリートが忠告した「自分を失いたくなければ、女神の意思に抗うことだ」という言葉。それは、水明にもわからない話ではない。黎二の魔王討伐はそれだけ唐突だったのだ。神によって知らないうちに操作されている。もてあそばれている。そんな風に語られれば、確かに思うところも出てくるし、それに関しては当の本人の方が強い違和感を持っているはずだ。



「……やっぱりお前も一度帰った方がいいと思うぜ? 一度向こうの空気に触れて、落ち着いた方がいい。知らないうちに息が詰まってるんだ」


「そうかな……でも」


「俺から言わせれば走りすぎてる。休憩だって必要じゃないか? 俺もクラント市に行く前に息抜きしたけど、有益だった。フェルメニアに気付かせてもらったからな」


「えへへ……」



 褒められて嬉しいか、にへら、とだらしない笑みを浮かべ始めるフェルメニア。そんな彼女を置いておき、水明は、


「こっちに来い。いっぺん戻ろうぜ?」


「ううん、やっぱり僕は残るよ。それに水明たちに加えて僕たちまでいなくなったら、ここで起きる問題に対応できなくなるかもしれないし」


「だがなぁ……」


「ごめん。わがままを言わせて欲しい」



 黎二は、思った以上に頑なだった。それだけこの世界のことが心配なのか。そうも思うが、いまはやはりそれも、ゴットフリートが言ったことと関係あるようにも思えてならない。



 だが、決意が固い以上、これ以上食い下がっても意味はないか。



「…………そうか。わかった。お前がそう決めたんなら、俺がこれ以上言うのも野暮だわな」


「うん。ありがとう」



 そう言って、律儀に礼を言う黎二。そんな彼は、ふと広場の端で膨れている瑞樹の方を向き、



「瑞樹はいいの? 戻らなくて」


「私は残るよ。黎二くんが残るんだもん。私も一緒」


「ごめんね」


「いいの。気にしないで」



 そう言って、黎二には笑顔を向ける瑞樹。そんな彼女に、水明はつい、



「もとに戻ったんだからいいタイミングだと思うんだけどな」



 何気なくかけた言葉の何がいけなかったか。途端に瑞樹の顔が真っ青になった。

 しかしてその意味に気付いた水明は、彼女の内心を察して気まずそうに顔を逸らし、謝罪する。



「……いや、すまん。なんでもないんだ。いまの言葉は忘れてくれ」


「やめて! 同情の言葉はやめてお願いだから!」



 顔を両手で隠し、ひーんと悲嘆に暮れる瑞樹。その悲しみの原因は無論、あれだ。あのことだ。水明や黎二はそれを察してこれ以上は触れなかったが、もちろん瑞樹の過去を詳しく知らない者たちもいるわけで、



「――なんだミズキ、九天聖王イオ・クザミがそんなに悪いのか?」


「――いろいろと苦労はしましたが、イオ・クザミ殿には助けていただきましたし、私もそれほど悪い印象はないのですけれど」



 いけないことを口にしてしまったのは、グラツィエラとティータニアだった。九天聖王イオ・クザミを過去の過ちの産物とは知らないがために、かけた言葉が気遣いになっていない気遣いとなってしまう。



 一方瑞樹は瑞樹で、過呼吸気味にはーふーと呼吸を繰り返している。そんな中も、二人はよせばいいのに気遣いという名の追撃を続け、



「イオ・クザミの魔術で――」


「ミズキ。乗っ取られていたことを恥じることはありません――」


「いやぁあああああああああああああああああああああああああ! グラツィエラさんにティア! お願いだからこれ以上私のブラックヒストリーを紐解かないでぇええええええええええええ! もうやめてぇええええええええええええええええええ!!」



 堪らず瑞樹が頭を抱え、泣き出してしまう。



「そうか? 大活躍だったが……」


「ええ」


「大活躍ってどういう意味の大活躍なの!? 私は一体何してたの!?」



 瑞樹の訊ねに、グラツィエラとティータニアは、しかして。



「いや……」


「それは、まあ……」


「そこで目を逸らさないでよ! 途端に説得力なくなるよ!」



 そんな中、苦笑いの黎二が、水明の方を向いて、



「ねぇ、そこんとこ水明なら再現できるんじゃない?」


「ちょ、おま黎二!? こんな状況で俺に振るんじゃねぇよ!!」


「ほら、この前帝国軍の陣地でやってたじゃない? ふははははとか笑いながらさ」



 さすがにもう限界か。瑞樹は白目を剥いて、その場に倒れ込み、口から泡と液体を吹きこぼす。



「やめて……掘り起こさないで……そうしないと死んじゃう。私精神的に死んじゃうから……」



 それを見ていた水明は、話題を変えないとマズいと思ったか、



「……じゃあ、なんだ。そろそろ起動するか」


「ちょっと水明! 逃げるつもり!?」


「逃げるも何もいまから行くって言ってただろうが! 瑞樹のことはお前らで何とかしろし!」


「ちょ、卑怯者!」



 追いすがろうとする黎二に舌を出して応え、水明はフェルメニアを急かす。



「フェルメニア、補佐の方頼むわ。おかしなことになる前にさっさと行くぞ?」


「は、はい。お任せを」



 すでにおかしなことになっているということは無視して、水明はフェルメニアと共に帰還の魔法陣を起動させる。



 すると、その場に居合わせていたセルフィが、初美に声をかけ、



「ハツミ、いってらっしゃい」


「ええ。向こうでやること済ませたら、戻って来るから、それまでガイアスとヴァイツァーのことよろしくね」



 二人の穏やかなやり取りは、水明たちの落ち着かないやり取りとは対照的。

 一方黎二も、魔法陣が起動したことを見て諦めたか。ため息を吐いて、気を入れ替え、笑顔を見せる。



「いってらっしゃい。面倒かけるけど、向こうのことよろしくね」


「水明くん! わかってると思うけど、お土産よろしくだよ! 私への詫びの気持ちがどれくらいあるか、それで決まるんだからね!」


「へいへい、わかりましたよー」



 魔法陣に乗り出発する者、それを見送る者みんなで手を振り合う。

 やがて水明たちは、青い光芒に呑まれ、異世界から現代世界地球へと、転移したのだった。






七月二十五日に、『異世界魔法は遅れてる!』のコミカライズ第一巻が発売します!

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